トラブルに巻き込まれない留学・ワーホリを!体験談に見る、トラブル事例集
2018.09.21
留学くらべーる編集部
何部もらっても無料!
パンフレットには留学プランや、留学エージェントの問い合わせ先が載っているので、気軽に質問すれば、留学実現がぐっと近づきます!
目次
2017年4月、文部科学省によって「大学における海外留学に関する危機管理ガイドライン」が発表されました。
大学に対してのガイドラインではありますが、もちろん各個人で注意しなければならないことでもあります。
そこで今回は、実際に海外で生活した留学生やワーホリメーカーにどのようなトラブルがあったのかを体験談を交えながらご紹介していきます。
過去の事例を知るだけでも、心構えが変わってくるので、留学やワーホリをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
参考:大学における海外留学に関する危機管理ガイドラインについて
空港でのトラブル
『当日、急遽元々決まっていたルートとは違うルートで目的地へ行くことになってしまい、予定時間を大幅に遅れることに。』
目的地の空港にはエージェントの方が迎えに来てくれる手はずになっていたので、アメリカに入国したらまずは電話をかけました。
通りがかったおじさまに助けてもらって何とか事なきを得て、夜遅く、やっと到着地のニュージャージーにあるニューアークのホテルにチェックインすることができました!
『学校が手配してくれたホテルのバスがバス停に来ず、知らない土地で野宿!?と泣きそうになってしまいました。』
たまたま飛行機の席で隣だった日本人のおじさんが通りかかり「どうしたの?」と声をかけてくれて…。
ことの成り行きを話してみると、おじさんがホテルに電話をしてくれることになりました。
空港でのトラブル対処法
渡航や帰国するための飛行機にトラブル…あまり考えたくはありませんが、もちろん起こりうること。
飛行機の遅延や欠航、預けたはずの荷物がない、迎えが来ない…などなど、空港関係だけでもいろんな問題は発生します。
到着が遅れるのが分かっていたり迎えがいなかったりした際、エージェントを介しての渡航であれば、指示を受けるためにエージェントに確認。
荷物の破損や紛失は航空会社や保険会社に確認といったように、まずは落ち着いて連絡を取りましょう。
語学力に自信がない…というときには、電話通訳のサポートが含まれている海外保険もあります。
不慣れな海外では、日本語が通じるというだけでも安心するので、自分の加入する保険がどこまでサポートしてくれるのかをあらかじめ確認しておくようにしましょう!
ホームステイのトラブル
『1部屋与えられたものの、他に5人いたのでシャワーを浴びる頃には水になっていたり、食器が汚れていたりなどメルボルンと同じ料金とは思えない環境でした…』
私が1度のワーホリでメルボルンとパースでホームステイをしたのには、パースでのホームステイ先の環境が理由でした。
3日目で出る決意を固め、学校に他を探してもらおうとしたのですが、1週間経っても進展がなく、結局自分でシェアを見つけました。
『ホストシスターの彼氏に、私がいつもシスターの一緒にいることを嫉妬されていました。もちろん態度がいい時もあるのですが、よくそっけない態度をとられました。』
3か月後、彼にムカついて学校で1回大喧嘩をしたこともあり、最終的には学校側が彼の近くにいるのは危険だと判断しました。
結果的には学校の先生が私を引きとってくれましたが、彼とよく相談して、平和的解決をすればよかったと今は思います。
『5歳のホストシスターの一緒に遊んで攻撃がすごく、学校で出る宿題もできない状況に…!』
ホストマザーのジュリアに部屋の鍵をかけるように言われ、鍵をかけるようにしました。
そうすると、容赦なくドアをキックしてくる始末(笑)
そして彼女はママにこっぴどく叱られる。
それが何日も何日も続きました。
『ルールがあまりにも細かく、最後には嫌気がさしていました。』
例えば、「○○はここにこんな風に置く」などのとても細かい決まりです。
1年間だったので我慢と思いすごしましたが、もう少しホームステイ先を選びたかったとは思いました。
でも斡旋業者さんの個人的な知り合いとあって、素性のわかる人だったので安心感という面ではよかったと思います。
『シャワーを浴びていたら急に水になる』
日本のように、電気やガスで使う時に水を温める方法なら良いのですが、タンク式のお家では、シャワーをしていたら急に水になるということが多々あります。
お湯のことがあるので、お風呂につかることができません。
地域によって違いますが、私が滞在していた地域、冬はホントに寒かったので、辛かったです…。
ホームステイのトラブル対策
留学やワーキングホリデー中の滞在方法として人気の高いホームステイですが、文化や家庭習慣の違いからトラブルが起きがちです。
ホームステイ先でのトラブル対処法としてまず行うのはステイ先との話し合い、それでも解決しないようであれば斡旋先への相談です。
ちょっとしたルールの行き違いであれば、互いの考えを伝えることで解決することもあります。
ですが、どうしても意見が合わない、このままだと衝突しかねないという場合は、周囲の人に助けを求めても大丈夫だということを頭に入れておきましょう!
