ハンガリーのワーキングホリデービザ情報・申請方法まとめ
2018.08.23
留学くらべーる編集部
目次
ハンガリーとのワーキングホリデーは、2017年2月に締結されたばかり!
ビザの概要や申請条件はどうなっているのでしょうか?
こちらではハンガリーのワーホリビザについて現段階で分かっている情報をまとめているので、ぜひご覧ください。
ハンガリーのワーキングホリデービザ基本情報
項目 | 概要 |
---|---|
開始年 | 2017年 |
対象年齢 | 18~30歳 ※申請時の年齢 |
発給人数 | 200人 |
入国期限 | ビザの発給日から1年間 |
滞在可能期間(最長) | 1年間 |
就学できる期間 | 明記なし |
就労できる期間 | 明記なし |
ハンガリーの場合、ワーキングホリデー制度を利用するためには一時滞在許可証 (Temporary Residence Permit)を申請しなければいけません。
他のワーホリ協定国とは扱いが少し異なるので、しっかり情報を調べてから準備に臨むようにすることが大切です!
2018年1月現在、ハンガリーでワーキングホリデーをするには
- 日本国内でビザの申請を行う
- ハンガリーに渡航後、現地の移民局でビザの申請を行う
のいずれかの方法でビザを取得する必要があります。
ハンガリーのワーキングホリデーは始まったばかりでほとんど情報がないので、一つひとつ確認しながら進めるようにしてくださいね。
ハンガリーのワーキングホリデービザの申請条件
- 休暇を目的としてハンガリーに入国する意図があること
- 一時滞在許可証を申請する際、または一時滞在許可証への書き換えを行う際の年齢が18~30歳であること
※一時滞在許可証を受け取るためのビザ(査証)を申請する際ではない - 被扶養者を同伴しないこと
※被扶養者も一時滞在許可証またはその他のビザを取得している場合を除く
- 滞在期間中に有効なパスポートを所持していること
- 帰国用の航空券、もしくは航空券を購入するための資金があること
- ハンガリー滞在当初の期間、生活できるだけの十分な資金(最低25万円)があること
- ハンガリー滞在終了時にハンガリーを含むシェンゲン協定加盟国から出国する意思があること
- ハンガリー滞在の間、ワーキングホリデー制度参加者としての在留資格を変更しないこと
- 過去にハンガリー政府から一時滞在許可証の発給を受けていないこと
- 健康であること
- 犯罪経歴がないこと
- 滞在の間、ハンガリー国内にて効力のある法令を守る意思があること
ハンガリーのワーキングホリデービザ申請の流れ~日本で申請をする場合~
ハンガリーでワーキングホリデーをするためには一時滞在許可証を申請する必要がありますが、日本国内から申請する場合は、そのさらに前段階の一時滞在許可証を受け取るためのビザを発給してもらわなければなりません。
ビザを受け取るまでの流れを理解し、スムーズに取得できるよう準備を進めていってくださいね!
STEP1:事前予約をする
日本でビザを申請するには、東京都にある駐日ハンガリー大使館(在京ハンガリー大使館)で申請者本人が手続きを行います。
ビザの申請には事前の予約が必要なので忘れないようにしましょう!
ビザの申請は、火曜日・木曜日に受付が可能。
また、メールで詳細を問い合わせることができるので、疑問点はしっかり解決しておくようにしましょう。
駐日ハンガリー大使館について
項目 | 概要 |
---|---|
所在地 | 〒108-0073 東京都港区三田2-17-14 |
開館時間 | 月~木曜日:8:30~17:00 金:8:30~13:30 ※ビザ申請受付は火・木曜日の9:30~16:30 |
TEL | 03-5730-7120 03-5730-7121 |
メール | consulate.tio@mfa.gov.hu |
STEP2:ビザ申請に必要な書類の準備し、大使館に提出
項目 | 概要 |
---|---|
申請用紙 | サイトからダウンロードした様式のもの |
写真2枚 | うち1枚は、申請用紙添付用 |
当面の滞在先の証明 | 宿泊施設の利用を証明するもの。 1~2週間分で良い |
銀行残高証明など | 滞在期間中の生活費を持っていることを証明するもの ※最低25万円の残高証明が目安 |
滞在中の海外旅行保険 | 滞在期間をカバーする海外保険に加入していること |
ハンガリーのワーキングホリデービザ申請に必要な書類は、決して多くはありません。
ですが、それぞれの書類に対してさまざまな規定があるので、書類の内容を一つひとつ確認しながら準備していきましょう。
また、大使館のワーホリビザに関する情報内にパスポートについての記載はありませんが、留学ビザや就労ビザ申請時の書類として含まれているので、念のため持っていくと安心です。
書類をそろえたら、東京にある駐日ハンガリー大使館でビザの申請を行います。
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STEP3:ハンガリーでビザを受け取る
日本で申請した場合、申請後に一時滞在許可証を受け取るためのビザが発給されたら終わり…というわけではありません!
