ノルウェーのワーキングホリデービザ情報・申請方法まとめ
2020.06.30
留学くらべーる編集部
目次
ノルウェーでワーキングホリデーをするためには、就労のための滞在許可を申請する必要があります。
明確にはビザと異なりますが、こちらではビザという言葉を用いてノルウェーのワーキングホリデービザに関する基本情報や申請方法をご紹介します。
大自然と文化が絶妙に調和している北欧の国ノルウェーでワーキングホリデーをお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください♪
ノルウェーのワーキングホリデービザ最新情報
ワーホリビザ申請時の訪問先が大使館からVFS Globalビザセンターに変更
ノルウェーのワーホリビザは申請時に生体認証(写真撮影や指紋の登録など)を行う必要がありますが、その申請時の訪問先がノルウェー大使館から「VFS Global」という合同ビザ申請センターへと変更されました。
VFS Globalに訪問する際には事前の予約が必要です。
また、訪問時には下記の料金を日本円で支払うこととなるので注意しましょう。
- 手数料:30ユーロ(約3,600円)
- 書類を北京のノルウェー大使館に送付するための国際宅配便料:63.84ユーロ(約7,700円)
ビザに関する情報は頻繁に更新される可能性があります。
申請時には必ず最新の情報をチェックするようにしてくださいね。
ノルウェーのワーキングホリデービザ基本情報
項目 | 概要 |
---|---|
開始年 | 2013年 |
対象年齢 | 18~30歳 ※申請時の年齢 |
発給人数 | 制限なし |
入国期限 | 許可が下りてから6ヶ月以内 |
滞在可能期間(最長) | 1年間 |
就学できる期間 | 3ヶ月未満 |
就労できる期間 | 制限なし ※ただし、同一の勤務先で6ヶ月以上働くことはできない |
ノルウェーでワーキングホリデーは、滞在許可の発給人数に制限がありません。
つまり、申請時の年齢やその他の条件を満たしていれば、思い立ったときに申請することが可能です。
また、申請手数料として6,300クローネ(約7万円)必要です。
ワーキングホリデー中の就労期間に制限はありませんが、同じ勤務先で6ヶ月以上働くことはできません。
就学できる期間も他の国に比べて短いので、渡航前にある程度語学を学んでおくようにしましょう。
ノルウェーのワーキングホリデービザの申請条件
- ビザ申請時に日本に居住していること
- 申請時の年齢が18~30歳であること
- 日本のパスポートを所持していること
- ノルウェー渡航後、3ヶ月分の生活資金(33,687クローネ:約37万円)があること
- ワーキングホリデー終了後にノルウェーを離れる意思があること
- ワーキングホリデー期間中の医療費をカバーできる保険に入っていること
参考:Working holiday for young adults from Japan | UDI
ノルウェーのワーキングホリデービザ申請の流れ
こちらではビザ申請時の流れを大まかに説明します。
実際に申請する際は画面の表示などが変わっている可能性もあるので、公式サイトの指示に従って申請を進めてください。
STEP1:VFS Globalビザセンターに面接の予約をする
ノルウェーのワーキングホリデービザ申請はVFS Globalビザセンターで行います。
事前予約が必要なので、公式サイトより予約を行いましょう。
書類集めに時間がかかりそう…という方は、もちろん先にSTEP2の申請書類の準備から始めてもOKです!
VFS Globalビザセンターの受付時間は土日祝日を除く9:00〜15:00です。
10分前には到着している必要があるので、余裕をもって準備を進めましょう。
STEP2:必要書類を準備し、VFS Globalビザセンターへ提出・面接
項目 | 概要 |
---|---|
パスポート | 原本とコピーしたもの |
カバーレター | メールで届く添付データを印刷し、署名したもの |
証明写真2枚 | パスポート用の写真 ※3.5cm×4.5cm |
残高証明 | 入国後3ヶ月分の生活費33,687クローネ(約37万円)が証明できるもの |
医療保険もしくは加入の意思表示書 | 期間中の医療費をカバーできる保険 ※指定の書式を使用する |
UDIチェックリスト | 項目にチェックを入れ署名、日付を記入して提出 |
健康証明書 | 指定された書式を使用する |
住民票 | 市役所で発行してもらう |
滞在証明書 | ノルウェーでの滞在先を証明できるもの |
カバーレターの作成
- ノルウェー大使館公式サイトの『VISAと滞在許可』をクリック
- 一番下の関連リンク(Immigration)の『Application Portal』をクリック
- 『Create new user account』をクリック
- 名前やメールアドレスとパスワードを設定しアカウントを作成する
- 届いたメールアドレスに書かれているリンクからログインし、必要事項を入力していく
ここまで選択できれば、あとは申請する地域を選択し、以下のような個人情報などの必要な情報を入力していきます!
