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ポーランドのワーキングホリデービザ情報・申請方法まとめ

2018.08.23

留学くらべーる編集部

ポーランドのワーキングホリデービザ情報・申請方法まとめ

こちらでは、ポーランドのワーキングホリデービザの概要や申請条件、申請方法などをまとめてご紹介します。
ポーランドでのワーキングホリデーをお考えの方は、ぜひご覧ください♪

ポーランドのワーキングホリデービザ基本情報

項目 概要
開始年 2015年
対象年齢 18~30歳
※申請時の年齢
発給人数 500人
入国期限 明記なし
滞在可能期間(最長) 1年間
就学できる期間 制限なし
就労できる期間 制限なし

ポーランドのワーキングホリデービザには、毎年500人という発給人数の制限があります。

ビザの申請料は無料で、申請手続きもシンプルです。

ヨーロッパの中でも比較的物価が安く治安が良いこともあり、ワーキングホリデー先としても年々人気が高まっているんですよ♪
ポーランドでのワーホリを決めたら早めに申請の手続きを確認してくださいね。

ポーランドのワーキングホリデーについてもっと詳しく

ポーランドのワーキングホリデービザの申請条件

  • ビザ申請時に日本国内に住んでいること
  • 主な目的が休暇であること
  • 申請時の年齢が18~30歳であること
  • 被扶養者を動向しないこと
  • 有効なパスポートを所有していること
  • 往復航空券または購入に必要な資金を証明できること
  • ポーランド滞在初期の生活費として、最低2,000米ドル(約22.5万円)を有していること
  • ビザの有効期限内にポーランドを出国すること
  • ワーキングホリデービザで滞在中に、ビザの種類を変更しないこと
  • 過去にポーランドのワーキングホリデービザを取得したことがないこと
  • 健康状態が良いこと
  • 健康保険への加入意思があること

ポーランドのワーキングホリデービザ申請の流れ

ポーランドのワーキングホリデービザ申請の流れ

STEP1:必要書類を準備

まずは、ビザ申請書に必要な書類を準備しましょう。
ビザ申請に必要な書類は、以下の通りです。

ポーランドのワーキングホリデービザ申請に必要な書類

項目 概要
ビザ申請書 e-Konsulatで作成・印刷したもの
※パスポートと同じ署名が必要
パスポート ●残存有効期間が1年3か月以上あるもの
●ビザ用の空白ページが2ページ以上あるもの
●過去10年以内に発行されているもの
証明写真 1枚
※縦4.5cm×横3.5cm、背景が無地のカラー、6か月以内に撮影されたもの
海外旅行保険証明書 下記のいずれか
●滞在期間すべてをカバーする海外保険加入証明書
●滞在当初の期間をカバーする海外保険加入証明書+保険期間延長もしくは任意保険の加入意志を示す署名入りの宣誓書
残高証明書 直近3か月の生活費、最低2,000米ドル(約22.5万円)の預金高を証明する下記のいずれか
●銀行口座残高証明の原本
●預金通帳(過去3か月から最新の記載があるもの)の原本・コピーを各1部
往復航空券 下記のいずれか
●購入済みの往復チケット
●予約確認書
●航空券を購入できる資金の証明書
滞在計画書 A4用紙で1枚
※日本語・英語・ポーランド語のいずれかの言語で作成
ワーキングホリデーの動機作文 A4用紙で1枚
※日本語・英語・ポーランド語のいずれかの言語で作成

証明写真はサイズやカラーなどの他に、

  • 顔のサイズが全体の70~80%
  • 肩の上部から頭上までが写っていること
  • 髪の毛で顔が隠れていないこと(帽子やスカーフ、サングラスを着用した写真は不可)

が条件としてあります。

特に準備が難しい書類はありませんが、細かい条件が指定されているものもあるので、しっかり確認してから準備を始めるようにしましょう!

STEP2:専用サイト「e-Konsulat」で申請日の予約とビザ申請書の作成

まずは、専用サイトe-Konsulatにアクセスして、申請日の予約とビザ申請書の作成を行います。

予約から申請用紙の入力までを1時間以内で行わないと、予約や申請用紙は無効になるので、注意しましょう!

