オーストリアで
ワーキングホリデー!気になる仕事内容から滞在費用まで
ワーホリの最新情報など相談してみよう。各社パンフレットで料金や問い合わせ先が知れる!
目次
2023.08.28
音楽の都・ウィーンや美しい街並みなど、芸術に関するイメージの強いオーストリア。
2016年に16番目のワーキングホリデー協定国として仲間入りしました。
こちらのページではオーストリアのワーキングホリデーに関する情報をまとめています。
ビザの申請方法や費用の目安など、ぜひ参考にしてくださいね。
オーストリアのワーキングホリデーの最新情報
2018年1月1日以降に申請されるオーストリアワーキングホリデービザについて、滞在可能な期間が6ヶ月から12ヶ月(1年間)へと変更されました。
他のワーキングホリデー協定国と同様、オーストリアでも最長で1年間の滞在が可能に!
ビザの申請人数は200人と変更はありませんが、オーストリアでの長期滞在の可能性がより広がることになります。
下記では、オーストリアでのワーキングホリデーをするにあたって活用できるさまざまな情報をまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
また、ビザの申請はオーストリア大使館のホームページから可能なので、申請条件などをしっかり確かめたうえでぜひ挑戦してみてください!
オーストリア大使館のサイト(ワーキングホリデーページ)はこちら
オーストリアのワーキングホリデーの魅力
オーストリアとのワーキングホリデー制度は2016年7月から導入されました。
そんなオーストリアでワーキングホリデーをするメリットは、大きく3つ!
- 基本的に就労許可を取得することなく収入を得ることができる
- オーストリア国内の自然や芸術をとことん堪能できる
- 8ヶ国に隣接しており、ヨーロッパ旅行が気軽に楽しめる
それぞれについて、詳しく見ていきましょう!
基本的に就労許可を取得することなく収入を得ることができる
ワーホリ制度の特徴として、現地での就労が許可されていることがあります。
オーストリアで働くためには労働局にて労働許可証を申請しなければいけませんが、ワーホリビザであれば就労許可なしでの就労が認められています。
ワーホリ中の滞在・旅行資金を補うための就労とされてはいますが、海外での就労経験ができるのはうれしいですよね!
オーストリア国内の自然や芸術をとことん堪能できる
アルプス山脈に代表される美しい自然や世界遺産に登録されている旧市街、本場のクラシック音楽やオペラなど、オーストリアにはさまざまな魅力があります。
オーストリアは治安も良いので、ワーホリ中に多くのスポットに訪れることができるでしょう。
北海道ほどの大きさしかないオーストリアには、なんと世界遺産が9つもあります。
世界で最も美しい湖畔だと称されている「ハルシュタット湖」など魅力的なものばかりなので、ワーホリ中に全制覇してみるのも良いですね!
8ヶ国に隣接しており、ヨーロッパ旅行が気軽に楽しめる
オーストリアは中央ヨーロッパに位置しており、ドイツやイタリアなど計8ヶ国と隣接しています。
シェンゲン協定にも加盟しているので、オーストリア滞在中にヨーロッパ諸国をめぐる旅をするのもオススメ!
近隣諸国とのアクセスが良いオーストリアだからこその経験ができるはずです♪
オーストリアのワーキングホリデービザの概要
項目 | 概要 |
---|---|
対象年齢 | 18~30歳 ※申請時の年齢 |
滞在可能期間(最長) | 1年間 |
ビザ発給人数 | 200人 |
就学できる期間 | 明記なし |
就労できる期間 | 明記なし |
ビザ申請方法 | オンライン予約後、大使館にて申請 |
オーストリアのワーキングホリデープログラム(WHP)を利用して滞在できる期間は、最長で12ヶ月(1年間)。
滞在期間中には、複数の再入国が認められています。
オーストリア大使館の情報には就労・就学できる期間がはっきりと示されていませんが、基本的には就労も就学も可能です。
オーストリアのワーキングホリデーで必要な費用の目安
項目 | 費用の目安 |
---|---|
出発前に必要な費用 (渡航費・諸手続き・海外保険料) |
約29万円 |
滞在費 (12ヶ月分) |
約72万円 (月6万円×12ヶ月) |
食費 (12ヶ月分) |
約42万円 (月3.5万円×12ヶ月) |
おこづかい (12ヶ月分) |
約30万円 (月2.5万円×12ヶ月) |
航空券(片道) | 約7万円 |
合計の支出 | 29+72+42+30+7 =180万円 |
アルバイト代 (8ヶ月分) |
約151万円 ※時給1,180円/月160時間勤務の場合 |
最終的な合計 | (29+72+42+30+7)-151 =29万円 |
オーストリアでワーキングホリデーをした場合、1年間の出費目安は約180万円です。
ただしこの金額には語学学校の学費が含まれていないので、語学学校に通う場合はさらに出費が増えることになります。
オーストリアの物価はやや高めで、かつチップの習慣があるため、特に生活費は多めに見積もっておくと安心です。
また、ビザ申請のためには滞在初期を充分にまかなう費用が必要だと条件にあるので、渡航前の費用はできるだけ余裕をもって準備するようにしてくださいね!
オーストリアのワーキングホリデーでできる仕事と賃金について
オーストリアはワーキングホリデー制度がはじまったばかりなので、実際にどのような場所で働くことができるのかは情報がほとんどありません。
オーストリアの求人情報を見てみると、引っ越しの業務スタッフやハウスキーピング、ホテルの受付、レストランのアシスタントなどがありますが、ドイツ語や英語の知識があることが前提となっているものが多いです。
オーストリアに限ったことではありませんが、語学力が高ければ高いほど探せる仕事の幅が増えるので、語学力に不安が…という人はまず語学学校に通うことから始めるのもよいでしょう。
オーストリアは最低時給が定められていない
オーストリアは国によって最低時給が定められていませんが、けして賃金が低いというわけではありません。
オーストリアの賃金に関するニュースによると、1ヶ月あたり1,500ユーロ(17万円)以上と報じられています。
ただしオーストリアは、賃金だけでなく社会保険料も高いです。
そのため初任給をもらうときに、「予想よりも金額が少ない!」と驚くかもしれません。
雇用主とのトラブルを防ぐためにも、契約前にしっかりと天引き前の給与について確認しておくようにしましょう。
オーストリアのワーキングホリデーで充実の日々を♪
ヨーロッパ各国とのアクセスがよいオーストリアは、ワーキングホリデー中にいろんな国を巡ってみたいという方にぴったりの国!
もちろん国内にも魅力的なスポットが数多くあるので、ワーホリ中はオーストリアの風景や音楽に触れて満ち足りた日々を送りましょう♡
また、別のページでもオーストリアの治安や気候、おすすめのスポットなどについて詳しくご説明しています。
オーストリアの基本情報を知りたいという方は、合わせてご覧ください。