リトアニアのワーキングホリデービザ情報・申請方法まとめ
2020.08.06
留学くらべーる編集部
目次
2019年からスタートしたリトアニアとのワーキングホリデー制度ですが、「ビザを申請するにはどうしたらいいの?」「申請に必要な書類って?」などわからない点も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、リトアニアワーキングホリデービザに関するさまざまな情報をまとめました!
ビザの発給数や申請の流れなど、申請前に知っておきたい情報ばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
※ビザに関する情報は変更となる可能性があります。
申請前には必ず大使館等の公的な情報も確認するようにしてください。
リトアニアのワーキングホリデービザ基本情報
項目 | 概要 |
---|---|
対象年齢 | 18~30歳 ※申請時の年齢 |
滞在可能期間(最長) | 1年間 |
ビザ発給人数 | 100人 |
就学できる期間 | 明記なし |
就労できる期間 | 明記なし |
ビザ申請方法 | ビザ申請センターに訪問 |
リトアニアのワーキングホリデーは年間100人のみが利用できる制度です。
ほかの国よりも申し込める人数が少ないので、リトアニアでのワーホリをお考えの方は早めに準備を進めるとよいでしょう。
また、具体的な期間は明示されていませんが、リトアニアの文化や生活様式を学ぶ目的で短期の語学コースに通うことは認められています。
ですがあくまでも「短期」とされているので、リトアニア語を身につけたい方は日本にいるうちから勉強しておくのもおすすめですよ!
リトアニアのワーキングホリデービザの申請条件
- 日本国籍であること
- 申請時に日本居住であること
- 主に休暇を予定として入国日からの1年間を過ごすこと
- 申請時の年齢が18~30歳であること
- 扶養家族を同伴しないこと
※扶養家族もリトアニアの滞在資格があれば可能 - 有効なパスポートを所持していること
- 帰国用の航空券あるいは航空券を購入できるだけの資金があること
- 滞在初期の生活をカバーする資金があること
- ワーホリ終了時にリトアニアから出国する意思があること
- 過去にリトアニアのワーキングホリデービザを取得していないこと
- 健康状態が良好であること
- 犯罪歴がないこと
- 滞在期間中、リトアニアの法令を遵守する意思があること
リトアニアのワーキングホリデービザの申請料金
- ビザ申請料金
- 無料
リトアニアのワーキングホリデービザ申請料は無料です。
ただしビザ申請センターへの手数料(VFSサービス料)として、15.90ユーロ相当の日本円(約2,000円)を支払います。
ビザ申請センターは東京にあるので、遠方にお住まいの方は交通費と合わせて必要な費用を計算しておくとよいでしょう。
リトアニアのワーキングホリデービザ申請の流れ
STEP1:必要な書類を準備する
まずはビザ申請に必要な書類を準備します。
書類によっては入手までに数週間かかるものもあるので、余裕をもって用意しましょう。
ビザ申請書は公式サイトからオンラインで作成します。
ワーキングホリデーは長期滞在用の「Dビザ」に該当するので、「D - National」を選択しましょう。
また、回答をプルダウンで選択できる箇所もありますが、住所など直接入力する項目もあります。
文字はラテン文字(=ローマ字)と指定があるので、間違えないように注意しながら記入していきましょう。
リトアニアワーキングホリデーに必要な書類
項目 | 概要 |
---|---|
ビザ申請書 | オンラインのフォームで作成し、印刷・署名する |
日本のパスポート |
・出国予定日からプラス3ヶ月以上の有効期間があるもの ・白紙ページが2枚以上あるもの ・過去10年以内に発行されたもの ※コピーも用意する |
顔写真 | ・35×45mmのもの ・6ヶ月以内に撮影されたもの ・背景が淡い色のもの |
日本在住を証明できる書類 | 原本およびコピーが必要 |
残高証明書 | リトアニアでの生活をカバーできるだけの資金証明 ※1ヶ月あたり555ユーロ(約7万円)が目安 ※原本およびコピーが必要 |
航空券 ※購入できるだけの資金でも可 |
帰国用航空券の購入資金目安は607ユーロ(約7.6万円) ※原本およびコピーが必要 |
健康保険に関する書類 | ・シェンゲン協定国で有効なもの ・医療費の払い戻しや送還用の費用なども含む ・最低補償額3万ユーロ(約375万円)以上 ※原本およびコピーが必要 |
犯罪経歴証明書 | 6ヶ月以内に発行されたもの ※原本のみ |
声明書 | 健康と法令遵守に関する意思を示した署名入りの声明書 |
参考:Working holiday visa for Japanese nationals
STEP2:ビザ申請センターを予約・訪問する
必要な書類が集まったら、東京にあるビザ申請センターに訪問予約をします。
予約はビザ申請センターのサイトから行えます。
予約日になったら、必要書類等を持ってビザ申請センターを訪問します。
ビザ申請センターでは指紋の登録を行うので、指先にケガがないか確認しておきましょう。
ビザ申請センターについて
項目 | 概要 |
---|---|
住所 | 〒105-0014 東京都港区芝1-4-3 SANKI芝金杉橋ビル4F |
電話番号 | +81 50-5433-7978 |
メールアドレス | info.lithuaniajp@vfshelpline.com |
STEP3:ビザを受け取る
ビザの申請が無事に受理されると、ビザ申請センターから通知が届きます。
直接受け取りに行くだけでなく、郵送での受け取りも選択できるので、遠方にお住まいの方は郵送を選択するとよいでしょう。
また、申請から決定までは15日以内とされています。
ただし状況によっては1~2ヶ月ほどかかる場合もあるので、余裕をもって申請を行うようにしてくださいね。
リトアニアのワーキングホリデービザ申請の注意点
最後に、リトアニアのワーキングホリデービザ申請における注意点をご紹介します。
細かな点までしっかりチェックして、申請直前に焦らなくてよいように準備を進めましょう!
書類の条件が多いので見逃さないように気をつけよう
リトアニアはワーキングホリデービザの申請書類が、やや多めです。
健康保険など条件が細かい書類もあるので、不安な方は留学エージェントや保険会社などに相談するとよいでしょう。
また、書類はすべて英語かリトアニア語で用意する必要があります。
日本語の書類でも翻訳してから提出となるので、その点にも注意するようにしてくださいね。
ビザ申請は渡航予定の15日前までに行おう!
駐日リトアニア大使館では、ビザの申請をリトアニアに渡航する3ヶ月前から15日前までに行うように推奨しています。
ですがビザ申請時に書類不備が発生したり、さらに書類の提出が求められたりすると、15日前では間に合わない可能性も十分にあります。
15日前はあくまでもギリギリの期限と考え、遅くとも1ヶ月前くらいにはビザの申請ができるように準備を進めるようにしましょう。
リトアニアのワーキングホリデーに挑戦しよう!
リトアニアは街並みの美しさや物価の低さなど魅力も多く、ヨーロッパでのワーホリに興味がある方におすすめの国です!
ビザ発給数は100人のみと限られていますが、それだけ貴重な経験となることでしょう。
また、今回は公式サイトの情報をもとにワーホリビザの申請方法をご紹介しましたが、実際に申請する際には情報が更新されている可能性もあります。
リトアニアのワーホリは必要書類も多いので、書類の条件等に間違いがないか必ず最新情報をチェックしてから準備を開始するようにしてくださいね!