ニュージーランドでワーキングホリデーをするなら知っておきたい仕事情報まとめ
2024.10.10
留学くらべーる編集部
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パンフレットにはワーキングホリデー各国の情報や費用、語学学校のプランなど、ワーキングホリデーに役立つ情報が盛りだくさん !
目次
観光だけでなくワーキングホリデー先としても人気の高いニュージーランド!
ここでは、ニュージーランドのワーキングホリデーでできる仕事について、役立つ情報をご紹介します。
「どんな仕事ができるの?」「どうやって探すの?」など、あなたの疑問にお答えしているので、ぜひ参考にしてくださいね♪
ニュージーランドのワーキングホリデーでできる仕事
まずは、ニュージーランドのワーキングホリデーでできる仕事を見てみましょう!
2021年3月時点でのニュージーランドの最低賃金は【18.90ドル(約1,470円)】で、ワーキングホリデー協定国の中でも比較的高いです。
また、ニュージーランドは毎年のように最低賃金が引き上げされており、2021年4月からは1時間あたり20ドル(約1,550円)にアップすることも発表されています。
実際はこちらから税金が引かれるためそのままもらえるわけではありませんが、最低賃金で1日8時間・週に5日働いた場合は1週間で5万円程度の収入がみこめるでしょう。
ニュージーランドのワーホリは働く期間に制限がないので、気になる仕事があればぜひチャレンジしたいですね!
参考:Current minimum wage rates | ニュージーランド政府
ニュージーランドのワーキングホリデーで働ける仕事について(時給の目安)
職種 | 時給の目安 |
---|---|
フルーツピッキング | 18.90ドル(約1,470円) |
日本食の調理スタッフ | 19ドル(約1,475円) |
工務店スタッフ | 20ドル(約1,550円) |
スタイリスト | 21ドル(約1,630円) |
オーペア | 週に440ドル(約3.4万円)のおこづかい |
ニュージーランドのワーキングホリデーでできる仕事は他にもたくさん!
ほかにもニュージーランドでのワーキングホリデーでは、
- お土産屋のスタッフ
- ファーストフード店スタッフ
- ダイビングやスキーのガイド
- 日本語教師アシスタント(ボランティア)
などの仕事にチャレンジできます。
基本的には最低時給からのスタートが多いようですが、経験の有無や英語力によっては交渉できることも!
最初は慣れるまで日本人経営者のお店で働いて、英語力が身についてきたらニュージーランドならではの仕事にチャレンジしてみるのもよいかもしれませんね!
仕事内容によってはワーホリ延長も可能!
ニュージーランドのワーキングホリデーは、農園で3ヶ月以上アルバイトをすることで滞在期間を3ヶ月延長することができます。
12週間分の給与明細や帰国時の航空券用の費用など、いくつかの証明が必要にはなりますが、ニュージーランドにできるだけ長く滞在したいという方にとって嬉しい規定ですよね!
ニュージーランドのワーキングホリデーで人気な職種の仕事内容について
では、ニュージーランドのワーキングホリデーでは、具体的にどのような仕事をするのでしょうか。
こちらでは、ワーキングホリデーでおすすめの仕事とその内容についてご紹介します!
フルーツピッキング(農場スタッフ)
ニュージーランドならではの体験ができる職業の一つが、フルーツピッキングです。
ニュージーランドは農業が盛んな国で、全国各地にフルーツ農場や野菜ファームが数多くあります。
給料は時給制や出来高制など農場によって異なってきますが、頑張り次第で多く稼ぐことができます。
肉体労働なので体力は必要ですが、一緒に働くのは地元の人や同じくワーキングホリデーで世界各地からニュージーランドを訪れている人たちなので、英語の勉強にもなりますよ!
