デンマークのワーキングホリデービザ情報・申請方法まとめ
2023.09.14
留学くらべーる編集部
目次
こちらのページでは、デンマークのワーキングホリデービザについて、基本情報や申請の流れ、注意点などをご紹介しています。
デンマークでのワーキングホリデーをお考えの方は、ぜひチェックしてみてください♪
デンマークのワーキングホリデービザ最新情報
ワーホリビザ申請時の訪問先が大使館からVFS Globalビザセンターに変更
デンマークのワーホリビザは申請時に生体認証(写真撮影や指紋の登録など)を行う必要がありますが、その申請時の訪問先がデンマーク大使館から「VFS Global」という合同ビザ申請センターへと変更されました。
VFS Globalに訪問する際には事前の予約が必要です。
また、デンマークの場合、ワーホリビザの申請料自体は無料ですが、手数料として20ユーロ(約2,400円)分の日本円を支払うこととなります。
ビザに関する情報は頻繁に更新される可能性があるので、申請時には必ず最新の情報をチェックするようにしてくださいね。
デンマークのワーキングホリデービザ基本情報
項目 | 概要 |
---|---|
開始年 | 2007年 |
対象年齢 | 18~30歳 ※申請時の年齢 |
発給人数 | 制限なし |
入国期限 | 明記なし |
滞在可能期間(最長) | 1年間 |
就学できる期間 | 明記なし |
就労できる期間 | 6ヶ月 |
デンマークのワーキングホリデービザ(WH1)は、最長で1年間デンマークに滞在できるビザです。
ワーキングホリデービザを取得すれば、特別に許可を申請することなく、デンマーク語や文化を学ぶために語学コースなどに通うことができます。
就労できる期間が6ヶ月と制限されているので、資金は余裕を持って準備しておいたほうが安心でしょう。
デンマークのワーキングホリデービザの申請条件
- 日本国籍かつ日本在住であること
- 主な滞在目的が休暇であること
- 申請時の年齢が18~30歳であること
- 子どもの同伴不可(独自のビザや居住許可証を持っていれば可)
- これまでにデンマークのワーキングホリデービザを取得したことがないこと
- 有効なパスポートを所有していること
- 往復航空券または購入できる資金を有していること
- 滞在資金15,000クローネ(約24.3万円)を有していること
- 健康かつ犯罪歴がないこと
デンマークのワーキングホリデービザ申請の流れ
STEP1:必要書類を準備
デンマークのワーキングホリデービザは、オンラインで必要書類の提出を行います。
必要書類としては下記が挙げられているので、漏れのないように準備を進めましょう。
デンマークのワーキングホリデービザ申請に必要な書類
項目 | 概要 |
---|---|
パスポート | 原本と全ページのカラーコピーを各1部 |
預金残高証明書 | 英文、15,000クローネ(約24.3万円)以上の残金があるもの |
復路用の航空券 | 航空券購入のための資金証明でもOK |
海外保険加入証明書 | デンマーク滞在期間中を補償するもの |
STEP2:移民局HPでビザ申請
必要書類の準備ができたら、移民局のホームページでビザ申請を行います。
①移民局のワーキングホリデービザページを確認
【How to apply】をクリックすると、必要書類や申請用のフォーム、申請の流れがわかるページが開きます。
【Complete the application form】の項目を選択すると申し込みフォームのボタンがある箇所になるので、【Use the online form WH1】をクリックして申請を進めていきましょう。
②ビザ申請用のログインページからログインする
デンマークのインターネットバンキングなどで使用される「NemID」を持っている方は
⇒【Login using NemID in order to start a new application or retrieve a previously saved application】
持っていない方は
⇒【Start a new application without using NemID】
を選択して、【Next】をクリックするとログインできます。
こちらを選択した場合は下部にユーザーネームとパスワードが表示され、その番号を使ってログインできるようになります。
ユーザーネームとパスワードはメモ帳などにコピペして、忘れずに保管するようにしてくださいね。
申請途中で保存することも可能で、作業を再開するには【Retrieve and continue a previously saved application without using NemID】を選択して【Next】をクリックしてログインすればOKです。
③必要事項を入力
ログインしたらビザ申請フォーム画面に切り替わるので、必須項目に入力をして申請を行います。
申請の際にパスポートのコピーや残高証明書を添付するので、申請前にスキャンしてパソコンに取り込んでおきましょう!
