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【体験談】カナダでワーキングホリデー!私が日本での生活を休んで得たものとは?

2018.08.28

留学くらべーる編集部

【体験談】カナダでワーキングホリデー!私が日本での生活を休んで得たものとは?
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私ってこのままでいいのかな?今の自分の武器ってなんだろう?
就活や転職を考えたとき、そんな不安や疑問が湧き上がってくるという方もいるのではないでしょうか。

そこで今回ご紹介するのは、カナダでのワーキングホリデーを経験したAYAさんの体験談です。
日本の大学で海外からの留学生と接する機会の多かったAYAさんは、周囲の環境に刺激を受け、カナダでのワーホリを決意します。

今の自分を変えるきっかけが欲しい!
そんな方は、ぜひAYAさんの体験談をご覧ください。

プロフィール

項目 概要
名前 AYAさん
渡航した年 2014~2015年
渡航先の国/都市 カナダ/トロント
渡航時の年齢 22歳

「このまま日本しか知らなくていいの?」私が海外へ行くことを決意した理由

当時、私は九州にある大学の3年生でした。

大学では英文学科を専攻し、さらに私生活でも大学の留学生寮に日本人アドバイザーとして住み込んでいて、日本に居ながら、日々の6~7割は英語で過ごす生活でした。
今考えると決して流暢な英語ではなく、うまく伝わらなかったこともたくさんあったと思います。

しかし、そんな状況でも、文化も言葉も宗教も違う留学生たちと過ごす毎日には数多くの学びが散りばめられていました。
私とはまったく違った価値観の中で生きてきた彼らの視点を通して見る世界はとてもキラキラと輝いているように感じました。

そうして1年間を通して120人以上の留学生と共に生活をするうちに、ひとつの疑問が頭から離れなくなりました。

「私はこのまま日本しか知らずに社会に出てもいいのかな?」

その頃、私は就職活動を目前に控えていましたが、敷かれたレールを歩くように、仕方なく就職活動の波に乗るのがとても退屈なことに思えて仕方がありませんでした。

一方で、一緒に過ごす留学生たちの多くは日本に来た理由はもちろんのこと、年齢すらバラバラでした。
日本の留学プログラムが目的で大学に入学した人、30歳を超えて日本語を学ぶ決意をした人、日本の水族館が大好きで沖縄に行くための勉強をしている人…。

そんな彼らと一緒にいるうちに、私もどうしても自分の意志で何かをやり通してみたくなってしまったのです!

カナダで出会った友達

冬はマイナス20度!?極寒の地トロントでワーキングホリデーをすることに決めた理由

私は大学4年になるはずだった1年間を休学し、カナダへとワーキングホリデーへ旅立つことにしました。

留学ではなくワーキングホリデーを選んだのは「新社会人になる前に日本以外の社会を見てくること」が私の海外渡航の目的だったからです!
そして、数あるワーキングホリデー協定国の中でもカナダのトロントを渡航先へと選んだ理由は

●カナダが英語公用語の土地であること
●カナダの中でもトロントは移民によって構成された都市だということ

という2点です。 上記の理由から、カナダは他のワーキングホリデー協定国よりも比較的仕事を見つけやすそうだと感じ、ワーキングホリデー先に決めました。

そして2014年4月、私がトロント・ピアソン国際空港に降り立ったのは夕日が綺麗な時間帯でした。
ホームステイ先へ向かう車の中から人生で初めて見る野生のリスやアライグマ(!)を見つけては英語圏初海外の地トロントへ、さらなる期待と不安を膨らませていました…。

カナダ

大都会と自然が共存…?トロントってどんなところ?

私は渡航した当時、トロントという地のことを正直あまり知りませんでした。(笑)

メープルシロップやナイアガラの滝のイメージが強く、自然ばかりの場所を想像していたのですが、ダウンタウンにはたくさんの高層ビルや最新ファッションのお店が立ち並んでいました!

