
大学院留学するには?費用から国選びの方法も紹介!


海外の最新情報なども気軽に相談してみよう。各社パンフレットで料金や問い合わせ先が知れる!
目次
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海外の大学院でより専門的な知識を学ぶことで、人生の可能性をさらに広げる大学院留学。
世界の大学院には、日本では学べない知識や技術を身につける場が用意されています!
海外の大学院で学ぶには、どのような留学形式があるのかを理解することが第一歩です。目的や期間によって複数の選択肢があるため、自分に合った留学スタイルを選びましょう。
それぞれの特徴やメリットは以下の通りです。
「修士号」や「博士号」など、学位を取得するために長期的に留学するスタイルです。1〜2年の在学が基本となり、語学力や出願準備が本格的に求められるため、1年以上前からの準備が推奨されます。
こんな人におすすめ:
・専門性を高めたい
・海外でキャリアを積みたい
・国際的に通用する学歴を得たい
現在在籍している日本の大学院から、提携先の大学へ一定期間だけ滞在する留学です。滞在期間は数ヶ月〜1年程度で、学位は取得せず研究や講義の履修が中心となります。
こんな人におすすめ:
・現在の研究を海外で深めたい
・将来の正規留学に向けた準備をしたい
・語学力や異文化理解を高めたい
留学のスタイルが決まると、必要な準備も明確になります。早めに方向性を定めて行動することが成功の鍵です。
大学院を選ぶ際には、「公立/私立」や「研究環境」「費用」「サポート体制」など、多角的な視点で判断することが大切です。自分の目的に合ったタイプを選ぶことが、留学成功への第一歩となります。
種類 | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
国公立・州立 | 学費が比較的安く、国や州の支援が充実。研究機関としての信頼性が高い | 費用を抑えて研究環境を重視したい人 |
私立 | 少人数制で手厚い指導。費用は高めだが柔軟性があり独自性のあるカリキュラムも多い | 特定分野に特化して学びたい人/サポート重視の人 |
POINT:
アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリアなど主要英語圏では、国公立または州立大学院が圧倒的多数を占めています。選択肢が限られる国もあるため、早期のリサーチが重要です。
特に研究留学や修士号を目指す場合は、学術的な実績+生活面のサポートの両方を意識して選ぶのがおすすめです。
専攻選びは、大学院留学の方向性を決める大きな要素です。将来のキャリアや関心分野に直結するからこそ、目的に合った専攻を選ぶことが重要です。以下に、海外大学院で特に人気の高い専攻とその特徴を紹介します。
専攻名 | 概要と活用の場面 |
---|---|
教育学 | 教育現場や英語教授法、カリキュラム設計などを学ぶ。 将来は教育機関や国際機関での活躍が期待される |
心理学 | 臨床・犯罪・認知など多分野に展開。 教育・福祉・医療機関や研究職を目指す人に人気 |
国際関係学 | 国際問題や外交、政治経済を多角的に学ぶ。 政府・国際機関・NGOなどでの活用が可能 |
開発学 | 発展途上国の社会課題を研究。 国際協力・NPO/NGO活動志望者に向いている |
MBA(経営学修士) | 経営戦略・マーケティング・財務などを学ぶ。 起業・キャリアアップ・外資系志望者に支持 |
たとえば「教育学」や「心理学」はライセンス制度のある国かどうかの確認が必須ですし、「MBA」などはランキングや国別の評価差も考慮する必要があります。
自分のゴールを明確にしたうえで、最適な専攻を選びましょう。
大学院留学は期間が長くなる分、学費や滞在費などのコストも高くなりがちです。国・大学・専攻によって大きく異なるため、事前に比較・把握しておくことが重要です。
国名 | 学費・生活費の目安 |
---|---|
アメリカ | 約200〜600万円 |
カナダ | 約200〜500万円 |
イギリス | 約400〜600万円(1年制が多くトータルは安価) |
オーストラリア | 約200〜400万円 |
ニュージーランド | 約200〜400万円 |
ハワイ | 約400〜600万円(アメリカ本土より高め) |
POINT:
同じ国でも都市部と地方では生活費が大きく異なります。首都圏や人気都市は物価が高くなる傾向があるため、都市名まで含めて調べるのがおすすめです。
大学院は国によって制度も費用もそれぞれ異なります。
行きたい国が決まっているのであれば、その国の情報を詳しく調べることでやるべきことが明確になってきますよ♪
こちらでは、いくつかの国をピックアップしてご紹介します。
アメリカの大学院留学にかかる費用は、州立・私立、都市によって大きく変わってきます。
基本的に修士号取得には通常2年必要ですが、もしも卒業が遅れてしまったら滞在費や学費が余分にかかってしまうため、留学前に英語力をしっかりつけておくことが重要です。
アメリカの授業料は一般的に州立だと安いのですが、カリフォルニア州立大学のように立地条件の良い場所にある大学は私立と変わらない授業料になるので注意が必要です。
規定年数で卒業して費用を抑えるために、入学に必要なIELTSやTOEFL、授業に参加するために必要なアカデミック英語などを事前に学習しておきましょう!