せっかくの海外生活を有意義なものにするためにも、互いに気持ちよく過ごすことができたら良いですね。
公共機関のトラブル
『相手の言っていることが分からないでいるとすぐに「他の銀行へいってくれ」と言われてしまいました。』
もうかなり落ち込んでいましたが銀行口座がないと困るので勇気を振り絞って「TD BANK」という銀行へ行きました。
半ばあきらめ顔でカウンターに行くと、銀行員の女性が「どうしましたか?」と優しく声をかけてくれました。
そこでもうここが3件目の銀行だと伝えると、それを聞いたその女性は本当に私でも分かる英語で手続きをしてくれたんです!
その親切さもあり、私はこの銀行の名前を忘れることができません(笑)
『アルバイトを探すにはケータイがないとダメなのですが、ケータイを契約するには外国人登録書が必要。外国人登録は1か月くらいかかるのですぐにはアルバイトに応募ができませんでした。』
1か月なにもできないのでどうしようかと思っていたときに、友達から1か月単位で通える韓国語学校があるよ、と教えてもらったので、狎鴎亭にあるイージーコリアンアカデミーという学校で、1か月だけ中級の授業を受けました。
そこで担任だった先生がとても熱心で、韓国の生活や仕事の探し方などいろいろと教えていただきました。
『引っ越しして転送サービスを使ってもちゃんと転送されてないし、日付指定で発送しても絶対届かないし…。』
カナダの郵便局。 相当な赤字らしいカナダ郵便局は、近々各個人宅への郵便配達を辞めるそう…。
カナダで荷物を送るときは、どのように送るのがよいのかをしっかり下調べをして送ることが大切なようです。
公共機関のトラブル対策
生活するうえで欠かせない公共機関の利用。
留学やワーキングホリデーでは、さまざまな手続きで利用することになるでしょう。
この公共機関で覚悟しておきたいのが、日本のようなサービスを求めてはいけないということ!
もちろん国や個人によりますが、日本人からすると、そっけなく冷たい態度に感じられることが多いです。
手続きできないと言われた場合でも、別の日に挑戦したり、別の人にお願いしたりすると意外とスムーズに進むこともあるので、根気強く対処していきましょう。
体調不良のトラブル
『事件ばかりが集中して起こり、もちろん中間試験はぼろぼろ。』
中間テストの少し前からベッドバグというベッドの中に住む害虫に全身を刺され、全身ブツブツ。
治りかけた頃に急性胃腸炎で救急車に運ばれたり、ようやく落ち着いたと思えば今度はシェアメイトのベトナム人男性からストーカー被害にあい、夜逃げ半ばにシェアハウスを引っ越したりと、なんとも散々な目にあいました。
(皆さんこういう時のために海外保険は本当に加入するべきです!)
『ベッドバグという人の血を吸う虫に刺されてしまい、身体中とっても痒い思いをしたことも…。』
これがもう尋常じゃなく痒いんです!(泣)
このことに関しては、私は本当に不運でした…というのもほかの友達は大丈夫でしたから。
こればっかりは運のようです。
今では笑い話の一つになってますが、いざという時のために虫刺され用の薬を持っていくことを強くオススメしたいです!
体調不良のトラブル対策
海外では、環境の変化から体調を崩してしまうということも考えられますし、体験談のように虫刺されといった事態も起きてしまうでしょう。
体調不良に関しては、飲みなれた薬を持っていく、海外保険に加入しておくなど、ある程度準備しておくことで、対処することができます。
渡航先によっては見慣れない虫などもいるので、現地の知り合いなどに効果の高い薬を確認しておくのも良いでしょう。
また、薬局で薬剤師さんに相談するというのも大切です。
体調不良になったときのことを考えて、缶詰めやおかゆなどのパウチといった常備できる食品を用意しておくのもオススメ!