渡航後は、シェンゲン協定加盟国内に入国後30日以内にハンガリーの移民局(BAH)へ行き、一時滞在許可証への切り替えの手続きを行いましょう。
この手続きまで済ませて無事にハンガリーでワーキングホリデーをすることができるので、最後まできちんと流れを理解しておくようにしてくださいね。
ハンガリーのワーキングホリデービザ申請の流れ~ハンガリーで申請をする場合~
ハンガリーのワーキングホリデービザ(一時滞在許可証)は、ハンガリー国内でも申請することができます。
ただし、ビザの申請が却下される可能性もあるので、ちゃんとできるか心配…という方はできるだけ日本国内から申請するようにすると良いでしょう。
STEP1:事前に移民局へ確認の連絡を入れる
現地ハンガリーで申請を行う場合、査証なし、あるいは何らかの種類のビザを取得してハンガリーに入国後、移民局でビザ取得の手続きを行います。
移民局を訪問する際は、あらかじめ連絡を入れる必要があります。
このときに、ビザの申請や準備する書類について分からないことがあればあらかじめ現地の移民局に質問しておくのもいいでしょう。
移民局での申請がよりスムーズに進むかもしれませんよ!
STEP2:ビザ申請に必要な書類を準備して、提出する
現地で申請をするパターンでも、提出すべき書類は日本での申請時と大きくは変わりません。
ですが、念のためにSTEP1の段階で確認しておくことをおすすめします。
移民局で「書類を追加しないといけない!」と戸惑わずに済むかもしれません。
ハンガリーでビザを申請する場合の申請料は18,000フォリント(約7,900円)です。
また、移民局の営業時間もきちんとチェックしておくようにしましょう!
予約の有無も、事前に聞いておくと安心ですよ。
STEP3:ビザを受け取る
ハンガリーでは、申請から21日以内にビザの発給の可否が決まります。
万が一発給されなかった場合は、無査証での滞在可能期間あるいは所持しているビザの有効期間内に日本に帰国しなければいけません。
ビザは郵送、もしくは移民局で直接受け取ることもできるので、自分に合った方法で申請してくださいね。
ハンガリーのワーキングホリデービザ申請の注意点
ハンガリーのワーキングホリデービザを申請するときには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか?
こちらで確認していきましょう!
日本で申請した場合、現地で新たな手続きが必要
日本でビザを申請した場合、申請したビザだけではハンガリーでワーキングホリデーを続けることはできません。
渡航後、ハンガリーの移民局で一時滞在許可証へ切り替える手続きをすることでワーキングホリデーの許可が出る流れになります。
この手続きはシェンゲン協定加盟国内に入国後30日以内と決まっているので、忘れないように早めに済ませておくといいでしょう。
申請前には予約、確認の連絡を入れておくように!
日本、ハンガリーのいずれで申請をする場合でも、事前に訪問先へ予約や確認の連絡を入れておく必要があります。
予約や連絡なしで行ってしまうと、「長時間受付を待たされ申請ができない!」ということにもなりかねません。
申請が順調に進むように、事前確認はきちんとしておきましょうね♪
ハンガリーのワーキングホリデービザを取得して、自分だけの経験をしよう♪
いかがでしたか?
ハンガリーとのワーキングホリデー制度は開始されたばかりで、まだ情報が少ない状況ですが、徐々にビザ情報などが公開されています!
情報は予告なく変更・更新される場合があるので、大使館や移民局などの公式サイトを逐一確認することが大切です。
「留学くらべ~る」でも、随時情報を更新していくので参考にしてみてください。
ハンガリーでのワーキングホリデーは、日本人が少ない国に行ってみたい、安い費用でヨーロッパ生活を体験してみたいという方にぴったり!
興味のある方はぜひ挑戦してみてくださいね♪