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チェコのワーキングホリデービザ情報・申請方法まとめ

2019.01.07

留学くらべーる編集部

チェコのワーキングホリデービザ情報・申請方法まとめ

チェコ共和国大使館は、2018年11月1日より日本とチェコの間でワーキングホリデー制度の運用が開始されたと発表しました。
こちらでは、チェコでワーキングホリデーをするにあたり重要なビザに関する情報をお届けしています。ぜひご覧ください!

チェコのワーキングホリデービザ基本情報

項目 概要
開始年 2018年
対象年齢 18~30歳 ※申請時の年齢
発給人数 400人
入国期限 明記なし
滞在可能期間(最長) 1年間
就学できる期間 明記なし
就労できる期間 明記なし

チェコのワーキングホリデーにおけるビザ発給数は、年間で400人です。

ワーキングホリデービザなら、滞在中はさまざまなことに挑戦できます。
語学学校に通ったり、仕事をしたり、観光を満喫したり…チェコでゆったり長期滞在できる貴重なチャンスです!

また、滞在可能な期間はビザの有効期間と同じと定められています。
チェコのワーキングホリデービザは発給日から最大1年間有効なので、発給後はできるだけ早く渡航すると期間たっぷり滞在することができるでしょう。

チェコのワーキングホリデーについてもっと詳しく

チェコのワーキングホリデービザの申請条件

  • 日本国民であること
  • 休暇を過ごすことが目的であり、就労はあくまで付随的な目的であること
  • 申請時の年齢が18~30歳であること
  • 被扶養者を同伴しないこと ※被扶養者も有効なビザを取得している場合を除く
  • 予定滞在期間よりも有効期限が3ヶ月以上長いパスポートを有していること
  • 帰りの航空チケット、またはチケット購入のための資金を有していること
  • チェコ入国後1ヶ月の滞在に充分な資金を有していること
  • 過去にチェコでワーキングホリデービザを取得していないこと
  • チェコの法令に従い、入国するための健康要件をすべて満たしていること
  • チェコの法令により義務付けられている、医療保険の証明書を提出すること
  • 犯罪経歴がないこと
  • ビザ申請手数料を払うこと

チェコの地図

チェコのワーキングホリデービザ申請の流れ

チェコのワーキングホリデービザ申請の流れ

STEP1:ビザ申請書への記載を行う

まず、ワーキングホリデービザを申請するために必要な申請書の記載を行います。

チェコ共和国大使館の公式サイトにはワーキングホリデー専用のビザ申請書ダウンロードについては明記されていませんが、長期滞在用のビザと同じ申請書が必要となる可能性があるので、詳細は大使館へ確認を行いましょう。

チェコ大使館のビザの種類に関するページ

STEP2:必要書類をそろえる

項目 概要
ビザ申請書 提出前に記載を済ませておく
パスポート 予定滞在期間+3ヶ月以上の有効残存期間があり、査証欄の余白が2ページ以上残っているもの
顔写真2枚 35×45mmサイズ
資金証明 チェコ入国後、最初の1ヶ月間の滞在に充分な資金を有していることを証明するもの
※2018年現在は33,000チェコ・コルナ(約164,780円)
保険加入書 旅行医療保険の加入証明書、または入国前の健康保険の手配宣言書
犯罪歴証明書 過去に無犯罪であることを証明するもの

申請書とともに、上記の書類をあわせて提出する必要があります。各種きちんと準備し、書類の漏れがないようチェックしましょう。

提出する書類についてはいくつかの注意点があるので、必ず目を通し、規定に沿って書類の記載を進めていきましょう!

なお、チェコのワーキングホリデービザの申請は無料で行うことができます。

書類をそろえる中で気をつけること

  • 書類はすべて原本または原本証明付きの写しを提出すること
  • すべての書類はチェコ語、あるいはチェコ語翻訳を添付して提出すること
  • 資金証明書は銀行のレターヘッド(社用便箋)に印刷され、銀行代表者による署名・捺印があること
  • パスポートを除くビザ申請の補足書類(ビザ申請書の同封物)は、180日以内に発行されたものであること
  • 連絡先(電話番号やメールアドレス等)およびパスポートの返却方法を記載すること