カフェスタッフ/バリスタ
ニュージーランドのカフェ文化はとても発達していて、街のいたる所にたくさんのカフェがあります。
カフェでの主な仕事は、フロア・キッチン・バリスタの3つです。
コーヒーを作るバリスタはとても人気で、バリスタ育成コースを設けている学校もあります。
英語だけでなく、コーヒーの知識や技術も身につくので、一石二鳥ですね♪
カフェの営業時間は多くが朝7時頃~夕方3時、4時頃までで、夕方以降に自分の時間が確保できる点もおすすめ。
最近は日本人経営のカフェも増えてきているので、カフェで働きたいけれど言葉が不安という方でも挑戦しやすいですよ。
ツアーガイド
観光に力を入れているニュージーランドでは、1年を通してたくさんの旅行者が訪れます。
ハイシーズンは夏の12月~2月ですが、北半球が夏の間にニュージーランドでスキー・スノーボードを楽しみに訪れる方も多く、冬の間も旅行者は絶えません。
日本人ツアーガイドとしての主な就職先は日本人経営の旅行会社か現地企業です。
日本から旅行に来ているお客様を案内するお仕事なので、日本語が話せることが強みとなります。
もちろん現地のホテルやお店、ドライバーなどとのコミュニケーションも必要なので英語を使う機会も多くあります。
ニュージーランドに詳しくなれるうえに、日本語を武器に働けるお仕事ですよ♪
ホテル / バックパッカーズのスタッフ
観光地にはホテルやバックパッカーズが数多くあるため、レセプションやクリーナーの仕事も人気があります。
仕事をする代わりに宿泊代・光熱費が無料になるエクスチェンジの形をとっている所が多く、仕事先によってはお小遣いが頂けるところもあります。
また、ワーホリメーカーの多くがフラットを借りて生活していますが、ホテルやバックパッカーで働くことで、家賃が浮くと思えばかなり節約になりますね♪
宿泊している人は世界各国からの旅行者で、従業員も国際色豊かです。
世界中の人とコミュニケーションをとりたいと思っている方にはうってつけのお仕事ですよ!
日本食レストランのスタッフ
ニュージーランドでは近年日本食がブームで、特にお寿司の知名度は高いです。
カジュアルな寿司屋、ラーメン屋からコース料理を提供する本格的な料理店まで、街のあちこちにたくさんの日本食レストランがあります。
海外で働くのが初めてで言葉に不安がある方は、日本人オーナーのレストランで仕事を始めてみるのがおすすめです。
主な仕事はキッチンハンドとフロアスタッフ。
日本食レストランと言えどもお客様やスタッフ同士の会話は英語なので、少しずつ英語に慣れていくことができます。
多くのレストランでは賄いが出るので、食費が浮くのも嬉しいポイントですね♪
幼稚園ボランティア
ボランティアには教育や福祉の分野などさまざまなものがありますが、その中でも人気なのが幼稚園でのボランティア活動です。
ニュージーランドの教育について触れることができ、幼児教育に興味がある方や日本または海外の教育現場で働いていた方には特におすすめです。
主な仕事内容は、先生の補佐や絵本の読み聞かせ、子どもたちと一緒に遊ぶことなどです。
子ども達の英語は分かりやすく、たくさん話しかけてくれるので、毎日楽しく英語に触れることができますよ。
また、ニュージーランドの教育現場では原住民のマオリについて勉強するので、ニュージーランド・マオリの文化も知れる貴重な機会です。
ワーホリサポートプログラムもチェック!
よりリアルな情報が知りたいという方は、ニュージーランドのワーキングホリデープログラムもぜひご覧ください。
英語力アップができたり仕事のサポートを受けられたりなど、ワーホリの不安を減らせるプログラムも数多くありますよ。
ニュージーランドのワーキングホリデーで仕事を探そう!
こちらでは、ニュージーランドのワーキングホリデーで仕事を探す方法をご紹介します!
仕事探しは運やタイミングも重要なので、興味のある仕事を見つけたらすぐに行動することも大切ですよ。
インターネットで探す
求人サイトで検索して探す方法と求人サイト上で自分の英文履歴書を登録する方法があります。
<ニュージーランドでの仕事探しに役立つサイト>
- ニュージーランドで日本人向けの仕事を探すなら「NZdaisuki」(日本語)
- ニュージーランドでローカルの仕事を探すなら「Trade me」(英語)
- ニュージーランドで本格的な仕事を探すなら「seek」(英語)
ニュージーランドに住んでいる日本人向けのサイトで有名なのは「NZdaisuki」です。エリアごとで検索できるので便利ですよ!
