アデレードでワーキングホリデーをするなら!費用やメリット、基本情報など
目次
南オーストラリアのアデレードは、豊かな自然と近代的な都市が融合した平和な街。
「世界で最も住みやすい都市」にも毎年ランクインする、実は今世界から注目を集めている街なんです。
こちらでは、あまり知られていないアデレードワーホリの費用や体験談、メリットなどの情報をお伝えしていきます!
これからオーストラリアでワーホリを考えている方は、ぜひアデレードの情報もチェックしてくださいね。
アデレードワーキングホリデーのメリットと特徴
- 有名都市よりも生活費を低く抑えられる
- 日本人が少なく英語漬けの生活を送れる
- コンパクトシティで生活しやすい!
せっかくワーホリをするなら、今まで日本で経験したことのない職種にチャレンジしてみたいですよね。
レストランやマッサージ店、ファームなど、オーストラリアにはお金を稼ぎながら英語を身につけられる仕事がたくさんあります。
特にアデレードは、自然と都市の両方を兼ね備えているため、自分の理想の働き方を見つけるにはピッタリなんですよ。
アデレードをワーホリ先に選ぶメリットはたくさんあるので、他の都市と迷っている人はぜひ参考にしてくださいね!
有名都市よりも生活費を低く抑えられる
物価が高いことで知られるオーストラリアですが、アデレードは他の都市と比べて生活費を安く抑えられる点が魅力です。
特に家賃と食費は、シドニーやメルボルンなどの有名都市よりも3割ほど安いと言われています。
オーストラリアはどこの都市も最低賃金が同じなので、大都市と同じ給料を貰いながら生活費を抑えられるのは嬉しいですよね!
しかも現地で語学学校に通う予定があれば、学割を利用してお得にトラムにも乗車できますよ。
日本人が少なく英語漬けの生活を送れる
アデレードには日本人が少ないため、ここでは日本語から離れて英語漬けの生活を送ることができます。
海外生活中は、寂しさやホームシックからついつい日本人とばかり行動を共にしてしまいがち。
たまになら気分転換になってよいかもしれませんが、本気で英語を習得したい方にとってはあまりよい環境ではありませんよね。
ワーホリで英語力も鍛えたいのなら、アデレードで日本人から離れた暮らしを体験してみるのもおすすめですよ!
コンパクトシティで生活しやすい!
アデレードは、南オーストラリアの州都でありながらも都市の規模自体は小さめです。
公園やビーチ、ショッピングセンターなど、あらゆるスポットがコンパクトにまとまっています。
徒歩でさまざまなスポットに立ち寄れるので、街歩きが好きな人はきっと楽しいはず!
しかも職場と家が近ければ、それだけ交通費や時間に余裕が持てるという嬉しいメリットも。
アデレードはたった20分で街をすべて回れることから、"20 minutes city"とも呼ばれているんですよ。
アデレードワーキングホリデーでできる仕事
「他の大都市と比べて、求人の数が少ないんじゃないの?」と思われがちなアデレード。
しかし実際は、求人数が意外と多く、仕事の幅も広いという特徴があります。
業界は飲食店からファームまでさまさまですが、実際にアデレードで募集されている仕事は
- レストランのウェイター・ウェイトレス
- マッサージ店のスタッフ
- ビルの清掃員
- ファームでの仕事
など種類も豊富なので、きっと自分が興味のあるお仕事も見つかるはず!
アデレードの求人例
職種 | 給料 |
---|---|
マッサージセラピスト | 時給30.00ドル(約2,194円)~ |
英語教師 | 時給24.36ドル(約1,782円)~ |
ホテル清掃 | 時給24.42ドル(約1,787円)~ |
アデレードでの求人は、日系レストランのウェイターやホテル清掃員の仕事が多め。
あまり数は多くはありませんが、ローカルカフェでの仕事も募集しています。
ただローカル向けの仕事は、給料がよいものの高い英語力を求められるのが特徴です。
ですので、すでに英語力に自信のある方はチャレンジしてみてもよいかもしれませんね!
一方で英語力にまだ自信のない方は、日本食レストランやファームなど、高い英語力が求められない職場からはじめるのもおすすめです。
アデレードの求人は、日系の求人サイトとローカルの求人サイトの両方から探すことができます。
求人を探す際には1つのサイトだけでなく、複数のサイトを比較していろいろなお仕事を探してみてくださいね!