①e-Konsulatホームページにアクセス

e-Konsulatホームページにアクセス

e-Konsulatホームページはデンマーク語での表記がデフォルトになっているので、「英語のほうが得意!」という方はページ右上の【Wersja językowa】の項目を【PolskaからEnglish】に切り替えると良いでしょう。

このページでは、【Country / Region】の項目で【JAPAN】、【Diplomatic mission】の項目で【TOKYO】を選択します。

選択が完了すると、注意事項が記載されているページに移ります。

②注意事項などを確認し、ポーランド大使館への希望の申請日を選択する

ポーランド大使館への希望の申請日を選択する

上記のページが開いたら、左側の【Menu】内にある【National Visa - Register form】をクリックします。

すると、以下のビザ申請に関する注意事項が記載されたページに移るので、内容をしっかり確認してください。

注意事項が記載されたページ

注意事項をすべて確認し、【Image verification】部分に載っている画像の文字を入力して、【Continue】をクリックしましょう。

【Image verification】部分に載っている画像の文字を入力して、【Continue】をクリック

【Image verification】が表示されていた部分が【Date of appointment】に変わるので、ポーランド大使館でのビザ申請希望日を選択します。

選択後に【Make reservation】をクリックすると、ビザ申請書作成のページに移ります。

ここからが、ビザ申請書作成の本番です!

1時間以内にすべての項目に入力しないとページが無効になってしまうので、時間を確認しながら入力を進めていきましょう。

入力する際は、A~Zのアルファベットは大文字数字や記号は半角という点に気をつけてください。

③ 渡航者の情報を入力

渡航者の情報を入力

項目 概要
Surname (s) (family name(s)) 苗字
Surname (s) at birth (previously used surname (s)) 苗字
※結婚して苗字が変わった場合、変更前の苗字を入力
First name(s) 下の名前
Date of birth (year-month-day) 誕生日
※年-月-日(例:1997-10-07)
Place of birth 生まれた都道府県名
Country of birth 生まれた国
Current nationality/ies 現在の国籍
Original nationality (nationality at birth) 生まれたときの国籍
Sex 性別
Martial status 結婚の有無

④ パスポートの情報を入力

パスポートの情報を入力

項目 概要
Type of travel document 通常のパスポートの場合【Ordinary passport】を選択
Number of travel document パスポート番号
Date of issue (year-month-day) パスポート発行年月日
※年-月-日(例:2015-04-10)
Valid until (year-month-day) パスポートの有効期限
※同じ形式で入力
Issued by パスポートが発行された国

次に【In the case of minors】という項目がありますが、これは未成年の場合のみ入力が必要です。
20歳以上であれば【Does not apply】をチェックしてください。

⑤渡航者の現住所や連絡先などを入力

渡航者の現住所や連絡先などを入力

項目 概要
Applicant’s home address and e-mail address 現在の住所・連絡先
Residence in a country other than the country of current nationality 【No】を選択
Current occupation 現在の職業
Employer and employer’s address and phone number. For students, name and address of school 現在勤めている会社、通っている学校の住所・連絡先

【Applicant’s home address and e-mail address】で入力するメールアドレスは、間違いのないように注意しましょう。

後ほどビザ申請書の保存や印刷が必要なので、パソコンのメールアドレスにしておくと良いですね!

また、日本の【Phone area code】は【81】です。

⑥ 渡航目的や予定などを入力

渡航目的や予定などを入力

項目 概要
Main purpose(s) of the journey 主な目的
※【Tourism】だけが望ましい
Destination country 渡航先の国
Member State of first entry 最初に入国する国
Number of entries requested 【Multiple entries】を選択
Duration of stay 滞在日数
※91~365日で入力
Intended date of arrival to the Republic of Poland (year-month-day) 入国予定日※年-月-日(例:2018-09-15)
Intended date of departure from the Republic of Poland (year-month-day) 出国予定日※同じ形式、365日以内で入力
National visas issued during the past five years 【No】を選択
Fingerprints collected previously for the purpose of applying for a Schengen visa 【No】を選択
Data of receiving person 受け入れ先の個人・会社の情報
Cost of travelling and living during the applicant’s stay is covered 滞在中に生活費を払う人
Means of support during your stay 滞在中の費用の支払い手段
EU citizen data 【Does not apply】を選択

ワーキングホリデービザで滞在できるのは、最長1年です。

滞在日数【Duration of stay】と出国予定日【Intended date of departure from the Republic of Poland (year-month-day) 】は365日以内の入力となるよう、充分に注意しましょう!