入力が完了したら申請料の支払いページに飛ぶので、クレジットカードで支払いを済ませる(6,300クローネ)
支払い後、登録したメールアドレスに送られてきた添付ファイルを印刷し署名・日付を記入
⇒これで『カバーレター』の作成が完了です!
UDIチェックリスト
UDIチェックリストは以下の手順で作成します。
- ノルウェー大使館公式サイトの『VISAと滞在許可』をクリック
- 下へスクロールし、関連リンク(Immigration)の『UDI』をクリック
- 『Checklists』をクリック
- 『Work』のChecklist for working holiday for young adults from Japanをクリック
- 『Japan』と入力し、各項目にチェックをつけて印刷。日付と署名を書いて完了!
書類が揃ったら、予約した日時にVFS Globalビザセンターへ!
準備が完了したら、事前に予約した日時に必要書類を持ってVFS Globalビザセンターへ行きましょう。
VFS Globalビザセンターでは、指紋登録などの生体認証が行われます。
書類の提出や生体認証が終了したらその日の手続きは終了です。
STEP3:ビザを受け取る
ノルウェーのワーキングホリデービザは、北京のノルウェー大使館に送られるため、結果がわかるまでに1~3ヶ月ほどかかります。
その期間、パスポートがないことになるため、旅行の予定がある方などは申請のタイミングを気をつけましょう。
また、受け取りはVFS Globalビザセンターへの訪問あるいは郵送を選択できます。
郵送には別途料金が必要ですが、遠方の方は利用するのもよいでしょう。
ノルウェーのワーキングホリデービザ申請の注意点
最後に、ノルウェーのワーキングホリデービザに関する注意点をご紹介します。
ビザに関して不安だと思うことは早めに解決して、スムーズに申請が行えるようにしておきましょう!
必要書類はすべて翻訳が必要
ワーキングホリデービザ申請をする上で必須なのが、住民票や残高証明などの書類です。
ノルウェー大使館では、その書類すべてを英語あるいはノルウェー語に翻訳しなければなりません。
うっかり1、2枚翻訳し忘れたなんてことがないように、書類についても細かくチェックしておきましょう!
滞在証明書とは?
ノルウェーのワーキングホリデー期間中に滞在する場所の証明書のことです。
滞在場所が決まっている場合は滞在先家主の署名が入った滞在立証書面を提出します。
滞在先が決まっていない場合はホテルの予約表コピーなどを提出しましょう。
滞在証明書は必ず提出しなければならないので、具体的な渡航日が決まっていない方は、だいたいの渡航日を予測して予約をとってください!
残高証明はできるだけ直近のものを!
残高証明はノルウェーに入国後、3ヶ月分の生活費を証明するものです。
3ヶ月で33,687クローネ(約37万円)なので、40~50万円あると安心です。
銀行に行けば、英文の残高証明を発行してもらえます!
また、できるだけ最新の残高証明をとりましょう。
入国後1週間以内に滞在届を!
ノルウェーに入国したら、まずは滞在予定の地域を管轄している警察署にて手続きを行う必要があります。
大使館によると警察署に持参する書類はパスポートのみで十分だとされていますが、滞在許可がおりたことを証明できる通知メールや申請時の書類のコピーなどがあると安心でしょう。
また、事前に予約が必要な場合もあるので、書類の確認も含めて、現地の警察署に連絡をするようにしてくださいね。
ノルウェーのワーキングホリデーに備えて、必要書類は計画的に用意しよう!
ノルウェーのワーキングホリデービザ申請には、たくさんの書類を用意する必要があります。
余裕を持って準備を進めていくことで、ビザ申請もスムーズに行うことができるでしょう。
あこがれの北欧に住んでみたい!という方は、ぜひノルウェーでのワーキングホリデーにチャレンジしてくださいね♪
また、ビザの手続きは急に変更になる可能性もあります。
申請前には大使館のサイトやエージェントなどにも確認を行いながら、進めてくださいね!
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