オーストラリアの仕事探しに関するWebマンガも読んでみよう!
ワーキングホリデーでの仕事探しについて気になる方は、世界一周ブロガー・みさPさんとイラストレーター・あきばさやかさんによるWebマンガもぜひご覧ください。
どうやって仕事を探せばよいのか、イメージが掴みやすくなりますよ!
オーストラリアの最低賃金について
2019年10月時点でのオーストラリアの最低賃金は、1時間あたり19.49ドル(約1,400円)もしくは1週間あたり780.80ドル(約5.6万円)です。
ワーキングホリデーであれば「カジュアル」と呼ばれる勤務時間などに保証がない雇用形態で働くことが多いですが、この場合は給料がさらに25%上乗せされるため、約24ドル(約1,700円)の時給となります。
最低賃金は年齢によっても変わってきますが、シドニーであれば日本よりも高い時給の仕事を多く見つけられるでしょう。
ただし、注意したいのが最低賃金以下の給料でスタッフを雇っているお店もあるということ。
いわゆる「キャッシュジョブ(給与の手渡し)」と呼ばれる行為ですが、こちらは税を納めないで人を雇う違法行為です。
残念なことにジャパレスなどのアジア系レストランはキャッシュジョブが多いため、応募時にしっかり見極めることが大切。
どういった仕事であれば安全なのか、エージェントに相談してみるのもおすすめですよ。
アデレードワーキングホリデーの費用
ワーホリ前に必要な費用
項目 | 費用の目安 |
---|---|
パスポート申請料 | 約1.6万円 |
ビザ申請料 | 約3.5万円 |
航空券(片道) | 約7万円 |
海外保険 | 約20万円 |
合計 | 約32万円 |
オーストラリアのワーキングホリデービザ申請料は、2019年10月時点で485ドル(約3.5万円)です。
東京からアデレードまでの航空券は、片道であれば7万円前後から見つけることができます。
ワーキングホリデーの場合、帰国時期が決まっていないことがほとんどなので、片道分だけを見越しておけばよいでしょう。
また、2019年4月からはビザ申請時に銀行残高の証明が必須となりました。
オーストラリア政府によると約5,000ドル(約40万円)+帰りの航空券代が必要とのことなので、余裕をもって資金を用意しておきましょう。
ワーホリ中に必要となる費用(1年間)
項目 | 費用の目安 |
---|---|
語学学校の費用 ※3ヶ月通う場合 |
39万円(月13万円×3ヶ月) |
滞在費 | 60万円(月5万円×12ヶ月) |
食費 | 36万円(月3万円×12ヶ月) |
アルバイト代 | 120万円(月15万円×8ヶ月) ※時給1,500円/月100時間勤務の場合 |
1年間の合計 | (39+60+36)-120 =約15万円 |
アデレードでワーキングホリデーをした場合、現地での出費は約15万円ほどになります。
ですが、こちらは現地で語学学校に通ったときのケースなので、語学学校に通わずにすぐにアルバイトを始めればさらに出費が減るでしょう。
ただし、もちろんかかる費用は人それぞれですし、上記以外にも携帯代や交通費、交際費など生活スタイルによっていろんな項目が発生します。
実際に渡航してから困らなくてもよいように、現地でどのような過ごし方をしたいのか、アルバイトができなかった場合はどうするのかなど、複数のパターンを想定してから予算を考えておくとよいですね。
アデレードの物価
項目 | 費用 |
---|---|
ペットボトルの水(1.5L) | 2.35ドル(約175円) |
マクドナルドのセット | 10.50ドル(約780円) |
※2019年10月時点
参考:NUMBEO
アデレードは、他の都市と比べて食料品の物価が低いと言われています。
特にローカル向けのスーパーマーケットでは、新鮮な野菜が安く手に入るため要チェックです。
また、食料品だけでなく、交通費も安く抑えられる点もアデレードの魅力。
学割が効く乗り物も多いので、語学学校に通う方はぜひ利用してみてくださいね。
オーストラリアは最低賃金がどの地域も一緒のため、アデレードでは生活費を抑えつつお金を貯められることでしょう!
