アルゼンチンで
ワーキングホリデー!気になる仕事内容から滞在費用まで
ワーホリの最新情報など相談してみよう。各社パンフレットで料金や問い合わせ先が知れる!
目次
2020.04.09
2017年5月19日、日本とアルゼンチンの首脳会談の中で、ワーキングホリデーの制度に関する協力覚書に署名を行ったと発表がありました。
現在、日本は約20ヶ国以上とワーキングホリデー協定を結んでいますが、アルゼンチンはなんと南アメリカ初のワーキングホリデー協定国!
こちらではアルゼンチンでのワーキングホリデーの魅力や費用の目安などについてお伝えしていきます♪
アルゼンチンのワーキングホリデーの魅力
南アメリカ初のワーキングホリデー協定国となったアルゼンチン。
そんなアルゼンチンには、以下のような魅力があるんです!
- 世界でも多く使われているスペイン語を習得できる
- 雄大な自然を満喫することができる
- 南アメリカにいながら、ヨーロッパ風の趣ある街並みや文化を楽しむことができる
それぞれについて、細かく見ていきましょう!
世界的に見ても影響力のあるスペイン語を学ぶことができる
スペイン語を公用語とするアルゼンチンでは、主にスペイン語を学ぶことができます。
スペイン語は英語やフランス語などと並び、世界的にも影響力のある言語のひとつです。
英語以外の第二言語を学びたい方には、需要の高いスペイン語はピッタリ!
将来、国際分野で働きたいという場合は、スペイン語の習得が役に立つ場面も出てくることでしょう。
広大な土地をもつアルゼンチンでは、豊かな自然も見どころ!
世界第8位の国土面積を有するアルゼンチンは、9つの世界遺産を保有しています。
特に、自然遺産の迫力は圧巻!
イグアス国立公園の「イグアスの滝」や、ロス・グラシアレス国立公園の「ペリト・モレノ氷河」など、まさに絶景という言葉がピッタリの光景を目にすることができます。
アルゼンチンを訪れたら外せないスポット。ぜひ観光してみてくださいね!
ヨーロッパの影響を色濃く残す文化も堪能できる
南アメリカ大陸に位置し、ブラジルやチリと国境を接するアルゼンチンは、サッカーやタンゴなどで有名です。
南アメリカというと、ブラジルのリオのカーニバルなど、どことなく情熱的で賑やかなイメージを持つ方もいるのでは?
ですが、アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスは「南米のパリ」とも呼ばれているほど、街にヨーロッパの面影を感じ取ることができます。
世界三大劇場のひとつである「コロン劇場」を訪れてみたり、ショッピングストリートである「フロリダ通り」などを散策すると、南アメリカにいながらヨーロッパを観光している気分に!
南アメリカの生活に浸りながらヨーロッパの雰囲気も味わうという、贅沢な楽しみ方ができるのも魅力です♪
アルゼンチンのワーキングホリデービザの概要
項目 | 概要 |
---|---|
対象年齢 | 18~30歳 ※申請時の年齢 |
滞在可能期間(最長) | 1年間 |
ビザ発給人数 | 200人 |
就学できる期間 | 明記なし |
就労できる期間 | 明記なし |
ビザ申請方法 | 大使館への訪問 |
日本とアルゼンチン間のワーキングホリデー制度は2017年に始まりました。
最長1年間の滞在ができ、資金を補うために現地で就労することが認められています。
ビザを申請するためには、アルゼンチン大使館に問い合わせをしてから必要な書類を揃え、大使館に訪問する必要があります。
用意すべき書類は多いですが、申請自体はあまり難しくないので、ぜひ詳しい流れなども確認してみてくださいね。
アルゼンチンのワーキングホリデーで必要な費用の目安
項目 | 費用の目安 |
---|---|
出発前に必要な費用 (渡航費・諸手続き・海外保険料) |
約34万円 |
滞在費 (12ヶ月分) |
約60万円 (月5万円×12ヶ月) |
食費 (12ヶ月分) |
約36万円 (月3万円×12ヶ月) |
おこづかい (12ヶ月分) |
約36万円 (月3万円×12ヶ月) |
航空券(片道) | 約12万円 |
合計の支出 | 34+60+36+36+12 =178万円 |
アルバイト代 (8ヶ月分) |
約26万円 ※時給200円/月160時間勤務の場合 |
最終的な合計 | (34+60+36+36+12)-26 =152万円 |
アルゼンチンで1年間のワーキングホリデーをした場合の出費の目安は約178万円です。
アルゼンチンではアルバイトによる収入が大きくは見込めない可能性が高く、現地で働いたとしても出費を大きく減らすことは難しいでしょう。
ですが、ワーキングホリデービザはもともと「休暇を主な目的」として、付随的に就労を認めているビザです。
かなり自由度の高いビザなので、アルゼンチンの観光や異文化交流を中心に楽しむのもよいかもしれませんね!
アルゼンチンのワーキングホリデーでできる仕事や賃金について
ワーキングホリデーでは、就学だけでなく就労もできることが魅力のひとつです。
ですが、アルゼンチンの場合は、仕事探しに関してはなかなか厳しい現状もあります。
仕事がまったくないというわけではなく、日本食レストランでは日本人スタッフを募集していることも。
また、一般的なアルゼンチンのレストランやバーなどでも、外国人をスタッフとして募集することがあるようです。
就労に関してどのくらいの制限が設けられるのかも確定していませんが、ワーホリ制度が始まったばかりの国では仕事を見つけるのが特に難しくなります。
アルバイトで生活費をまかなうのではなく、アルゼンチンの生活や文化、言語を学ぶという目的で予算を多めに見積もってワーキングホリデーの計画を立てていくとよいですね!
アルゼンチンの最低賃金はどのくらい?
アルゼンチンでは、2019年10月に最低賃金の引き上げが行われました。
これよって、アルゼンチンの最低賃金は月16,875ペソ(約2.8万円)と定められました。
また、アルゼンチンで就労する人の月平均労働時間は、192時間とされています。
換算すると、アルゼンチンの最低時給はおよそ88ペソ(約148円)です。
アルゼンチンでは最低賃金が低く、なおかつアルバイトの場合はさらに賃金を下げられる可能性も考えられます。
現地でのアルバイトの収入はあまり考慮にいれず、余裕を持った資金計画を行うことをおすすめします!
アルゼンチンのワーキングホリデーには、未知の可能性が秘められている!
アルゼンチンは、未知の部分が多い反面、さまざまな魅力もある国です♪
まだまだスタートしたばかりなので、もしかすると、南アメリカ初のワーキングホリデー渡航者になれる可能性もあるかも!?
ワーキングホリデーの協定が結ばれている国は、ほかにもたくさんあります。
さまざまな国の情報を比較しながら、ぜひアルゼンチンのワーキングホリデーも検討してみてくださいね!