アメリカ大学院留学について詳しく
イギリスの大学院は1年で卒業することができるため、トータル的に考えると費用を安く抑えることができます。
ただし、逆を言えば短い期間で留学の成果を出すためには、留学前の英語準備が重要になるということです!
英語力は不安だけどイギリスの大学院に進学したいという場合は、学校が始まるまでに基準を満たせば入学できるという「条件付き合格」という制度もあります。
授業料は留学先の学校やコースによって違いますが、イギリスの大学院はほとんど国立のため、アメリカのように学校間での費用に大きな開きはありません。 イギリス大学院留学について詳しく
オーストラリア大学院は1~2年で修了というのが一般的でしたが、2015年より新ルールが適用になりました。
新ルールは、指定されている科目での学士号を取得している場合には修士課程の期間が1.5年間、指定外の科目での学士号を所得している場合には2年間になるというものです。
オーストラリアもイギリスと同じく、ほとんどの大学院が国立です。
留学生の受け入れも積極的に行っているので、サポート体制も整っています。
オーストラリア大学院留学について詳しく
特にヨーロッパの大学院は学費無料や格安なケースが多く、語学要件さえ満たせば費用面の負担を大きく減らせます。
大学独自のものから、JASSOや民間団体、各国政府が提供する制度まで多様です。
奨学金提供主体 | 特徴 |
---|---|
大学・大学院 | 出願と同時に申請できる場合が多い |
JASSO(日本学生支援機構) | 年間支給型があり、条件により返済不要のケースも |
各国政府 | 成績優秀者向けや研究支援型など、種類が豊富 |
民間財団・団体 | 独自選考あり。目的や専攻に特化したものも存在 |
TIP:
大学院留学の方が大学留学より奨学金対象になりやすい傾向があります。条件をよく比較し、自分に合った制度を見つけましょう。
どの国で大学院留学をするかは、学費・専攻の強み・滞在環境などを踏まえて選ぶ必要があります。自分の目的に合った国を選ぶことが成功のカギになります。
ランキング | 国名 | 特徴 |
---|---|---|
1位 | アメリカ | 専攻数・大学数が豊富。最先端の研究が盛ん。修士は2年制が主流 |
2位 | イギリス | 1年で修了できる学位取得プログラムが多く、費用を抑えられる |
3位 | カナダ | 学費が比較的安価で治安も良好。ビザ取得後の就労制度も魅力 |
4位 | オーストラリア | 留学生へのサポートが充実。教育・医療・環境系の専攻に強い |
5位 | ドイツ | 公立大学は原則学費無料。英語プログラムも増加中。生活費も安め |
TIP:
「専攻」「費用」「言語」「生活のしやすさ」など、自分が重視する要素を基準に国を選ぶのがおすすめです。
「費用重視」「英語力強化」「国際機関で働きたい」など目的ごとに向いている国は異なります。自分の希望と照らし合わせて選びましょう。
大学院留学をより具体的に検討するには、実際に提供されているプログラムを見るのが一番です。ここでは、編集部がピックアップしたおすすめプログラムを紹介します。
POINT:
興味のあるプログラムがあれば、早めにパンフレットを取り寄せて詳細を確認しましょう。
大学院留学で人気の国は、こちらでチェックしてみましょう!
学校や国によって学べることや進学の制度が異なるので、自分の目的や進路によりピッタリな国を見つけてくださいね♪
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大学院留学におすすめの滞在方法は?
国公立大学の事務局や団体が管理運営している学生寮は、最も安く滞在できるおすすめの方法です。費用や安全面を優先するなら、留学前に大学院やエージェントに確認するようにしましょう。大学院を決めてから学生寮や滞在先の紹介をしてもらえない場合は、手続きで時間もお金もかかってしまうので注意が必要です。個人でアパートを手配してインターネットなどの初期費用や手続きと比較すると、最初からすべて整えられた滞在スタイルの方がストレスなく現地になじめます。
大学院の専門性は国ごとに違いはあるの?
国や大学によって、専門性の違いがかなりはっきりと分かれます。例えば、アメリカでは電子工学やバイオ系に秀でた大学院が多いです。音楽系では、オーストリアやドイツ大学院、美術や芸術系ではイタリアやフランスなども特徴があり、世界的にもトップレベルです。福祉や観光面では、オーストラリアやニュージーランド、カナダも世界トップクラスで、法律や経営学では、アメリカの各大学院で高いレベルの授業が受けられます。自分が学びたい専門性のルーツがどこの国にあるかによって、大学院留学先も変わってくるでしょう。
留学エージェント各社のパンフレットは無料で取り寄せることができます。
留学エージェントとは、留学を手配する代理店です。手配だけではなく、学校選びや留学全般のアドバイス、留学中のサポートまで、留学のプロがあらゆる面でサポートしてくれます。
はじめて留学・ワーホリする方には特におすすめです。