アデレードの基本情報
南オーストラリアの州都アデレードは、オーストラリア各州のなかでも5番目に大きな都市。
「世界で最も住みやすい都市ランキング」に選ばれるほど、外国人にとっても生活しやすい街なんです。
そんなアデレードはコンパクトシティと呼ばれ、20分圏内にあらゆるスポットが集まっているのが特徴。
遠出せずに自然と商業施設の両方が楽しめるので、お金を節約したい人にはピッタリですね!
街は治安がよく平和で、はじめてのワーホリでもあまり不安を感じる必要はありません。
また、アデレードは、街並みがとにかく美しいことでも有名です。
綺麗な街に癒されつつ海外生活を楽しめるなんて、最高ですよね!
項目 | 詳細 |
---|---|
都市名 | アデレード/Adelaide |
国 | オーストラリア/Australia |
州 | 南オーストラリア州/South Australia |
公用語 | 英語 |
面積 | 3,258km² |
人口 | 1,315,346人 ※2018年のThe populatiion expertsより |
通貨 | 豪ドル($) |
日本からのアクセス | 東京から乗り継ぎ便で約14時間 |
日本との時差 | +30分 ※サマータイム時は+1時間30分 |
アデレードの日本人比率は?
少なめ |
アデレードは、シドニーやメルボルンなどの他の大都市と比べると日本人の数は少ないです。日本人のいない土地で、英語漬けの生活がしたい人にはピッタリの街だと言えるでしょう。
日本人が少ない分、日本食レストランでは日本人を随時募集しています。ですので、英語力に自信のない人でもお仕事は見つかりやすい環境です!
アデレードの治安は?
安定しているが心構えはしっかり |
オーストラリアのなかでも、アデレードは比較的治安の良い都市です。
殺人や強盗などの凶悪犯罪はめったに起きないため、過度に心配をする必要はありません。
ただいくら治安がよいとはいっても、アデレードが海外であることには変わりありません。
日本とは違うということを意識して、基本的な防犯対策は忘れないようにしておきましょう。
たとえば人混みが多い場所では荷物をしっかり守ったり、席を立つときは荷物も一緒に持ち歩いたりなど。
アデレードは凶悪犯罪こそめったに起こらないものの、ㇲリや置き引きといった軽犯罪には注意する必要があります。
また夜遅くに路地裏を歩かないなど、当たり前の防犯意識は持っておくようにしましょうね。
アデレードの気候
温帯性気候に属するアデレードは、四季がはっきりしています。
ですので冬は寒く夏は暑い、日本に似た気候だと考えてよいでしょう。
12月から2月は最高気温が30度近くにのぼるため、この時期に訪れるのであれば夏服は必須。
6月から8月の冬シーズンには、マフラーや手袋など防寒具を準備するのがおすすめです。
ただ冬でも日本ほど寒くはなく、日中は20度近くになることもあり過ごしやすく感じるはず。
アデレードでは四季折々のイベントが開催されるので、そういった季節のイベントに参加できるのも1年以上滞在できるワーキングホリデーの魅力ですね!
アデレードワーキングホリデーに関するよくある質問
アデレードワーキングホリデーはどんな人におすすめ?
アデレードワーホリは、日本人の少ない環境で生活したい方におすすめです!シドニーやメルボルンなどの他の都市よりも日本人が少ないため、英語圏の友人を作るのにもピッタリでしょう。また、語学学校にも日本人はあまり多くないため、ついつい日本語に頼ってしまうこともありません。英語圏の友達が欲しい方や英語漬けの生活を送りたい方は、ぜひアデレードでのワーホリを検討してみてくださいね!
アデレードで仕事を探すには?
アデレードで仕事を探すには、他の都市と同様「求人サイト」を利用するのがおすすめです。求人サイトには、日系向けとローカル向けの2つがあります。日系向けのサイトでは日本食レストランなどの日本語力が求められる仕事が多いため、英語力に自信がない人はこちらから探してみてもよいでしょうまた、サイトを使わずに飛び込みで面接を受ける方法もありますが、この方法だと、面接を受けるまで給料や条件が曖昧なことが多くなりがちです。どうしても働きたい職場でないのなら、求人サイトを使って仕事を探すのがおすすめですよ!
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