スペインのワーキングホリデービザ情報・申請方法まとめ
2023.11.09
留学くらべーる編集部
目次
こちらでは、スペインのワーキングホリデービザについて、基本情報から申請の流れ、注意点まで詳しくご紹介します。
スペインでのワーキングホリデーをお考えの方は、ぜひビザ申請の参考にしてみてください。
スペインのワーキングホリデービザ基本情報
項目 | 概要 |
---|---|
開始年 | 2017年 |
対象年齢 | 18~30歳 ※申請時の年齢 |
発給人数 | 500人 ※2017年度は年間250人 |
入国期限 | 明記なし |
滞在可能期間(最長) | 1年間 |
就学できる期間 | 明記なし |
就労できる期間 | 明記なし |
スペインのワーキングホリデービザは、入国から最長1年間、スペインに滞在することができます。
主に休暇を目的としたビザですが、旅行資金を得るための就労が認められています。
ビザの申請自体は特に難しくありませんが、申請から発給まで約8週間ほどかかるので(ただし、入国希望日から90日以上前の申請は不可)、スペインでのワーキングホリデーを決めたら計画的に準備を進めていきましょう!
スペインのワーキングホリデービザの申請条件
- 休暇を目的としてスペインに入国する意図があること
- 日本国籍かつ日本在住であること
- 申請時の年齢が18~30歳であること
- 被扶養者を同伴しないこと
- 有効な旅券(パスポート)を所持していること
- 帰国用の航空券、もしくは航空券を購入できるだけの資金を有すること
- スペイン入国後の3か月間、生活できるだけの資金(1,597.53ユーロ:約21.4万円)を有すること
- 過去にスペインワーキングホリデービザの発給を行っていないこと
- 健康であること
- 犯罪経歴がないこと
- スペイン滞在終了時に出国すること
- スペイン滞在時に在留資格を変更しないこと
- スペイン滞在中、国内において効力のある法令を守る意図があること
スペインのワーキングホリデービザ申請の流れ
STEP1:スペイン大使館でビザ申請の必要書類をダウンロードし記入
まずは、スペイン大使館HPで申請条件を確認し、ビザ申請の必要書類をダウンロードします。
HPでダウンロードできる書類は以下の通りです。
- ビザ申請書
- 旅行日程表
- 供述書
- 健康診断書
- NIE申請書
大使館のワーキングホリデービザページ
ビザ申請の必要書類ダウンロード
大使館のワーキングホリデービザのページ下部にダウンロード用のリンクが貼られているので、それぞれクリックして印刷してください。
「必要な書類」をクリックすると、必要書類の情報がまとめられたデータ(Word)をダウンロードできるので、そちらを参照しながら準備を進めるとスムーズですよ♪
STEP2:必要書類を準備
大使館HPで必要書類をダウンロードし、記入が終わったら、その他の必要書類などを準備していきましょう。
ビザ申請に必要な書類は以下になります。
スペインのワーキングホリデービザの申請に必要な書類
項目 | 概要 |
---|---|
査証申請書 | パスポートと同じ署名で、必要事項がすべて記入されているもの ※右上に4.5×3.5cmのカラー写真(背景白)を貼付 |
パスポート | ●スペインへの入国日から1年以上有効のもの ●ビザ用の余白ページが2枚以上あるもの |
パスポートのコピー | 写真と個人データのページを1部 記述があれば、そのページもコピーしておく |
住民票 | 発行から90日以内のもの |
航空券の予約証明 | 下記のいずれか ●1年オープンの往復チケット ●往路のみのチケット ┗この場合は復路のチケット代を残高証明にプラスすること |
資金証明 | 月に532.51ユーロ以上に相当する資金。 最低でも3か月分の1597.53ユーロ以上があることを証明するために、下記のいずれか ●残高証明書:発効日から1か月以内で、金融機関か郵便局が発行したもの ●本人名義の銀行通帳のコピー:通帳の表紙と直近数か月間の出入金記録をコピーしたもの |
健康診断書 | スペイン大使館の雛形に基づいて医師が記入・署名したもの ※病院の印鑑も必要かつ、発行から1か月以内のもの |
EX-15 | NIE(外国人登録番号)を申請するための申請書。 ※NIE申請料として1,155円必要 |
宣誓書(供述書) | パスポートと同じ署名のもの |
旅行日程表 | 大まかな日程でOK |
日本の連絡先データ用紙 | 大使館に問い合わせをして取得 |
返信用封筒 | 定型サイズで、宛先等を記入し、82円切手が貼られたもの |
宿泊証明書 | スペイン滞在当初の滞在先を示すもの ※必ずしも必要ではないが、申請書類の補足として提出しても良い |
スペインのワーキングホリデービザの申請にかかる料金は無料ですが、申請時に532.51ユーロ(約21.4万円)以上の残高証明書とNIE申請料1,155円が必要になります。
必要書類に関しては発行からの期間が指定されているものもあるので、入国希望日から逆算してスケジュールを立てて準備を進めることをおすすめします!