その一方で、電車で15分ほど離れた駅に行けば、緑の溢れる公園や海のように大きな湖があり、大自然を楽しむこともできます。

平日は街中のお洒落なカフェで勉強や仕事に打ち込んで、金曜の夜はダウンタウンのレストランで少し贅沢な食事をして、週末はフェリーに揺られて少し遠くのトロント・アイランドで自然を満喫したり、ディストラリー地区でアートを楽しんだり…と、都会も自然も余すところなく満喫できるのがトロントでのワーキングホリデーの魅力のひとつです♪

カナダのビーチ

挫折と希望!トロントで働く1人の日本人に出会って

トロントの生活も5ヶ月が過ぎようとしていた日、私は当時通っていたビジネス語学学校のプログラムを通して、現地の国際穀物貿易の会社で長期インターン生として働くことを決意しました。

私を含めて社員は7名という小さな企業でしたが、とてもアットホームな雰囲気で、皆さんが本当に優しく、仕事やカナダについて丁寧に教えてくださいました。

なかでも、私と同じようにインターンからスタートし、そのままその企業に就職、2年間働いていた日本人の上司との出会いは私の人生のターニングポイントであったと言えます。

当時、自分の英語力にはそこそこ自信がついていたものの、いざインターンシップを始めると専門的な業務の語彙や独自のパソコンシステムなどにつまずくことも多かったです。

しかしながら、その度にきちんとフォローしながらも最後まで根気強く英語で仕事を教え続けてくれた当時の上司には本当に感謝しています。
パソコンの画面に映る涙目で情けない自分の顔を見ながら「私もいつかこんな風に格好良い大人になってやる!!!」と、何度も心の中で決意しました。(笑)

日本で新社会人になる前に国際舞台に立って、日本では決して出会えなかっただろう人たちと存分に意見交換できたのは本当に素敵な経験でした!

カナダのインターン先

大学を休学して行ったトロントでのワーキングホリデーで私が学んだこと

1年のトロントでのワーキングホリデーを通して私が学んだのは、「自分の意志で人生を切り開いていくのはこんなに楽しいことなんだ!」ということです。

学校を休学する不安、人より就活が遅れてしまう不安、海外で1人で生きていけるのかという不安…。
正直、渡航する前はたくさんの不安がありましたし、ネットで情報を調べてもマイナスのことばかりが目に入ってきました。

しかしながら、一度飛び込んで、自分のやりたいことをやってみて、失敗してまた立ち直って…と、繰り返していくうちに自分の決断に自信が持てるようになりました!

例え失敗しても、オンタリオ湖を眺めながら、「私の失敗なんて世界から見たら蟻くらい小さいものなのかも!」と明るく考えられる強さを手に入れることができたのです。

それより何より、「世間」ではなく「自分」が自ら人生を切り開いている感覚が楽しくて仕方ありませんでした?

ワーキングホリデーを終えてもその感覚は変わらず、自分の意見を伝えること、進んで挑戦してみること、新しいことを学ぶ楽しさを学んだ私の毎日は今、キラキラと輝いています!

カナダ国旗をイメージした壁紙

カナダのワーキングホリデーが大きな自信に繋がった!

いかがでしたか?

日本以外の国を知らずに就職してしまって良いのか…そういった不安を胸に抱えたAYAさんでしたが、カナダでのワーキングホリデーに挑戦したことで、大きな強さを手に入れることができました。
明確な目的を持って渡航先を決めたAYAさんだからこそ、ワーホリで得られた自信や経験が大きかったのではないでしょうか。

そんなAYAさんですが、実は現在、デンマークにてワーキングホリデーをされているとのこと!
デンマークでの生活についても伺っているので、ぜひそちらの体験談もチェックしてくださいね♪

AYAさんのデンマークのワーキングホリデー体験談はこちらから

留学した国/都市

カナダワーキングホリデーの留学プログラム

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