香港のワーキングホリデービザ情報・申請方法まとめ
2018.08.23
留学くらべーる編集部
目次
2010年から始まった香港のワーキングホリデー。
こちらでは、そんな香港でワーキングホリデーをするために必要なビザについてご紹介します。
香港でのワーキングホリデーに興味がある方は、ぜひチェックしてみてください♪
香港のワーキングホリデービザ最新情報
就学・就労制限が緩和へ【2018.1時点】
2017年12月22日、在香港日本国総領事館から2018年1月1日から就労や就学に関する制限を緩和すると発表がありました。
発表の主な内容は、
- 同一雇用主のもとで働ける期間を3か月以内から6か月以内に
- 1コース6か月だった就学制限をコース回数を問わず累計6か月に
の2点です。
これらは2018年1月1日以降に香港のワーキングホリデービザを取得した日本国籍者のみが対象となります。
香港のワーキングホリデービザ基本情報
項目 | 概要 |
---|---|
開始年 | 2010年 |
対象年齢 | 18~30歳 ※申請時の年齢 |
発給人数 | 1,500人 |
入国期限 | 3か月 |
滞在可能期間(最長) | 1年間 |
就学できる期間 | 最長6か月 |
就労できる期間 | 同一雇用主の元で働く場合は6か月 |
香港のワーキングホリデービザの発給数は1,500です。
制限がないドイツやノルウェーと比べると非常に少なく感じますが、実は2016年10月までの発給数はわずか250でした。
発給数は増えましたが、香港のワーホリビザは先着順なので、興味があるという方はお早めに準備してくださいね!
英語と広東語を同時に学びたい、エネルギッシュな香港を肌で感じたいという方にとって、ワーキングホリデーはぴったりの滞在方法です♪
仕事などへの制限はありますが、学べることはきっとたくさんありますよ!
香港のワーキングホリデービザの申請条件
- 日本のパスポートを保有していること
- 日本居住者であること
- 休暇を主な目的とすること
- ビザ申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること
- 滞在中の生活を賄える十分な資金を所持していること
- 滞在期間をカバーする海外医療保険に加入していること
- 香港のワーキングホリデービザを取得したことがないこと
- 扶養家族を同伴しないこと
- 健康で、犯罪歴がないこと
香港のワーキングホリデービザ申請の流れ
STEP1:必要書類の準備
項目 | 概要 |
---|---|
申請書 | 「香港特別行政区政府 入境事務所」のホームページからダウンロード |
残高証明 | 20,000香港ドル(約28万円)以上の滞在資金が証明できる英文残高証明 |
医療保険加入証明書 | 滞在期間をカバーする医療保険に加入していることの証明 |
パスポートのコピー | 写真や渡航記録が記載されいているページをコピー |
証明写真 | 申請書に貼るもの。 55×45ミリのカラー写真 |
往復航空券のコピー | 航空券のコピーもしくは同等(約10万円)の経済証明 |
申請書を入手する
香港のワーキングホリデービザ申請書は、「香港特別行政区政府 入境事務所」からダウンロードできます。
- 「香港特別行政区政府 入境事務所」のホームページへアクセスし、『Our Servises』をクリック。
- 青ラベル「Visit」の『Working Holiday』をクリック。
- 中央の『Applying』をクリック。
- 『Application Procedures』をクリック。
- 『ID(E)940』をクリック。
- 緑色の『Download form』をクリック。
フォームに辿りついたら、記入して印刷!
申請書は全部で3枚あります。
証明写真を貼る場所と署名欄以外を記入し、右上の『Print(印刷)ボタン』を押します。
記入時の書体は英語のブロック体、証明写真はカラー写真を使用してください。
申請書を印刷後、証明写真を貼り署名を書いて完成です!
残高証明について
残高証明は、できるだけ最新のものを準備しましょう。
ビザ申請に行く2、3か月も前のものだと「もう使ったんじゃないの?」と疑われることもあります。
また、残高証明は英文で発行してもらわなければなりません。
発行してもらうときにしっかり銀行の方に伝えましょう!
パスポートのコピーについて
パスポートのコピーは、
- 顔写真
- 身分関係
- 国籍
- 旅券発行日
- 有効期限
などが記載されているページが必要です。
STEP2:必要書類を中華人民共和国駐日本国大使館や総領事館へ提出
ワーキングホリデービザ申請に必要な書類がすべて揃ったら中華人民共和国駐日本国大使館・総領事館に提出しましょう。
中国大使館や総領事館の受付時間は、
- 平日の月~金曜日(中国・日本の祝日は閉館)
- 9:00~12:00
となっています。
中国大使館・領事館で申請する場合は書類の郵送不可なので、必ず大使館に訪問してください。
香港特別行政区政府 入境事務所に直接送付する方法もアリ!
近くに申請できる場所がない…という方は、「香港特別行政区政府 入境事務所(移民局)」に直接送るという方法もあります。
書類に不備があると時間がかかってしまうので、漏れがないかしっかり確認してから送るようにしましょう。
STEP3:ワーキングホリデービザを受け取る
香港のワーキングホリデービザの審査期間は、約2~4週間ほど。
中国大使館で提出した必要書類は、入境事務所で審査され、審査の結果も香港移民局から届きます。
- 中国大使館・領事館でビザ申請をした場合:中国大使館・領事館からビザが発行される
- 入境事務所に郵送申請した場合:直接送付でビザが発行される
また、香港のワーキングホリデービザは、発給された日から3か月以内に香港へ入国しなければなりません!
ワーキングホリデーに行く日をしっかり決めて、前もって準備をしておくと良いでしょう。
香港のワーキングホリデービザ申請の注意点
最後に、香港のワーキングホリデービザに関する注意点をご紹介します。
スムーズにビザ申請が行えるようしっかりチェックしておきましょう!
申請書は漏れなく記入しよう!
香港へワーキングホリデーに行くには、申請書が必要です。
書面は3枚、すべて英語で書かれていて、気づかないうちに項目を飛ばしていた!なんてことも考えられます。
枚数も多いので、抜けがないようしっかり確認しながら記入していきましょう。
中国大使館の受付時間に注意!
中国大使館の受付は基本的に平日の午前9時~12時までですが、中国や日本の祝日と重なると平日でも閉館してしまいます。
ビザの申請に行く前に、中国大使館の公式サイトで閉館日をチェックしておきましょう!
ワーキングホリデービザの準備を進めて、不安なく香港へ!
いかがでしたか?
香港のワーホリビザは、申請書作成や英文残高証明など手間のかかる書類もありますが、書類の数自体は少ないです。
計画的に揃えていけばすぐに準備することができますよ♪
ミスや準備忘れを少しでもなくすために、必要な書類をメモなどに書き出してチェックしていくのも良いでしょう。
香港のワーホリビザについて何か分からない点があれば、エージェントを利用してみるのもオススメです。
疑問点はしっかり解決しながら、準備を進めていってくださいね!
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