現地の求人サイトには「Trade me」や「seek」などがあり、日本人向けの求人サイトより情報量が多いです。
ただし、すべて英語表記なので利用するのにはある程度の英語力が必要です。
新聞 / フリーペーパー / 掲示板で探す
オークランドやその近郊で発行されている新聞「The New Zealand Herald」は月曜と水曜、クライストチャーチを中心に南島の各都市で読める「The Press」は水曜と土曜に求人情報がたくさん掲載されます。
日本人向けの求人フリーペーパーやタウン情報誌なども見かけたらチェックしておきましょう。
また、人が集まるフードコートやバスターミナル、ユースホテルなどには求人広告が張り出された掲示板があります。
日本食レストランなどの日系のお店に設置されている掲示板なら、日本人向けの仕事が探しやすいですよ。
友人や知り合いに紹介してもらう
友人や知り合いが働いているお店や企業を紹介してもらって職をゲットした!というケースは非常に多いです。
良い職場で働いているワーキングホリデー中の友達がいたら、日頃からアピールしておきましょう。
また、友人だけでなく滞在先のホストファミリーやシェアメイトなどに仕事を探していることを伝えておくと、仕事が見つかる可能性がもっと高まりますよ!
自分の足で探す
カフェやレストラン、お土産屋さんなどの店頭の窓や店内に「Now Hiring」「Staff Wanted」という張り紙がされていることがあります。
気になるお店があれば、積極的にお店のスタッフに声をかけてみましょう。
求人の張り紙をしているお店はすぐにでもスタッフが欲しい場合もあるので、意外とスムーズに採用してもらえるかもしれません。
また、求人の張り紙がなくても飛び込みで履歴書を配ってみるのもアリです。
ワーキングホリデー中は、積極性を持って果敢にチャレンジしていくのが大事ですよ!
エージェントから紹介 / 斡旋してもらう
留学エージェントの中には、仕事探しのサポートや仕事の斡旋を行っているものもあります。
エージェントを利用することで、自分の語学力や性格に合った仕事は何があるのかを相談しながら進めることができるので安心です。
また、エージェントは仕事をするうえで欠かせない納税者番号の取得や銀行口座開設の手続きサポートなど、スムーズに仕事探しができるようにさまざまな支援を行っているのも嬉しいポイントです!
ニュージーランドのワーキングホリデーで気になる仕事を見つけたら!~採用までの流れ〜
ニュージーランドのワーキングホリデーでの仕事探しの後は、仕事をゲットするための履歴書作成や面接が待っています。
順番に詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 履歴書(Resume / CV)を作成する
気になる仕事を見つけたら、まずは履歴書(Resume/CV)を作成しましょう。
日本のように決まったフォーマットはありませんが、
- 手書きではなくタイプしたもの
- 写真・性別・年齢の記載は不要 ※ニュージーランドは男女平等を重視しているため
- 学歴・経歴は最新のものから
- カバーレターを添付する
に気をつけて作成すれば大丈夫です。
カバーレターとは、応募理由や希望の職種など履歴書では伝えられない点をアピールできる書類です。
簡潔かつ積極的な文章で作成するようにしましょう!
2. 面接に行く
ニュージーランドで行う面接では、日本と違ってスーツを着ていく必要はありません。
常識の範囲での身なりや時間厳守はもちろんですが、清潔な服装であればカジュアルなものでも問題がありません。
ただし、業種によってカジュアルNGの場合もあるので、面接前に確認しておくと安心です。
女性はあまり露出し過ぎないように注意してくださいね。
スカートよりパンツスタイルの方がおすすめですよ!
ニュージーランドのワーキングホリデーで仕事をする際の注意点や豆知識
仕事を探す前にやっておくべき事を紹介します。
スムーズに仕事が始められるように準備万端にしておきましょう!
携帯電話や銀行口座などの手続きをしておこう!
