オランダで
ワーキングホリデー!気になる仕事内容から滞在費用まで


ワーホリの最新情報など相談してみよう。各社パンフレットで料金や問い合わせ先が知れる!
目次
2025.01.22
2020年4月から開始したオランダとのワーキングホリデー。
26番目のワーホリ協定国として注目を集めていますが、「オランダでは何ができるの?」「ワーホリするにはいくらあればいいの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事ではオランダのワーキングホリデーについて、魅力やビザ、費用、現地での仕事に関する情報をまとめました!
オランダならではの魅力もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
オランダワーキングホリデーの魅力
オランダというと風車やチューリップなどの風景が思い浮かぶ方も多いかもしれませんが、実はワーホリ先としておすすめしたいポイントが豊富な国なんです!
日本でいうと九州ほどの敷地面積の小さめな国ですが、ずっと住み続けたくなるくらいの魅力にあふれているんですよ。
こちらでは特に3つの魅力をご紹介します!
- 英語が通じるので生活面で安心
- 職場環境がよいうえに給与も高い!
- 治安もよく、ヨーロッパ周遊旅行の拠点にぴったり
では、それぞれについて詳しく見ていきましょう!
英語が通じるので生活面で安心
オランダの公用語はオランダ語ですが、英語教育に力を入れているため英語が通じるところが多いです。
もちろんオランダ語を勉強しておくとコミュニケーションにも役立ちますが、英語がある程度話せる方であればほとんどの場面で問題なく過ごせるでしょう。
また、一定以上の英語力があれば仕事探しで困ることも少ないです。
オランダのワーホリは年間通して同じ職場で働くことが禁じられているので、いろんな仕事にチャレンジできるよう英語力を高めておきたいですね!
職場環境がよいうえに給与も高い!
オランダでは「仕事より家庭」という価値観が根付いており、OECD(経済協力開発機構)が発表する「ワークライフバランスがとれている国ランキングで上位」にランクインしています(OECD公式サイト
)。
週休3日制やテレワークなど柔軟な働き方が普及しており、ワーホリ中に働く際もプライベートの時間を確保しやすいのが特徴です。
また、給料の水準が高いこともオランダの大きな魅力です。
2025年1月時点で、21歳以上の最低賃金は月額1,995ユーロ(約26万円)に設定されており、1日あたりの賃金は約92ユーロ(約12,000円)と、日本と比較しても高い収入が期待できます(オランダ政府公式サイト
)。
観光業が盛んなオランダでは、外国人でも働きやすい求人が多く見つかります。カフェやホスピタリティ業界などで実際に働いて、オランダ特有のワークライフバランスを体験してみてくださいね。
治安もよく、ヨーロッパ周遊旅行の拠点にぴったり
ヨーロッパというと治安面に注意が必要なイメージもありますが、オランダはその中でも比較的治安がよい国として知られています。
日本と同じ感覚で過ごせるわけではありませんが、夜の1人歩きは避ける・貴重品はしっかり管理するなど基本的な点に注意していればトラブルに巻き込まれることはほとんどないでしょう。
また、他のヨーロッパ諸国とのアクセスがよい点もオランダの魅力です。
ドイツやベルギーとは隣接しており、ワーホリ中はオランダを拠点にしてヨーロッパ周遊旅行も楽しめます。
もちろん国内にも見逃せない名所がたくさんあるので、ワーホリ中はヨーロッパならではの風景を思う存分満喫してくださいね!
オランダワーキングホリデービザの概要
項目 | 概要 |
---|---|
開始年 | 2020年 |
対象年齢 | 18~30歳 ※申請時の年齢 |
発給人数 | 200人 |
入国期限 | 明記なし |
滞在可能期間(最長) | 1年間 |
就学できる期間 | 制限なし |
就労できる期間 | 制限あり ※同一雇用主での就労は最長6か月まで |
ビザ申請方法 | オンライン申請後に必要書類を提出 |
オランダのワーキングホリデービザは、年間200人という定員が設定されています。
申請受付は毎年4月1日から開始され、先着順での対応となります。そのため、オランダでワーキングホリデーを計画している方は、早めに準備を進めることが重要です。
また、ビザ申請料は58ユーロ(約8,500円)で、オランダ入国後に支払う必要があります(オランダ大使館公式サイト
)。
事前に必要書類や手続き方法を確認し、スムーズに申請を完了できるようにしておきましょう。
2025年の変更点について
2025年1月時点で、ビザ申請手続きにおける大きな変更はありませんが、最新の申請手順や要件に関する情報は、オランダ大使館の公式サイトを定期的に確認することをお勧めします。
オランダワーキングホリデー必要な費用の目安
項目 | 費用の目安 |
---|---|
出発前に必要な費用 (渡航費・諸手続き・海外保険料) |
約32万円 |
滞在費 (12ヶ月分) |
約108万円 (月9万円×12ヶ月) |
食費 (12ヶ月分) |
約36万円 (月3万円×12ヶ月) |
おこづかい (12ヶ月分) |
約18万円 (月1.5万円×12ヶ月) |
航空券(片道) | 約10万円 |
合計の支出 | 32+108+36+18+10 =204万円 |
アルバイト代 (8ヶ月分) |
約166万円 ※時給1,300円/月160時間勤務の場合 |
最終的な合計 | (32+108+36+18+10)-166 =38万円 |
オランダで1年間のワーキングホリデーをした場合、出費の目安は約204万円です。
ただし上記は語学学校の学費が含まれていないため、ワーホリ初期に学校に通う予定の方は1ヶ月あたり10万円前後は多く見積もっておくとよいでしょう。
また、オランダは滞在費が高いので、シェアハウスを中心に物件を探すのがおすすめです。
自炊中心の生活を送れば出費も減らせるので、いろんな節約ポイントを押さえながらワーホリを楽しんでくださいね!
オランダのワーキングホリデーでできる仕事と賃金について
オランダは外国人向けの求人も多く、英語が話せればチャレンジできる仕事も多いです。
ただしワーキングホリデーの場合は年間通して同じ雇用主のもとで働くことがNGとされているので、その点に注意して仕事先を探すようにしましょう。
また、ワーホリで働きやすい仕事としてはレストランのウェイター・ウェイトレスやハウスキーパーなどが挙げられます。
特に首都アムステルダムであれば仕事を見つけやすいので、オランダの生活に慣れるまではアムステルダムを拠点にしてみるのもおすすめですよ。
オランダの最低時給はどのくらい?
1ヶ月あたり1,995ユーロ(約26万円) |
オランダでは、最低賃金が年齢によって異なります。2025年1月時点で、21歳以上の最低賃金は月額1,995ユーロ(約26万円)に設定されています。これは、2020年7月時点の1,680ユーロ(約20.2万円)から増加しています。ただし、ここから所得税や社会保険料が控除されるため、手取り額はこれより少なくなります。
オランダの最低賃金は、毎年1月と7月に見直されるのが特徴です。この定期的な見直しにより、賃金は安定的に増加する傾向があります。滞在中は最新の最低賃金情報を確認し、現地での生活設計に役立てましょう。
オランダのワーキングホリデーに向けて準備を進めよう!
治安のよさや働きやすさなど、魅力いっぱいのオランダワーキングホリデー。
ヨーロッパに住んでみたい!というあこがれを叶えるにはぴったりの国と言えるかもしれませんね!
また、ワーホリでの仕事探しに向けて英語力を高めておきたい!という方は英語留学もおすすめです。
フィリピンなど格安で留学できる国もあるので、ぜひいろんな情報をチェックしてみてくださいね。