STEP3:スペイン大使館領事部で申請!
必要書類の準備ができたら、スペイン大使館領事部に行ってビザの申請をしましょう!
ビザの申請・受け取りはすべて窓口で行われます。
申請のための予約は不要です。
スペイン大使館領事部について
所在地:〒106-0032 東京都港区六本木1-3-29
受付時間:9:30~12:30(土日祝日を除く)
TEL:03-3583-8531
FAX:03-3582-8627
STEP4:郵送で届く審査結果を確認し、スペイン大使館にてビザを受け取る
ビザの審査結果は、郵送で届きます。
審査結果は申請時に提出した返信用封筒で送られてくるので、届き次第スペイン大使館領事部の窓口でビザを受け取りましょう。
通常ビザの申請から発給までは約8週間とされていますが、3~5週間ほどで完了するケースもあるようです。
また、申請内容の確認のために追加書類の提出や領事面会が必要となる場合があります。
ビザ申請が可能になる入国希望日90日前を目途に準備を進めていけば時間にも気持ちにも余裕が持てるので、スケジュールを立てて行動していってくださいね!
スペインのワーキングホリデービザ申請の注意点
最後に、スペインのワーキングホリデービザ申請に関する注意点をご紹介します。
スムーズに申請ができるように、しっかり確認しておきましょう!
強制ではないが、海外保険は加入したほうがよい
スペインのワーホリビザの申請において、必要な書類として海外保険についての明記はありません。
ですがスペイン大使館によると、滞在中の傷害・疾病での死亡や治療をカバーする海外保険に加入することが勧められています。
スペインには日本語が話せる医師がほとんどいないので、現地ではどのようなサポートが受けられるかをしっかり確認して、保険への加入を決めましょう!
スペイン入国後、1か月以内に住民届の提出が必要!
ワーホリビザを取得し、スペインに入国したら、まずは居住予定の市町村で住民登録(Empadronamiento)を行わなければなりません。
※現地ではPadrón(パドロン)とも呼ばれています。
申請時には、住所を証明する書類やパスポートなど、いくつか必要な書類があるので、滞在都市ごとの情報を確認するようにしましょう。
スペインのワーホリビザについてもっと詳しく知りたいという方は、大使館の情報もチェックしてくださいね♪
>>駐日スペイン大使館のワーホリビザに関する情報はこちらから
スペインのワーキングホリデーを決めたら、早速ビザ申請の準備を始めよう!
いかがでしたか?
スペインのワーキングホリデーは始まったばかりでビザの申請も複雑そうなイメージもありますが、手続きそのものはそんなに難しくありません。
申請可能な期間が決められていますが、ワーキングホリデーのための資金を蓄えたり、海外が始めての方はパスポートを取得したりと、申請前にもできる準備がいろいろあります。
スペインでのワーキングホリデーを決めたら、計画を立ててできるだけ早めに準備を始めましょう!
ビザ申請やスペインでのワーキングホリデーに不安のある方は、知識や情報が豊富なエージェントを利用してみてくださいね♪
スペインのワーキングホリデープログラム
【バルセロナの気になるワーホリ留学費用は?】グローバル人材を目指す社会人、大学生におすすめ!
【マドリードの気になるワーホリ留学費用は?】☆グローバル人材を目指す社会人の方必見!
【秋冬出発受付中】短期留学|スペイン・バルセロナ校でスペイン文化を満喫しよう!
スペインのワーキングホリデー新着記事
2018.08.24