スロバキアのワーキングホリデービザ情報・申請方法まとめ
2018.08.23
留学くらべーる編集部
目次
こちらでは、2016年に開始されたばかりのスロバキアのワーキングホリデーについて、ビザの申請方法などをご紹介しています。
こちらでは2017年3月にスロバキア大使館に問い合わせた情報をベースにご紹介しているので、スロバキアやヨーロッパでのワーキングホリデーに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
スロバキアのワーキングホリデービザ基本情報
項目 | 概要 |
---|---|
開始年 | 2016年 |
対象年齢 | 18~30歳 ※申請時の年齢 |
発給人数 | 400人 |
入国期限 | 明記なし |
滞在可能期間(最長) | 1年間 |
就学できる期間 | 明記なし |
就労できる期間 | 明記なし |
スロバキアのワーキングホリデーは、開始されてからまだ間もない国です。
入国から最大1年間までの滞在が可能ですが、発給人数は400人とやや少なめ。
日本人の渡航者もまだ少数ですが、ヨーロッパ特有の美しさとかわいらしさを備えた町並みが魅力です♪
一味違ったワーキングホリデーを体験してみたいという方は、スロバキアに注目してみてはいかがでしょうか。
開始されたばかりでまだ情報の少ないスロバキアのワーキングホリデーですが、こちらではビザ申請の流れなどを具体的にご紹介しています!
スロバキアのワーキングホリデービザの申請条件
- スロバキアでの休暇が主な滞在目的であること
- 出願時の年齢が18~30歳であること
- 扶養家族が同伴しないこと
※扶養家族が同種あるいはその他の渡航ビザを所有している場合は除く - 15か月間の有効期限があるパスポート
- 4,000ユーロ(約53万円)の残高あるいは3,000ユーロ(約40万円)の残高と往復航空券があること
- ビザ申請の33ユーロ(約4,400円)を支払うこと
- 滞在期間をカバーする海外保険に加入していること
- 健康証明書を所持しており、スロバキア社会に危険を及ぼす感染症などにかかっていないこと
- 犯罪経歴証明証を有していること
- 以前にスロバキアでのワーキングホリデービザを発給されていないこと
- 滞在期間中、スロバキアの法令を遵守すること
スロバキアのワーキングホリデービザ申請の流れ
STEP1:大使館への問い合わせを行う
ワーキングホリデービザの申請書を作成するにあたり、最初にスロバキア大使館へ問い合わせを行いましょう。
スロバキアのワーキングホリデーについてはまだ情報が少ないので、大使館への問い合わせが確実です。
メールで問い合わせをすると、ワーキングホリデーの申請要綱を添付したものが返信されます。
STEP2:申請書を印刷
添付された資料内にある申請書のリンクからダウンロードし、印刷しましょう。
ビザの種類はNational Visaというビザです。
申請書は全部で3枚なので、印刷忘れがないようにしましょう。
返信メール内添付資料の一部
申請書ページ(1枚目)
STEP3:必要書類を準備
項目 | 概要 |
---|---|
パスポート | ビザ発効日から15か月以上有効期限があるもの |
カラー写真2枚 | 横3cm×縦3.5cmのもの |
申請書 | 記入済みのもの ※英語、もしくはスロバキア語で記入を行う |
残高証明書 | 英文のもの ※4,000ユーロ(約53万円)以上または3,000ユーロ(約40万円)+往復の航空券 |
海外旅行保険証書 | 英文のもの 死亡・疾病それぞれ30,000ユーロ(約400万円)以上の補償 |
健康診断書 | 英文のもの ※通常の健康診断+HIVの診断 |
犯罪経歴書 | 日本国外務省のアポスティーユ付き |
法令遵守を行う旨の宣誓書 | 滞在中、スロバキアの法律を守ることを宣誓する英文の書類 |
申請料 | 33ユーロ(約4,400円) |
次に、申請書を含めて申請に必要な書類一式を準備していきましょう。
