社会人におすすめなのは留学?それともワーキングホリデー?
2023.08.16
留学くらべーる編集部
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目次
社会人になってしまうと、なかなか長期的なお休みがとれませんよね。
留学したいけど社会人留学とワーキングホリデー(ワーホリ)のどちらを選ぶか悩んでしまう方もいるかと思います!
今回はそんな方のために、社会人留学とワーキングホリデーの違いなどを紹介していきますので、ぜひご覧ください。
社会人留学とワーキングホリデーについて
社会人留学とワーキングホリデーはどちらも語学学習や異文化交流を目的としているので同じものと考えられがちですが、実は厳密には違います。
まずは、社会人留学とワーキングホリデーの違いについて見ていきましょう!
社会人留学について
社会人留学はすでに働いている人が仕事の休暇を利用して短期留学をしたり、休職もしくは退職して長期留学をしたりする留学スタイルです。
海外留学することで知識を吸収し、キャリアアップや転職を目指します。
期間は短期から長期まで選ぶことができ、目的も人によってさまざまです。
社会人留学は期間が限られての留学になることが多いので、
- 短い期間の中で有意義に学べるもの
- 留学プラスαで楽しめるもの
が人気です。
ワーキングホリデーについて
ワーキングホリデーは現地の語学学校等に通う必要がなく、滞在期間中は自由に行動できます。
語学に自信がない場合は最初の数ヶ月だけ語学学校に通い、残りはアルバイトや観光をして過ごすという方法が多いです。
また、ワーキングホリデーに対応している国や年齢は決まっていますが、国によっては最長で3年間滞在できます。
ワーホリであれば他のビザよりも就労制限が少ないので、生活費を抑えながら留学を楽しみたい方にぴったりの留学スタイルなんですよ。
社会人留学とワーキングホリデーの違い
社会人留学 | ワーキングホリデー | |
---|---|---|
目的 | ・語学力アップ ・専門知識の習得など |
・あくまでも休暇 |
渡航先 | 制限なし | 協定を結んでいる国 ※2021年1月時点で26ヶ国 |
年齢 | 制限なし | 多くの国で18~30歳 ※フランスは18~29歳、アイスランドは18~26歳 |
社会人留学とワーキングホリデーの大きな違いは下記の2つです。
- 渡航できる国
- 年齢制限の有無
ワーキングホリデーは日本と協定を結んでいる国にしか渡航できず、年齢制限も多くの国で18~30歳と定められています。
一方、社会人留学には年齢制限がなく、思い立ったタイミングで留学に挑戦できます。
また、ワーキングホリデーはあくまで休暇を目的とした留学なので、語学学校に通える期間が限られている国も多いです。
社会人留学は自分の目的に沿って行動でき、期間いっぱいを学習や資格取得などのために使用できるため、海外の大学院や専門学校に通いたい方は社会人留学を選択することになるでしょう。
社会人留学で得られること
限られた時間でとことん学ぶ社会人留学。
学生時代とは違う視点で経験ができるので、社会人ならではのメリットがあります。
ここでは、社会人留学でできることや魅力をご紹介します。
社会人留学でできること
社会人になってからの留学の場合、目的が定まっていることが多く、大きく分類すると以下の2つに分かれます。
- キャリアアップのための社会人留学
- 自分磨きやリフレッシュのための社会人留学
キャリアアップのための社会人留学は、今の仕事のスキルアップや転職を見据えて専門的な知識を増やしたり経験を積んだりします。
自分磨きやリフレッシュのための社会人留学は、異文化体験やアクティビティがメインです。
前者は日本では学ぶことのできない専門分野やその国独自の文化などを習得できるので、仕事を退職していた場合でも再就職の際に有利に働きます。
後者の場合でも、語学留学にプラスしておけいこやアクティビティを楽しむことが多いので、得られるものはたくさんあります。
社会人留学の魅力
日本での生活に慣れ、社会人として自立しているころに行く社会人留学では、毎日が新しい経験の連続となりますし、日本で味わえない感動や驚き、困難が待っています。
社会人留学で得られたことについて経験した人に聞いてみると、自立心や相手の意見に共感すること、意志力、コミュニケーション力だと答えます。
語学力に自信がなかったっとしても生活していく必要があるので、日本では考えられないほど目まぐるしい日々を送ることができるんです!
