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ポルトガルのワーキングホリデーで仕事を探すなら!知っておきたい情報まとめ

2020.05.29

留学くらべーる編集部

ポルトガルのワーキングホリデーで仕事を探すなら!知っておきたい情報まとめ

ポルトガルといえばヨーロッパのリゾート地として人気ですが、近年はバカンスだけでなくワーホリの渡航先としても注目を集め始めています。

ポルトガルワーホリに興味がある方のなかには「せっかく長期で住むなら、観光と仕事の両方を楽しみたい!」と考えている方がきっと多いはず。
そこでこちらでは、ポルトガルの仕事事情やワーホリでできる仕事について紹介していきます!

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ポルトガルの仕事事情

ワーホリの魅力といえば現地で就労できることですが、外国人がポルトガルで仕事を見つけるのはそう簡単ではありません。
特に地方にはワーホリ向けの求人がほとんどなく、現地で仕事を探す場合は首都リスボンなどの都市部に住む必要があります。

またポルトガルは週の労働時間が40時間までと決められているので、残業をしてたくさん稼ぐことが難しい状況です。
そのためポルトガルワーホリでは、日本にいる間にしっかりと資金を貯めておくことが大切ですよ!

ポルトガルの最低賃金について

 1ヶ月あたり635ユーロ(約7.4万円)

2020年5月時点でのポルトガルの最低賃金は1ヶ月あたり635ユーロ(約7.4万円)です。

最低賃金が日本より低く、残業があまりできないポルトガルでは、アルバイト代だけで生活費を全額まかなうのは少し厳しいかもしれません。

ただそれでもポルトガルの最低賃金は少しずつ上昇を続け、2019年の600ユーロ(約6.9万円)から5,000円ほどアップしています。
これから最低賃金が上がる可能性もあるので、滞在中は定期的に最新情報をチェックしておくとよいですよ!

ポルトガルで仕事を探すならポルトガル語は必須!

ホテルのベッドメイキングや農園のピッキング作業など、あまり会話をせず1人で黙々と働く仕事であれば、最低限の英語さえ話せれば雇ってくれることがあります。

しかしそれ以外の職場ではポルトガル語の能力が必須なので、まずは語学学校で日常会話レベルのポルトガル語の習得を目指すようにしましょう。

またフランス語やドイツ語など、ほかの言語が使えると給与の高い仕事に就ける可能性が上がるため、得意な外国語がある場合は積極的に面接でアピールしてくださいね!

ポルトガルのワーキングホリデーでできる仕事

ポルトガルのワーキングホリデーでできる仕事

こちらでは、ポルトガルにはどのような求人があるのか紹介していきます。
それぞれの仕事の時給目安についてもお伝えするので、現地で働きたい方はぜひ参考にしてくださいね。

現地で募集されている求人例(賃金の目安)

職種 給料
家事手伝い 4時間30ユーロ(約3,521円)
施設の清掃員 時給4ユーロ(約473円)
レストランのウェイター・ウェイトレス 時給6ユーロ(約709円)

レストランのスタッフは、ワーホリでチャレンジしやすい仕事の1つです。
調理経験やスキルがある方であれば、ホールスタッフよりも時給の高いキッチンで働ける可能性が上がるでしょう。

そのほかにもポルトガルでは、家事手伝いやベビーシッターなどお客さんの自宅に足を運んで行う仕事がよく募集されています。
特別な資格が必要ない職種もあるので、興味のある仕事は応募条件をよく確認してみてくださいね!

ポルトガルワーホリの費用について詳しく知りたい方はこちら

ツアーガイドも人気のお仕事!

夏のバケーションシーズンには、ヨーロッパ各地から多くの観光客がポルトガルへ訪れます。
この時期は求人サイトにツアーガイドの募集が増えるため、オフシーズンよりも比較的面接に受かりやすいと言えるでしょう。

日本人観光客向けのツアーであれば採用の確率が上がるので、こまめに求人情報をチェックしておくとよいですよ。

またツアーガイドの仕事はチップをもらえることが多く、頑張り次第ではたくさん稼げるのも魅力です!

ポルトガルの仕事探しに役立つサイト

ポルトガルの求人情報は、下記のようなサイトに掲載されています。

ポルトガルでは、企業が運営する求人サイトだけでなく、求職者と雇用者をつなぐ掲示板が仕事探しによく利用されています。
ワーホリ向けの求人は少ないですが、さまざまな職種の仕事が掲載されているのでぜひ覗いてみてくださいね。

ポルトガルワーホリで仕事を始める前に必要な手続き

ポルトガルワーホリで仕事を始める前に必要な手続き

ポルトガルでは入国後に外国人国境局(通称SEF)でいくつかの手続きをする必要があります。
手続きの内容はSEF公式サイトに詳しく載っているので、事前に軽く目を通しておきましょう!

また、仕事をはじめる前に必要な手続きとして、「納税番号の取得」「銀行口座の開設」があります。
それぞれについてもワーホリ前にチェックしておいてくださいね。

納税番号(NIF)を取得する

ポルトガルで仕事をする方は、納税番号を取得しなければいけません。
納税番号は銀行口座開設の際に必要となるので、早めに手続きを済ませておきましょう。

納税番号の取得手続きは税務署で行いますが、その際にはパスポートと日本の住所を証明するものを持参し、保証人も同席しなければいけません。
すでに現地に友人や知人がいればスムーズに進みやすいですが、保証人が見つからない場合は居住先の大家さんなどにお願いしてみるとよいですよ!

銀行口座を開設する

納税番号の取得が完了すれば、銀行口座を開設できます。
「ActivoBank」という銀行が手続きが簡単なことで評判ですが、支店の場所や手数料などを考慮しながら自分に合った銀行を選ぶようにしましょう。

口座開設にはパスポート、納税番号、住居証明が必要で、銀行によっては給与明細など職業を証明するものを求められることがあります。
また開設手続きの際にデポジットを要求されるケースがあるため、最低でも100ユーロ(約1.2万円)程度を用意しておくと安心ですよ。

職種にこだわらずさまざまな仕事に応募しよう!

外国人向けの求人が少ないポルトガルでは、なかなか仕事が見つからず気分が落ち込んでしまうこともあるかもしれません。

ですが、数は少ないものの、外国人を積極的に受け入れている職場は一定数あります。
そのため面接に落ちても諦めずに、さまざまな職種の求人に応募してみてくださいね!

またツアーガイドや農園の仕事といった季節労働は受かりやすいので、まずは短期の仕事から始めてみるのもよいでしょう。

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