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アルゼンチンのワーキングホリデービザ情報・申請方法まとめ

2020.07.16

留学くらべーる編集部

アルゼンチンのワーキングホリデービザ情報・申請方法まとめ

アルゼンチンは南アメリカ初のワーキングホリデー協定国として知られている国です。
2017年にワーホリ協定国に仲間入りし、年間200人までワーホリ制度を利用して渡航できます。

こちらでは、そんなアルゼンチンワーホリビザの基本情報や申請の流れについてまとめました。
アルゼンチンでのワーホリをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。


※本記事は2020年7月に駐日アルゼンチン共和国大使館へ問い合わせた情報をもとに作成しています。
ビザに関する情報は変更となる可能性がありますので、申請前には必ず大使館等の公的な情報を確認するようにしてください。

>>駐日アルゼンチン共和国大使館によるワーホリ情報はこちら

アルゼンチンのビザに関する最新情報

2020年7月時点、アルゼンチンはビザの発給を無期限で停止しています。
再開時期は未定で、入国自体もアルゼンチン国内で住民登録手続きを行っている方のみが対象となっています。

また、アルゼンチン発着の通常フライトは8月31日まで停止を予定しています。
アルゼンチンに入国できるのはアルゼンチン人あるいは住民登録済み外国人の「帰国便」だけなので、規制が解除された後にワーホリビザの申請を進めるようにしましょう。

アルゼンチンのワーキングホリデービザ基本情報

項目 概要
対象年齢 18~30歳
※申請時の年齢
滞在可能期間(最長) 1年間
ビザ発給人数 200人
就学できる期間 明記なし
就労できる期間 明記なし
ビザ申請方法 大使館への訪問

アルゼンチンのワーキングホリデーは年間200人のみが利用できる制度です。
最長1年間の滞在ができ、資金を補うために現地で就労することが認められています。

また、そのほかにもスペイン語を学んだり広大な自然を堪能したりなどいろんな体験ができるのがアルゼンチンワーホリの魅力です!
限られた期間を有効活用するためにも、ぜひアルゼンチンワーホリについての詳しい情報をチェックしてみてくださいね。

アルゼンチンのワーキングホリデーについてもっと詳しく

アルゼンチンのワーキングホリデービザの申請条件

  • 日本に在住しており、日本国籍を保有していること
  • 査証申請時(来館手続日)の年齢が18~30歳であること
  • 扶養家族を伴わないこと
  • 過去にアルゼンチンのワーキングホリデー制度を利用していないこと
  • 犯罪歴がないこと
  • 滞在初期に生活できるだけの十分な資金を持っていること
  • 有効なパスポートを所持していること
  • 帰国用の航空券、もしくは航空券を購入できるだけの資金を持っていること
  • 滞在期間である1年間の入院費用や死亡時の遺体搬送費用をカバーする海外旅行保険に加入していること

アルゼンチンのワーキングホリデービザの申請料金

ビザ申請料金
 無料

アルゼンチンのワーキングホリデービザ申請料は無料です。

ワーホリ発表当初は150米ドルと案内されていましたが、現時点では無料で申請できるとのことです。

アルゼンチンのワーキングホリデービザ申請の流れ

アルゼンチンのワーキングホリデービザ申請の流れ

STEP1:アルゼンチン大使館に問い合わせる

アルゼンチンのワーホリビザは、事前に申請書を用意する必要がありますが、大使館のサイトには申請書の詳細が記載されていません。
そのため、まずはワーホリビザの詳細についてアルゼンチン共和国大使館に問い合わせて申請書を用意してもらう必要があります。

問い合わせ先としてメールアドレスと電話番号が記載されていますが、急ぎでない場合はメールで問い合わせるようにしましょう。

項目 概要
メールアドレス consulares_ejapo@mrecic.gov.ar
電話番号 03-5420-7107

STEP2:必要書類を用意する

申請要綱がわかったら、条件にあった書類を準備していきます。

ビザ申請書はSTEP1で問い合わせた際の返信メールに添付されています。
記入方法がわかりやすく書かれたPDFファイルも合わせて送られているので、一つひとつ確認しながら記入を進めましょう。