申請自体は、20~30分程度で完了します。
STEP3:VFS Globalビザセンターに訪問予約を行う
オンラインでのビザ申請が完了したら、VFS Globalビザセンターへ行って生体認証登録を行う必要があります。
訪問予約が必要なので、ビザ申請に合わせて予約を入れましょう。
生体認証情報登録は土日祝日を除く下記の時間に受け付けています。
- 9:00~12:00
- 13:00~15:00
STEP4:VFS Globalビザセンターで生体認証登録を行う
予約した日時に、VFS Globalビザセンターに行き、生体認証登録を行います。
オンラインで申請した際に届くメールのコピーやビザの申請時に使用した書類も持って行っておくと安心です。
また、生体認証登録はビザ申請後2週間以内に行う必要があるので、事前にしっかりスケジュールを立てて申請するようにしてくださいね。
STEP5:ビザを受け取る
生体認証登録が終わり、1~3ヶ月くらいで通知が届きます。
無事に審査が通っていれば直接訪問もしくは郵送(有料)にてビザを受け取れるので、VFS Globalビザセンター訪問時にはどのようにビザを受け取るか決めておくようにしましょう。
また、審査結果にかかる時間は人によって異なります。
すぐに申請が通るわけではないので、できるだけ余裕を持って訪問するようにしてくださいね。
デンマークのワーキングホリデービザ申請の注意点
最後に、デンマークのワーキングホリデービザ申請の際に注意すべき点をご紹介します。
スムーズな申請が行えるように、事前にしっかり確認しておきましょう!
ビザ申請の受付は2、3ヶ月前から
デンマークのワーキングホリデービザ申請は、通常2、3ヶ月前からの受付となります。
渡航予定より3ヶ月以上期間がある場合、ビザの申請を受け付けてもらえない可能性が高いので、申請するタイミングには要注意です。
また、大使館によると5~7月はビザの申請者が多く混雑が予想されるとのことなので、申請時には許可が下りるまでどのくらいの期間がかかるか確認しておくと安心ですよ!
住民登録・健康カードの申請も忘れずに!
デンマークでは、ビザ取得後3ヶ月以内または入国後5日以内に、デンマークの住民登録局( Folkeregisteret )で住民登録と健康カード(イエローカード)の申請が必要です。
申請にはパスポートやビザなど、ワーキングホリデーに関わる書類が必要なので、申請前に必要書類をしっかり確認しておきましょう。
申請が完了すると、1~2ヶ月くらいで顔写真と指紋が登録されたレジデンスカードとCPRナンバーが記載された健康カードが登録した住所宛に郵送されます。
CPRナンバーとは
CPRナンバーとは、個人を識別するために発行される番号のことです。
CPRナンバーがあれば、銀行などの公共・民間のサービスにアクセスするために必要なNemIDが取得できます。
NemIDは必ず必要ということではありませんが、銀行のインターネットバンキングを利用できたり、インターネットで住所変更ができたりとデンマークでの生活がより便利になるのでおすすめですよ!
ビザの申請はデンマークでもできる
ワーキングホリデービザは、デンマーク滞在中でも申請できます。
デンマーク雇用維持・外国人雇用庁でビザの申請を行いますが、大まかな流れは日本と同じです。
ビザ申請のための必要書類を準備し、デンマーク雇用維持・外国人雇用庁で提出する流れになります。
申請前には必ず、デンマーク雇用維持・外国人雇用庁でビザの申請方法を確認してくださいね。
ただし、必ず申請が通るとは限らないので、できるだけ日本で申請したほうが安心でしょう!
デンマークのワーキングホリデービザは今からの準備でもOK!
デンマークのワーキングホリデービザ申請は、必要書類も比較的準備しやすく申請も簡単なので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!
ビザの申請は複数の方法があるので、スケジュールなども考慮したうえで、あなたにぴったりの申請方法を選択してくださいね♪
また、ビザに関する情報は予告なしに変更となる可能性があるので、常に最新の情報をチェックするようにしましょう!
ワーキングホリデーのビザ申請やデンマークでの生活について不安のある方は、ぜひ留学エージェントを活用してみてください。
デンマークのワーキングホリデーに詳しいスタッフが、あなたを全力でサポートしてくれるでしょう。