⑦入力した情報を確認

すべての入力が完了したら、もう一度最初から情報の見直しをしましょう。

正しい情報なのかはもちろん、

  • 指定された文字(アルファベットは大文字、数字・記号は半角)になっているか
  • 指定された形式(年月日のハイフンや0など)になっているか

という点にも気をつけてくださいね。

⑧ビザ申請書を保存し印刷

ビザ申請書を保存し印刷

見直しが完了したら、【Applicant’s data】の3つのチェックボックスにチェックを入れて【Continue】をクリックします。

すると確認画面に移るので、間違いがなければ【Save】をクリック。

”Thank you for submitting form Your form number is:~受付番号~"

上記の文字が表示されたら完了です。

ページ内の【Print】をクリックするとPDFファイルの保存ができるので、印刷して写真を貼ればビザ申請書の完成です!

登録したメールアドレスにビザ申請書のデータと予約確認のメールが届くので、必ず確認しておきましょう。

STEP3:ポーランド大使館でビザ申請

必要書類の準備が完了したら、予約日にポーランド大使館に行き、ビザの申請をします。

ビザ申請用の窓口で必要書類を提出して、受理されれば完了です!

ポーランド大使館について

項目 概要
所在地 〒153-0062
東京都目黒区三田2-13-5
受付時間 月・火・木・金曜日:10:00~12:00
水曜日:14:00~16:00
※土日祝日は休館(ポーランドの祝祭日も含む)
TEL 03-5794-7020
03-5794-7040
FAX 03-5794-7024
メール tokio.amb.sekretariat@msz.gov.pl

STEP4:ビザを受け取る

審査結果は、ビザを申請してから約7~10日後電話で連絡があるので、連絡を受けてから大使館に受け取りに行きましょう。

結果によっては、追加書類の提出や面接が必要になる場合もあります。

申請から受け取りまでスムーズに行えるよう、必要書類など漏れのないように準備してくださいね。

ポーランドのワーキングホリデービザ申請の注意点

最後に、ポーランドのワーキングホリデービザ申請で注意しておきたい点をご紹介します。
スムーズにビザ申請ができるよう、事前にしっかり確認しておきましょう!

ビザ申請書の入力は正確に!

ポーランドのワーキングホリデービザ申請書には、30以上の入力項目があります。

1時間以内の入力が必須なので、焦ってしまい入力ミスや漏れが発生する可能性も。

スムーズなビザ申請には正確さが一番大事なので、しっかり確認しながら入力していきましょう。

落ち着いて作業するためにも、ビザ申請書にはどんな項目があるのか、どのように入力すれば良いのかを事前に確認しておくことをおすすめします!

滞在計画書・動機作文の作成ポイント

滞在計画書について

ビザ申請時に必要な滞在計画書は、ポーランドでの滞在予定が大まかに記載されていればOKです。

A4サイズの用紙1枚という指定はありますが、形式や作成方法(手書き・パソコン)自由です。

いつ、どこに滞在して何をするのかを分かりやすく記載しましょう。

ただし、ポーランドのワーキングホリデーの主な目的は休暇です。
仕事などの他の目的に重きを置いた滞在計画書だと審査に通らない可能性があるので、注意しましょう!

動機作文について

動機作文は名前の通り、ポーランドへのワーキングホリデーを選んだ理由を記載する書類です。

以下の項目、

  • ポーランドに興味を持ったきっかけ
  • ポーランドでの生活を希望する理由
  • ポーランドのワーキングホリデーを選んだ理由
  • ビザ取得後にしたいこと
  • 住みたい街
  • どのような生活を送りたいか
  • 帰国後のこと(どのように成長したいか、何に生かしたいか)

を含んでいれば問題ありません。
ポーランドのワーキングホリデーの目的や想いなどを整理してから作成したほうが、よりスムーズにまとめられるでしょう。

ビザを取得してポーランドでのワーキングホリデーへ第一歩を踏み出そう!

いかがでしたか?

ポーランドのワーキングホリデービザ申請は、必要書類を準備して大使館に提出するだけ!
申請方法がとってもシンプルなので、少しでも興味のある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。

ポーランドのワーキングホリデーは始まったばかりで、まだまだ情報が少ないのが現実…。

詳しい情報が知りたい、不安を解消したいという方には、ポーランドの情報に精通している留学エージェントの利用も検討してみてはいかがでしょうか。
理想の海外生活が送れるサポートをしてくれますよ♪