なお、書類はすべて英語またはスロバキア語で記入を行ってください。
STEP4:スロバキア大使館にて申請
書類を準備したら、スロバキア大使館にて申請を行います。
申請前には電話で予約を取る必要があるので、書類が揃ったら予約を行いましょう。
また、大使館は土曜・日曜日、および日本・スロバキア両国の祝日が休館です。
訪問の際はスロバキアの祝日についてもチェックしておいてくださいね。
スロバキア大使館について
項目 | 概要 |
---|---|
所在地 | 〒106-0046 東京都港区元麻布2-11-33 |
受付時間 | 9:00~16:00 ※土日祝日およびスロバキアの祝日を除く |
TEL | 03-3451-2200 |
メール | emb.tokyo@mzv.sk |
STEP5:ビザを受け取る
スロバキアのワーキングホリデービザは、申請後、14日以内にビザの発行が行われます。
ですが、大使館によると処理にかかる時間は人によってさまざまとのこと。
そのため、渡航に必要な手配をビザが下りるまでに確定させないようにしてください、と勧告されています。
最新の情報やビザの申請書がほしい、予約がとりたいという方は、スロバキア大使館へ直接問い合わせてみましょう!
問い合わせであればメールでも受け付けているので、疑問点を解決しながら進めていってくださいね。
スロバキアのワーキングホリデービザ申請の注意点
最後に、スロバキアのワーキングホリデービザの申請に関して注意すべきことをお伝えします。
すべきことや注意点をしっかり頭に入れて、ビザの申請がスムーズに進むようにしましょう!
必要書類にはいくつか手続きがかかるものも
スロバキアのワーキングホリデービザ申請に際して、健康診断書や犯罪経歴書など、いくつか準備に時間がかかるものがあります。
ですが、確認事項をしっかりチェックしながら準備をすれば、きちんと用意できるものばかりですよ!
健康診断書について
健康診断書に関しては、英文表記のものを用意してもらわなければいけません。
診断内容は、通常の健康診断に加え、HIV(エイズ)の感染症にかかっていないかの検査もする必要があります。
検査項目が抜けていたり、英文表記でなかったりすると書類を再提出しなければならない可能性があるので、受診の際には気をつけるようにしましょう。
犯罪経歴書について
また、犯罪経歴書は外務省のアポスティーユが必要です。
住民票を登録している都道府県の警察署で申請を行い、取得後は開封しないまま外務省に持ち込みましょう。
誤って外務省へ提出する前に開封してしまうと、手続きに時間がかかってしまう恐れがあります。
アポスティーユ付きの犯罪経歴書は重要な書類のひとつなので、申請までに紛失したりすることのないよう、ビザの書類一式と合わせてしっかり保管しておきましょう!
申請が通るまでは準備を進めすぎないように!
申請が終わったからといって、申請が通る前に航空券などの手配を確定させないようにしましょう。
ビザ発給までの時間はあくまで目安であり、個人の予約状況などによって取得に時間がかかることも考えられます。
必ずしも予告通りの時期にビザが発給されるとは限らないので、各手配の確定は無事にビザが取得できた後に行うようにしましょう。
申請の流れが理解できたら、スロバキアのワーキングホリデービザを取得してみよう!
いかがでしたか?
スロバキアへのワーキングホリデーは、まだメジャーとは言えません。
だからこそ、他の国とは違った魅力や新鮮な体験が待っていることでしょう。
ビザの申請で疑問があれば、大使館への問い合わせをきちんと行うことが大切です。
曖昧なままで申請を進めるより、流れや必要なものをきちんと理解した上でビザを取得し、ワーキングホリデーに臨みましょう!
チェコやオーストリアなど5か国に囲まれたスロバキアは、ヨーロッパへのアクセスも良好です。
ヨーロッパのワーキングホリデーに興味のある方は、ぜひスロバキアについても検討してみてくださいね♪
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