保険加入書に関する注意点

  • 保険内容はチェコでの滞在期間、滞在中の救急医療費をカバーするものであること
  • 保険内容は、過失または寄与過失に起因する損傷・損害、アルコール、睡眠薬及および向精神剤の服用に起因する損傷・損害の補償が必ず含まれること
  • 保険は、①チェコで販売認可を受けている保険会社、②欧州連合加盟国もしくは欧州経済領域に関する協定締約国において販売認可されている保険会社、③日本で販売認可されている保険会社のいずれかで加入すること
  • 上記①、②の保険に加入する場合、チェコ語の翻訳を添付すること

STEP3:大使館へ訪問の予約を行う

チェコのビザを申請するときは、大使館領事部訪問の予約が必要です。
予約は、訪問の14日前までに行っておかなければならないので、余裕をもって済ませておきましょう。

予約について

項目 概要
予約受付時間 月曜~金曜日の午前9~10時
予約時に伝えること ・氏名
・国籍
・ビザの種類
・電話番号とメールアドレス
・訪問希望日
電話番号 ・03-3400 8122
・03-3400 8123
・03-3400 8127

STEP4:大使館へ訪問、ビザを申請する

大使館の領事部を訪れ、必要書類を提出します。
事前の予約を行っていないと申請の手続きができないので、忘れないようにしましょう。

また、休館日が変則的になることもあるので、大使館サイトで必ず前もって確認してから訪問するようにしてください。

申請が終わり、審査に通ればビザを受け取ることができます。
審査には最大で60日程度かかるので、余裕をもって手続きを行うと安心ですよ。

チェコ共和国大使館について

  • 所在地:〒150-0012 東京都渋谷区広尾2-16-1
  • 開館時間:月~金曜日の7:45~16:15(チェコおよび日本の祝日を除く)
  • 受付時間(領事部):月・水・金曜日の10:00~12:00(チェコおよび日本の祝日を除く)
  • TEL:03-3400-8122
  • FAX:03-3400-8124

チェコのワーキングホリデービザ申請の注意点

最後に、チェコのワーキングホリデービザを申請する際の注意点をまとめました。
申請自体は、書類を記入し大使館へ持参するというわかりやすい流れですが、気をつけておくべきこともあるので確認していきましょう!

チェックリスト

書類はチェコ語あるいはチェコ語の翻訳が必要

提出する書類は、チェコ語での記載あるいはチェコ語の翻訳を添付することが求められます。
また、コンピュータによる自動翻訳では翻訳内容が不充分であることが考えられるため、通常は認められていない点にも注意してください。

慣れない言語で書類作成時間がかかり、申請直前までバタバタに…という可能性もあります。
早め早めから準備を始め、余裕をもってビザ申請に臨めるようにしましょう!

大使館を訪問するときには予約が必須

いざビザを申請!の前に、大使館訪問の予約を済ませておく必要があります。
いつまでに予約が必要か、予約の受付時間などは決められているので、自分のスケジュールと照らし合わせて必ず忘れないように訪問予約を行ってください。

大使館の閉館日にはチェコの祝日も含まれているので、事前に調べておきましょう。

チェコで一定の収入を得ると所得税の支払い義務が!

チェコでの滞在期間中に、15,000チェコ・コルナ(約74,900円)を超える収入を得たときには、税務申告を行い所得税を支払うことが義務付けられています。

チェコでのワーキングホリデーは就労も許可されていますが、収入額によっては上記の手続きも必要になります。
税金に関する決まりは国によって異なるので、チェコの税務局などできちんと確認し、規定の収入を超えた場合には手続きを忘れないようにしましょう!

チェコのワーキングホリデービザは、早めの準備でスムーズな申請を!

いかがでしたか?

2018年11月にスタートしたチェコのワーキングホリデー。
日本の5分の1ほどのこぢんまりとした国ですが、中世の美しい街並みや芸術など、楽しめる要素たっぷりの国なのでぜひ長期滞在で魅力を存分に味わいたいですね!

ビザの申請自体は、書類を準備し大使館に持っていく…という流れですが、書類はチェコ語かチェコ語翻訳の提出になるのでスムーズに進めにくいかもしれません。
書類作成は余裕を持って早めに着手しておくと、渡航前に慌てずに済みますよ。

ビザ申請でわからないことがあれば、大使館に問い合わせてより確かな情報を入手しておきましょう!