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【体験談】山あり谷あり!世界が近くなるオーストラリアのワーキングホリデー!

2018.08.24

留学くらべーる編集部

【体験談】山あり谷あり!世界が近くなるオーストラリアのワーキングホリデー!
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海外での生活に何となく憧れがある…という方も少なくないはず。
今回ご紹介する蒼間さんもそのひとりで、その夢を実現するためにオーストラリアでワーキングホリデーをすることを決めました。

蒼間さんのワーホリは、シェアハウス探しやファームでのお仕事、ラウンド(オーストラリア一周)旅行などで、ときにはトラブルに見舞われることもあったよう…。

1年以上の滞在となったワーホリ体験を赤裸々に語ってくれているので、ぜひ読んでみてくださいね♪

プロフィール

項目 概要
名前 蒼間さん
渡航した年月 2015年8月
渡航先の国/都市 オーストラリア/シドニー
渡航時の年齢 27歳

憧れのワーキングホリデー!~真夏の日本から冬のオーストラリアへ

専門学校時代から何となく憧れていたワーキングホリデー。

英語にどっぷり浸れる世界で、勉強ができて働けて資金も抑えられるなんて最高!
ずっと行ってみたかったけれど、就職もあまりうまくいかず、お金もないし…とズルズル行けないでいました。

しかし、このままではいけない!と思い、ワーホリのためにいろいろ情報を集めはじめました。

私が重視したのは、「自分の底力を上げる」こと。
LCCなんて使ったこともありませんでしたが、費用が限られているので、節約できる部分は最大限削れるよう、保険や航空券も安いものを探しました。

結果、保険は9万円まで抑えられました。

オーストラリア・ワーキングホリデー

そしてシドニーへ~シェア探し、挫折と逆転ホームラン

ホームステイは費用が高く当たり外れが激しいと聞いていたので、現地についてからシェアハウスを探すことに。
電話で住所を聞いたり、SMSで見学依頼のメールを送ったり、すべて英語なのでおっかなびっくりでした。

15件ほど見学した後、キャムシーというエリアにあるネパール系の家へ。

が、入居してからオーナーの友人家族と一緒に住むと聞かされ、その子供が1日中叫びっぱなし泣きっぱなし!
もともと子供が苦手なのに加え、朝の6時過ぎから夜11時半まで注意するでもなく家中走り回らせて放置の親にキレ、すぐに別のシェア探しを始めました。

2件目のシェア先はペルシャ×台湾のカップルと、オージー、キウィ(ニュージーランド人)の女の子。
交通の便がすごく良いだけでなく、みんなすごく優しく、ときどき遊びや食事に連れて行ってもらうこともあり、後々のラウンド中、またシドニーを訪れたときも一緒に遊ぶくらい仲良くなりました。

ワーキングホリデーでシェアハウス

定番ジャパレスのアルバイト~SushiはHealthy?

シドニーには700件以上のジャパレスがあり、今もまだ増え続けています。
求人サイトもありますが、こちらでは飛び込みでレジュメを渡して数で当たるというのが基本です。

昔は低賃金、過酷労働の代名詞だった日本食レストランも、今では時給12~15ドル(約1,000~1,200円)。
私は回転寿司のホール係になり、時給は13.5ドル(1,150円ほど)。

学校に行きながらディナータイムだけ入っていたのでカツカツの生活でしたが、その分国際色豊かなオーストラリアのスーパーで食材を吟味したり、日本では売っていない材料で本場の料理に挑戦してみたりと、自炊スキルがかなり上がりました。

余談ですが、こちらではラム肉が普通に売っているので道産子でジンギスカン大好きな私は自家製ジンギスカンのたれを作り、漬け込んでいました。

他にもグラタンやぜんざい、オムライスなどをシェアメイトたちにも振る舞いましたが、どれも大好評でした!!

