エストニアのワーキングホリデービザ情報・申請方法まとめ
2023.09.15
留学くらべーる編集部
目次
2020年3月にワーキングホリデー協定国に仲間入りしたエストニアですが、「どうやってビザを申請するの?」「必要な書類は?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?
そこで本記事では現時点でわかっている情報をもとにワーキングホリデービザの申請条件や申請方法などをまとめました!
エストニアのワーホリに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※ビザに関する情報は変更となる可能性があります。
申請前には必ず大使館等の公的な情報も確認するようにしてください。
エストニアのワーキングホリデービザ基本情報
項目 | 概要 |
---|---|
開始年 | 2020年 |
対象年齢 | 18~30歳 ※申請時の年齢 |
発給人数 | 制限なし |
滞在可能期間(最長) | 1年間 |
就学できる期間 | 明記なし ※語学コースに参加するのはOK |
就労できる期間 | 制限なし |
エストニアのワーキングホリデーはビザの発給人数に制限がありません。
エストニアから日本に来る場合は年間100人のみですが、日本人がエストニアに行く場合は発給数を気にせずいつでも申請OK!
旅行先や留学先としてはまだメジャーではありませんが、ワーキングホリデーで滞在すればその魅力を思いっきり堪能できますよ。
ぜひエストニアの詳しい情報もチェックして、ワーホリの具体的なイメージを膨らませてみてくださいね。
エストニアのワーキングホリデービザの申請条件
- ビザ申請時に日本国内にいること
- 主に休暇を目的としてエストニアに滞在すること
- ビザ申請時の年齢が18~30歳であること
- 扶養家族を同伴していないこと
※扶養家族もエストニアへの入国許可がある場合を除く - 日本の有効なパスポートを所持していること
- 往復航空券あるいは航空券を購入できるだけの資金を所持していること
- 滞在初期の生活をまかなえるだけの資金を所持していること
- 過去にエストニアのワーキングホリデービザを利用していないこと
- 健康状態が良好かつ犯罪歴がないこと
- エストニア滞在中をカバーする医療保険(入院補償含む)に加入していること
- エストニア滞在中、エストニア国内の法令を遵守する意志があること
エストニアのワーキングホリデービザの申請料金
- ビザ申請料金
- 無料
エストニアのワーキングホリデービザは、申請料がかかりません。
ただし申請時には滞在資金の証明が必要となります。
具体的な金額は明示されていませんが、エストニアの外務省によると1日あたり108ユーロ(約1.3万円)が目安とのことなので、108ユーロ×3ヶ月分の9,720ユーロ(約120万円)は用意しておくとよいでしょう。
参考:Applying for a visa to the Schengen area | エストニア外務省
エストニアのワーキングホリデービザ申請の流れ
エストニアワーキングホリデービザを申請するための大まかな流れは下記のとおりです。
- 必要書類を準備する
- オンラインビザ申請フォームに記入する
- 駐日エストニア共和国大使館にビザ申請の予約をする
- 駐日エストニア共和国大使館に訪問し、ビザ申請や指紋登録を行う
ワーキングホリデーの場合、長期滞在ビザに該当する「Dビザ」の申請書を提出します。
Dビザの申請書はオンラインで作成できるので、フォームに沿って入力を進めましょう。
オンラインビザ申請フォームについて
オンラインビザ申請フォームは下記のリンクから確認できます。
オレンジ枠の部分をクリックし、ビザの種類や言語の選択画面に移りましょう。
オレンジ枠側が「Dビザ」申請用のフォームです。
エストニア語・英語・ロシア語のいずれかを選択し、あとは指示に従って申請書の作成を進めていきます。
作成が完了したら記入した情報がPDFファイルとして設定したメールアドレスに送られます。
あるいはすぐに印刷もできるので、お好きなほうを選択しましょう。
提出時には署名済みのビザ申請書が必要なので、印刷後は忘れずに記載しておくようにしてくださいね。
Dビザ申請時に必要な書類
Dビザを申請する際に必要な書類として、下記が挙げられています。
項目 | 概要 |
---|---|
パスポート | ビザの空白ページが2枚以上かつ有効期限が滞在期間+3ヶ月以上あるもの |
ビザ申請書 | 記入かつ署名済みのもの |
写真 | サイズが35×45mmのもの |
医療保険の証明書 | 30,000ユーロ(約366万円)以上の補償範囲があるもの エストニアまたはシェンゲン圏で有効とされているもの |
資金証明となる書類 | 銀行残高証明書など |
ただし、上記はあくまでもDビザ用に提示されたものであり、ワーホリではさらに書類が求められる可能性があります。
たとえばワーホリの条件として「健康状態が良好かつ犯罪歴がないこと」が挙げられているため、健康診断書や犯罪経歴証明書が必要かどうかも大使館に確認したほうがよいでしょう。
ワーホリビザに関するお問い合わせ先
ビザに関する問い合わせ先は、駐日エストニア共和国大使館で受け付けています。
項目 | 概要 |
---|---|
電話 | 03-5412-7281 |
メール |
embassy.tokyo@mfa.ee ※英文で送る |
緊急時以外はメールでの連絡が推奨されています。
返信には時間がかかる可能性があるので、早めの準備を心がけましょう。
エストニアのワーキングホリデービザ申請の注意点
美しい街並みや治安のよさなど魅力たっぷりのエストニア。
ワーキングホリデーで滞在したい!という方は、細かな点もしっかりチェックしてビザの申請を進めましょう!
こちらでは、ワーホリビザに関する2つの注意点をご紹介します。
入国予定日の有無によって滞在期間が変わる
エストニアのワーキングホリデーは、入国予定日を指定するかどうかによって滞在できる期間が変わってきます。
- 指定した場合:入国予定日から12ヶ月
- 指定しなかった場合:ビザ発行日から12ヶ月
そのため、入国日を決めないままに申請してしまうと、1年間の滞在ができなくなってしまいます。
最長1年間をフルに使い切りたい!という方は、忘れずに入国予定日を決めておくようにしましょう。
ビザ申請は余裕をもって進めよう
エストニアの外務省によると、ビザ申請は入国予定日の15日前までに行う必要があるとのことです。
書類等を提出してからビザを受け取るまで2週間以上かかる可能性もあるので、できれば1ヶ月前には申請できるように準備を進めるとよいでしょう。
ただし、入国予定日の6ヶ月以上前にビザを申請することは認められていません。
早すぎると申請自体が受け付けられないので、しっかりスケジュールを立てるようにしてくださいね。
参考:Frequently Asked Questions | エストニア外務省
エストニアのワーキングホリデーでヨーロッパの魅力を堪能!
エストニアは英語が通じるところも多く、比較的ワーホリにチャレンジしやすい国でもあるんです!
国内にも魅力的なスポットはありますが、北欧へのアクセスもよいので、エストニアを拠点にヨーロッパ圏を巡ってみるのもおすすめですよ。
ワーキングホリデービザであれば、エストニアに最長1年間も滞在できます。
より詳しい情報が知りたい方は、大使館などに相談しながらぜひ準備を進めてみてくださいね!