アルゼンチンワーキングホリデーに必要な書類

項目 概要
パスポート 1枚以上の空白ページがあるもの
ビザ申請書 記入済みのもの
顔写真×2枚 白背景で、4×4cmのもの。メガネは外して撮影する
犯罪経歴証明書 アポスティーユ認証(外務省による証明)を受けたもの
航空券の予約確認票 アルゼンチン渡航用の予約確認票
預金残高証明書 残高2,500米ドル(約27万円)以上のもの。
所持していればクレジットカードの表面をコピーしたものも合わせて用意
海外旅行保険証書 最低補償額3万米ドル(約322万円)以上かつ入院費用および死亡時の遺体搬送費用について明記されているのもの
※契約内容を確認できる書類でも可
動機を示す手紙 アルゼンチンでのワーホリの主な目的が休暇であるということを示すもの

STEP3:書類をアルゼンチン大使館に送る

書類の準備が整ったら、アルゼンチン共和国大使館宛てに下記のいずれかの方法で送ります。

  • 必要書類のコピーを郵送
  • スキャンしてPDF化した書類をメールで送信

※犯罪経歴証明書は開封時点で無効となるため、コピーおよびスキャンの方法については事前に大使館にご確認ください。

項目 概要
郵送の場合 〒106-0046
東京都港区元麻布2-14-14
アルゼンチン共和国大使館領事部
メールの場合 consulares_ejapo@mrecic.gov.ar

書類を領事部が確認し、内容に不備がなければアルゼンチン共和国大使館から来館予約に関する連絡があります。

また、必要に応じて追加書類を求められるケースもあります。
代理申請もできないため、日本を出発する1ヶ月以上前には書類のチェックをしてもらえるよう手配を進めましょう。

STEP4:アルゼンチン大使館に訪問する

予約をした日時にアルゼンチン共和国大使館を訪問し、ワーホリビザの申請を行います。
すでに書類のチェックは完了していますが、申請時にも忘れず持っていくようにしてください。

STEP5:ビザを受け取る

書類等に問題なければ、来館手続きを行った日から原則1週間以内にビザが発給されます。
遠方の方は郵送でも受け取れるかどうか来館予約の段階で確認しておくとよいでしょう。

また、ビザが発給されてからアルゼンチンに入国するまでの期間は原則3ヶ月以内と定められています。
渡航時期が申請から3ヶ月以上先の場合は、理由を添えて事前に相談しておくことをおすすめします。

アルゼンチンのワーキングホリデービザ申請の注意点

アルゼンチンのワーキングホリデービザ申請の流れ

最後に、アルゼンチンのワーホリビザについて押さえておきたいポイントをまとめました。
細かい点もしっかりチェックして、ビザ申請をスムーズに進めてくださいね!

ビザ申請書へのサインはいったんストップ!

ビザ申請書には名前や日付をサインする箇所がありますが、大使館からの情報では「サインはまだしないでください」と記載されています。

その他の項目は埋める必要がありますが、メールや郵送で送る際に間違ってサインまで書かないように注意しましょう。

書類形式の条件も細かくチェック!

アルゼンチンのワーホリビザ申請に必要な書類は、一つひとつ細かな条件が設けられています。
たとえば書類の多くは英語かスペイン語の翻訳が必要ですし、犯罪経歴証明書には外務省によるアポスティーユ認証が必要です。

特に犯罪経歴証明書は、申請日から過去3年間のうち1年間以上住んでいる国があれば、その国の証明書(アポスティーユ認証込み)も取得しなければなりません。
郵送の場合は日本でも数週間ほどかかりますが、海外となるとさらに時間が必要なので、余裕をもって用意するようにしましょう。

アルゼンチンのワーホリに向けて準備を進めよう!

書類さえ準備できれば、アルゼンチンのワーキングホリデー申請はそこまで難しくありません。
ただ、東京のアルゼンチン大使館に訪問する必要があるので、遠方にお住まいの方は抜け漏れがないようにしっかり確認するようにしましょう!

また、必要書類や手続き方法などは変更となる可能性があるため、必ず大使館に問い合わせたうえで準備を進めることが大切です。
アルゼンチンのワーホリは年間200人と限られた人だけが利用できる制度なので、少しでも興味のある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。