レストラン

これが学校!?英語で英語を学ぶ環境の楽しさ

学校も現地で見学をしてから決めました。
日本人もそれなりにいましたが、他の国の子たちとも仲が良く、休みの日は一緒にバーベキューをすることもありました。

私は中級クラスからのスタートになり、日本人が半分、あとは韓国人、台湾人、タイ、ブラジル、ロシア、フランスなど。

上に行けば行くほどヨーロッパ系の比率が上がりアジア系は少なくなるので、頑張って勉強しました。
その結果、2か月でレベルアップテストに満点で合格し、8割がヨーロッパ・南米系という上級クラスに入ることができました。

また、3か月に一度は遠足があり、クラスごとに近場のビーチへ出かけ、みんなで食材を持ち寄ってバーベキューもします。

授業は、「実際に使う」ことを想定されたものでした。
「自分で使える」ようになるよう、クラスのメンバーを例文に取り入れたり、お互いに文章を作ってホワイトボードで発表したりと、日本での勉強とはだいぶ違う印象でした。

“楽しく学ぶ”ことでより鮮明に記憶に残るので、学校は行けるだけ行っておいたほうがいいと思います。

語学学校での友人

ちょっと悲しいニューイヤー…のちラウンドへ

シドニーはニューイヤー花火が大変有名で、年末のハーバーブリッジ周辺は人でごった返しています。
私はクラスメイトのオーストリア人(ラリアではない)のリサと、同じくクラスメイトのブラジル人たちの家に行き、花火に合わせて移動することに。

ところがあまりに人が多すぎて途中ではぐれてしまい、探し回っているうちに急に空しくなってきて…。
まったく知らない人たちと花火を見る気にもなれず、結局電車に乗って帰ってきてしまったのでした。

そしてニューイヤーが終わり、シェアメイトの誕生日をお祝いするために数日待ち、旅費が安いことと暑いところに行ってみたいということでケアンズへ!

シーズンなのでマンゴーが1個99セント(80円くらい)で売っています。
日本じゃ考えられない!

オーストラリアでの新年

暑い!暑い!真夏のケアンズ&バナナファーム

ネットで調べ、セカンドビザを取るためにバナナやマンゴー、コーヒーなどの栽培が盛んなマリーバという町へ。

バスで1時間ほど、ぐるぐる酔いそうになる…というか毎回酔う山道を抜け、パーンと開けた田舎町へ向かいます。
マリーバでは、安さと好奇心だけを頼みにキャラバンパークのテントに滞在しました。

仕事も決まり、バナナファームで働きながら田舎生活がスタート。

結論から言うと、どうも私にはキャラバンパークは合っていなかったようです。
衛生面や不便さは我慢できたのですが、夜遅くまで大音量でロックを流しつつ続く葉っぱパーティーが耐えられず不眠症、さらにノイローゼ気味になり、マリーバから離れることに。

自分ではそれほど睡眠に神経質だとは思っていなかった分、ちょっとショックでしたが、それもまた新しい発見でした。

ケアンズへ

オーストラリア各地へ旅行、そして再びマリーバへ。

ノイローゼを癒すべく、キュランダ&ケアンズ→シドニー→ブリスベンへ、それぞれ1週間ほど旅行しました。

途中仲良くなった子たちと合流したり、突然謎のじんましんが出て全身がかゆくて仕方なく(世界地図のような痕に…)、医者に掛かって保険を使う羽目になったりしたこともありました。

冬に仕事を見つけるのは難しく、せっかく行ったパースで仕事が得られず、何とか以前働いたバナナファームでまた雇ってもらい(ただし滞在はシェアハウスに)、無事にセカンドビザのサインをゲット。

最後にグレートバリアリーフを遊覧するヘリコプターツアーに参加し、帰りの飛行機で次の旅行先であるタイへ。

ワーキングホリデーでは、今まで知らなかった自分を発見したり、時には差別を受けたり、自分が先入観で物事を見ていたことに気づいたりと、さまざまな出来事がありました。

オーストラリアは移民国家で世界中の国の人々が当たり前のように住んでいます。
訛りがありながらも英語を話し、普通に生きていて、彼らの考えや文化を直接見ることで世界とつながっていると感じました。

この感覚は、行った人しか味わえないです!

ラウンド旅行

オーストラリアのワーホリがかけがえのない経験に!

いかがでしたか?

オーストラリアでワーキングホリデーをした蒼間さんの体験談をご紹介しました!

蒼間さんのワーホリは、すべてが順風満帆だったというわけではありません。
ですが、今までにない自分に気づくことができたという経験は、オーストラリアでワーホリをしたからこそ得られたものだったのでしょう。

海外でいろんなことに挑戦したい!という方にとって、ワーキングホリデーはぴったりの選択です。
蒼間さんのように、ぜひ一歩踏み出してみてくださいね!

留学した国/都市

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