知り合いの少ない環境で体調を崩すのは、気持ち的にも不安になってしまいます。
できるだけ万全の体調で臨めるように、しっかり準備を進めておくと良いですね!
車関係のトラブル
『レンタカーの営業所へ行くと、「お嬢さん、子どもには車は貸せないんだよ…」と断られました。』
当時30歳近かったですが、日本人は子どもっぽく見えるのですねえ、やっぱり。
国際免許証を見せて、なんとか借りることができました。
また、ネットでオートマ車を予約していても、「今、ないからマニュアルでよろしくー」なんてこともあります。
『ろくに整備もしていない年季の入った中古車にムチを打って長距離移動を続けていたせいもあって、ついに車がオーストラリアの荒野のど真ん中で故障。』
通りすがりの車に協力してもらいながら、何とか街まで数十時間かけて自走で戻ることができました。
結局、車は廃車…。
長距離移動をする場合は出発前に必ず整備をお願いすること!が教訓です。
自動車保険も入っていればレッカーもタダで呼べるので、強くおすすめします。
車関係のトラブル対策
留学やワーホリでは運転する予定がないという方でも、同乗時にトラブルが…ということも考えられます。
今は何か起きたときにスマホで連絡を取ったり故障の状況を調べたりできますが、ここで注意しておきたいのがスマホの充電です。
連絡がとれないとなると、それだけでパニックになってしまうことも…。
車での移動となると、近くに家やお店がない場合もあるので、遠出する際には予備のモバイルバッテリーを忘れないようにしましょう!
また、海外では日本との運転ルールの違いを把握しておくことも大切!
渡航先のルールやマナーを確認して、運転に臨むようにしてくださいね。
文化の違いでのトラブル
『まだやる仕事がたくさんあるのに携帯をずっといじっていたり、仕事中にSkypeし始めたり…。私が動き回ってアピールしても全く気づいてくれません(泣)』
なぜか私だけ必死に働いていて、ストレスがたまっていた時期もありました。
そんな中、私と同じように感じていたアルゼンチン人の男の子に、「なんで相手に言わないんだ」と言われたのです。
「今言わないと後から大きな問題になる」と。
私としては相手に気づいてほしかったのですが、そういう文化がない人にとってそれは難しいことのようです。
『韓国のトイレは日本よりも排水が弱いせいか、公共の場ではほとんどトイレットペーパーを流せないことが多いです。』
トイレの中にある大きなバケツへティッシュを捨てるのですが、これは最後まで慣れず、何度もそのまま流してしまったことがあります(笑)
さらに、ティッシュペーパーがないときも多いので、ポケットティッシュは外出時は欠かせません!
しかも、日本のようにティッシュを無料で配るなんてこともないので、購入しなければなりません。
そのティッシュも高いので、これも日本から持参するべきでした。
文化の違いに関するトラブル対策
ホームステイや体調不良以外にも、考えられるトラブルはたくさんあります。
文化や宗教の違い、仕事に関する捉え方など、国によって考え方はさまざまです。
留学やワーホリは、そういった違いを知るという貴重な機会にもなりますが、あまりにも予想外なことばかり起きると、受け入れるのにも時間がかかりますよね。
国ごとの違いをトラブルに発展させないためには、その国で何がタブーとされているのかを学んでおくことが大切です。
例えば頭を触ったらいけない国がある、サムズアップ’(親指を立てる)がネガティブな意味をもつ国があるなど、国ごとに常識が異なるので、渡航前にチェックしておくと良いですね。
トラブルに巻き込まれないための対策が大切!
いかがでしたか?
留学くらべ~るにある体験談の中から、トラブルに関するものをピックアップしてお届けしました!
ただでさえ言葉が通じにくい海外ですが、特に公共期間などでは行き届いたサービスを受けられる可能性が低いです。
トラブルが起きた際に少しでもスムーズにコミュニケーションが取れるよう、日本にいるうちから語学の勉強をしておいたり、トラブル時に役立ちそうな例文を用意していたりと対策をしておくとよいですね!
また、少しでも不安をなくして留学やワーホリに挑戦したい方は、エージェントの利用もオススメ!
エージェントは、24時間の日本語緊急対応やトラブル対策講座、電話・ネット手続きの説明、滞在先探しなど、さまざまなサポートを行っているので、安心して渡航できるはず!
エージェントのパンフレットは無料で取り寄せることができるので、ぜひそちらもチェックしてくださいね♪