また、日本にいるうちから国際免許証の手配をしておくと、現地での生活の幅が広がりますよ。
銀行口座の開設
ニュージーランドではEFTPOS(エフトポス)と呼ばれるデビットカードのようなものが普及しています。ほとんどのお店で使用できるので、ほぼキャッシュレスで生活ができます。
キャッシュカードと同一なので、これ1枚でATMからのお金の引き出しも、お店での支払いも可能です。
EFTPOSで支払った場合は、銀行口座からすぐに引き落とされ、インターネットバンキングにも即反映されるので、家計簿代わりにもなりますよ♪
給料の受け取りは基本的に銀行振り込みなので、仕事を始める前に必ず口座を開設しておきましょう!
携帯電話・SIMカードの購入
お仕事を探すうえで欠かせないのが携帯電話です。
ニュージーランドの携帯電話は、日本と同じような月額プランもありますが、ワーホリメーカーに主流なのはプリペイド式です。
SIMフリーの携帯電話を持っている場合は、ニュージーランドのSIMカードを買うだけで使用できます。
SIMロックされた携帯電話の場合は、ニュージーランドのSIMカードは使えませんので、現地で端末も購入しましょう。
SIMカードがセットで付いてくる端末もあります。
端末の価格はピンキリで、メールと電話機能だけで充分と言う場合は20ドル(約1,500円)ほどから購入でき、安いものでもよければスマートフォンでも100ドル(約7,500円)前後で買うことができます。
国際運転免許があれば通勤に便利!
ニュージーランドは車社会なので、仕事によっては車を運転できることが条件として挙げられているケースもあります。
また、駐車場のスペースが豊富なため、車での出勤が許可されていることも多いんですよ♪
交通の便が悪い地域で働く場合は、車の運転ができるとかなり便利です。
日本の運転免許を持っている方は、
- 日本で国際運転免許証を取得する
- 日本の運転免許証を英訳する
- ニュージーランドの免許証に書き換える
といった方法を利用してニュージーランドで運転することができるので、ぜひ考えてみてくださいね。
納税・タックスリターンもお忘れなく!
ワーキングホリデーで初めてニュージーランドで働く場合には「IRDナンバー」という納税者番号を取得する必要があります。
取得までに2週間くらいかかるので、早めに手続きしましょう。
払い過ぎた税金は、タックスリターンという日本でいう確定申告の手続きをすることで還付を受けることができます。
毎年4月以降に「IR3 returns」と源泉徴収票が送られてくるので、期限までに手続きをしましょう。
有給休暇について理解しておこう!
1年未満で退職する際には、労働時間の8%が有給休暇分として退職時に利用できます。
有給休暇を取らない場合には、最後の給料と一緒に支払ってもらえるので安心してくださいね。
ニュージーランドの社会保障はワーキングホリデーであっても適用されるので、契約の際などにしっかり確認しておくようにすると良いですね。
仕事が探しやすい都市も参考にしよう!
仕事が探しやすい都市は、オークランドとクライストチャーチ、そしてクイーンズタウンの3都市です。
オークランド
オークランドはニュージーランド最大の都市で留学生も多いので、ワーキングホリデー向きの仕事も比較的見つけやすいです。
ワーキングホリデーをオークランドでスタートする人も多いんですよ。
クライストチャーチ
クライストチャーチは南島最大の都市で、イギリスチックな雰囲気がワーキングホリデーの人たちにも大人気。
観光地なので、飲食店やショップなど観光客相手の仕事が多いです。
クイーンズタウン
クイーンズタウンは夏はアウトドア、冬はスキー客でにぎわうリゾート地。
ツアーガイドやホテル、マッサージセラピストの仕事が見つけやすいです。
ニュージーランドのワーホリお仕事体験談も読んでみよう!
実際のところ、どんな感じで働くんだろう…と気になる方は、体験談もぜひチェックしてください。
いろんな先輩方の体験談を読むことで、ニュージーランドでのワーキングホリデーに向けて、より具体的なイメージが湧きますよ!
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ニュージーランドのワーキングホリデーでいろんな仕事に挑戦しよう!
ニュージーランドのワーキングホリデービザには就労できる期間に制限がないので、滞在中にやってみたい仕事があれば積極的にチャレンジしてみましょう!
仕事探しの幅を広げたいという方は、ぜひ留学エージェントにも相談してみてくださいね。
ニュージーランドのお仕事事情や仕事探しのコツなど、ワーキングホリデーに詳しい担当者が親身に対応してくれますよ。