たとえ1週間といった短期の社会人留学だとしても、自分で考え自分で行動することが多いので、成長力は著しいものがあります。
また、専門的な知識を学ぶ絶好のチャンスでもあるので、それを吸収しようといつも以上に努力する人も多いんですよ。
社会人留学には年齢制限もないので、思い立ったときから行動できます。
これもワーキングホリデーとは違う、大きな魅力ですよね!
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ワーキングホリデーで得られること
社会人留学よりも自由なワーキングホリデー。
それぞれの目的によって、有意義な留学になるかどうかが決まってしまいます。
では、ワーキングホリデーにはどんなメリットがあるのでしょうか?
ワーキングホリデーでできること
ワーキングホリデーの特徴はなんといっても「働ける」ということ。海外で働くという貴重な経験を得ることができます。
国によっては、アルバイト募集の広告などを利用するのではなく直接お店に交渉することで雇ってもらえるケースもあり、どんどん度胸が身についていきます。
日本人の就職先として人気なのが日本食レストランやお土産物屋さん、日本人向けのツアーガイドなどです。
ファームステイが有名なオーストラリアやニュージーランドでは住み込みで農作業や動物のお世話などの仕事をすることもできます。
ワーキングホリデーの魅力
ワーキングホリデーは、海外で「働く」「学ぶ」「暮らす」のすべてができる夢のような留学スタイルです。
「学ぶ」に関してであればオーストラリアは4ヶ月、カナダは6ヶ月など国によって就学期間が定められていますが、語学を身につけることで働き先の幅を広げられるでしょう。
また、滞在先も自分で探して生活していく必要があるので、自主性や判断力、行動力なども身につきます。
年齢制限があるとはいえ、ワーホリは自分のやりたいことをしながら自然と成長できる留学スタイルと言えるでしょう。
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社会人留学とワーキングホリデーはどっちがいいの?
社会人留学とワーキングホリデーはどっちが自分に合っているのか…それは、今の自分に満足しているかどうかも関わってくるかもしれません。
こちらでは、ひとつの指針として下記の選び方をご紹介します。
- 今の仕事やスキルを将来に活かしたいなら"社会人留学"
- 目的がまだはっきりしない場合は"ワーキングホリデー"
もし悩んでいたら、ぜひ参考にしてみてください。
今の仕事やスキルを将来に活かしたいなら"社会人留学"
社会人留学は期間もさまざまなので、「今の仕事を活かして海外で働きたい」「スキルアップを目指したい」「資格を取りたい」など、目的がはっきりしている方におすすめです!
留学は目的意識が定まっている人ほど成功しやすいとも言われているんですよ。
専門知識を学ぶだけでももちろんよいですが、フラワーアレンジメントやヨガなど、その国で有名なおけいこごとを学ぶのもおすすめです。
目的がまだはっきりしない場合は"ワーキングホリデー"
社会人になってから何がしたいのか自分でもはっきりしていないという方には、ワーキングホリデーがおすすめ!
最高で30歳まで利用できるため、5年以上の社会人経験を経た方がワーホリを決意することも珍しくありません。
海外で生活することで、自分が本当にしたいことに気づくことができたという話もよく聞きますよ。
何を目標とするか
社会人留学では、留学した後のことを見据えた経験になることが多いです。
海外で得たスキルを再就職に活かすために、さらに高みを目指して大学院進学なども目指すことができます。
一方、ワーキングホリデーは漠然とした思いでも留学することができるスタイルです。
「オーストラリアで働きたい!」「イギリスで生活したい!」といったような思いがあればできるので、語学力の向上や行動力など以外に得られるものは少ないかもしれません。
社会人留学でキャリアアップを目指すか、ワーキングホリデーならではの自由さで広い視野を身につけるか、どちらを選んでも日本では得られない経験をすることができるのは事実です。
時間の限られた社会人だからこそ思い切った決断が必要ですが、どちらにしても後悔しない選択をしたいですね!
留学とワーキングホリデー、どちらを選ぶかはアナタ次第!
社会人留学とワーキングホリデーには、それぞれ魅力があります。
社会人になってからの留学は仕事を休んだり辞めたりしないと行けないので、なんとなくで決めることは難しいと思います。
せっかくなら、帰国後も役立つ経験やスキルアップができるといいですよね!
充実した留学にするためにも、「海外へ行って何がしたいのか」「海外で何を得たいのか」など、留学したい理由や目的に合った留学スタイルを選ぶのがおすすめ。
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