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ノルウェーのワーホリ(ワーキングホリデー)費用は1年間でいくらかかる?ビザ申請などの内訳や節約術なども

2023.10.27

留学くらべーる編集部

ノルウェーのワーホリ費用と内訳がわかる!1年間の費用や最低賃金、物価、節約のコツなど

自然豊かなノルウェーで、のんびりとしたワーホリ生活を送りたい方はきっと多いことでしょう。
ただ、ノルウェー含め北欧諸国は物価が高く「1年間でどのくらい費用がかかるんだろう?」と不安に感じている方もいるはずです。

こちらでは、ノルウェーのワーホリで用意すべき初期費用や1年間に必要な費用の目安、アルバイトの収入目安、ノルウェーの物価情報などをまとめているので、興味がある方は参考にしてくださいね!

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ノルウェーのワーホリ(ワーキングホリデー)で必要な初期費用

出発前の費用
79万円

ノルウェーでワーホリ(ワーキングホリデー)をするために必要な費用は、約108万円です。

費用は現地での過ごし方や渡航時期によっても変わってきますが、

  • 出発前に必要な費用:約40万円
    (パスポート申請料・ビザ申請料・渡航費・海外保険料など)
  • 渡航後3ヶ月分の生活費:約67.5万円
    (食費・滞在費・おこづかいなど)

の計108万円ほどの準備があれば、今からワーホリビザの申請を行ってもスムーズに準備を進められるでしょう。

ただし、渡航後すぐに仕事が見つからなかったり、語学学校に通ったりする場合は、さらに準備が必要です!
現地で焦らなくても済むように、予算は多めに考えておくことをおすすめします。

ノルウェーのワーホリ出発前に必要な費用の内訳

項目 費用の目安
パスポート申請料 約1.6万円
ビザ申請料 6,300クローネ(約8.5万円)
渡航費(片道) 約10万円
海外保険料 約20万円

パスポート申請料

年齢 有効期限 手数料
12歳以上 5年間 11,000円
18歳以上 10年間 16,000円

パスポートは有効期限や作成時の年齢によって費用が変わります。
10年間有効なパスポートのほうが割安なので、18歳以上であればそちらを作成するのもおすすめです。

ノルウェーワーホリ(ワーキングホリデー)のビザ申請には、パスポートの原本と使用済みページのコピーが必要です。
すでにパスポートをお持ちの方も、有効期間が迫っている場合は早めに更新手続きを済ませるようにしましょう。

参照:外務省

ビザ申請料

ノルウェーのワーホリ(ワーキングホリデー)ビザを取得するためには、6,300クローネ(約8.5万円)の申請料を支払わなければいけません。

申請は、VFS GLOBALビザセンターへ訪れる前に「Application portal」というWebサイトを確認しながら進めていきます。
支払いの際にはクレジットカードの番号が必要となるため、手元に準備してから手続きを開始しましょう。

また、VFS GLOBALに訪問した際には、別途手数料や書類の郵送料などが必要となります。
ノルウェーワーホリのビザ情報は更新される可能性が高いので、常に最新の情報をチェックするようにしてくださいね。

参照:VFS Global

ノルウェーワーホリのビザ申請方法はこちら

ノルウェーへの渡航費(片道)

片道の渡航費
6~15万円

ノルウェーへの渡航費は、片道6~15万円ほどです。
ノルウェーのワーホリ(ワーキングホリデー)ビザは往路の航空券のみで取得できるので、帰国日が決定してからあらためて復路の航空券を購入するとよいでしょう。

ノルウェーと日本の間には直行便がなく、ロシアやポーランドなどほかの国を経由することになります。
出発都市や出発日、経由国を変えるだけで値段が大きく下がることがあるので、比較サイトを使いながらいろいろなパターンで検索してみてくださいね。

またノルウェーでは、「ノルウェー・エアシャトル」という格安航空会社が有名です。
ノルウェー・エアシャトルは、デンマークやフィンランドなど北欧各都市に発着するので、北欧の国を経由する方は調べてみるとよいですよ!

海外保険料

海外保険料の目安は、1年間で15~25万円です。

ノルウェーのワーホリ(ワーキングホリデー)では、ノルウェー滞在中の全期間を対象とする海外保険への加入が義務づけられ、ビザ申請の際に保険証書の原本とコピーを提出しなければいけません。

世界のなかでもノルウェーの治安や衛生環境はよいほうですが、慣れない海外生活で思わぬトラブルに巻き込まれる可能性はもちろんあります。
事故に遭ったり病気になったりしたときに安心して病院を利用できるよう、保障内容の充実した保険に加入しておきましょう!

海外保険について詳しく知りたい方はこちら

ノルウェーに渡航後3ヶ月分の生活費の内訳

項目 費用の目安
滞在費 約46.5万円(月15.5万円×3ヶ月)
食費 約12万円(月4万円×3ヶ月)
おこづかい
(交通費・交際費など)
約9万円(月3万円×3ヶ月)

渡航後3ヶ月の生活費の目安は約67.5万円です。

ノルウェーはワーホリビザの申請条件として、最低37,611 クローネ(約50.7万円)の資金があることを挙げています。
ただしこの金額だけを用意した場合、物価が高いノルウェーでは予定よりも早く資金が尽きてしまう可能性も。
仕事もすぐに見つかるとは限らないので、多めに資金を準備しておくと安心ですよ!

ノルウェーのワーホリで語学学校に通う場合は1ヶ月あたりプラス10~15万円が必要

ノルウェーの語学学校の学費は、1ヶ月あたり10~15万円が目安です。

ワーホリでノルウェーに滞在する場合、最長で3ヶ月間の就学が認められています。
ノルウェー語ができると現地で仕事が見つけやすいので、資金に余裕がある方は3ヶ月間みっちりと語学学校で勉強するのがおすすめです!

また費用に余裕がない方は、留学期間や授業数を調整することで学費を抑えられるので、ぜひ複数の学校を調べてみてくださいね。

ノルウェーワーキングホリデーの費用

ノルウェーのワーホリ(ワーキングホリデー)で必要な費用の目安(1年間)

1年の費用
320万円

ワーホリ(ワーキングホリデー)の場合、現地での過ごし方によって費用が大きく変わってきます。
観光メインであればそれだけ出費も増えますし、現地ですぐに働くのであれば貯金にほとんど手をつけずに帰国することもできるでしょう。

またノルウェーでは、農園での収穫作業の手伝いや、住み込みで出費を抑えつつ収入を得られるオペアなど、さまざまな仕事に挑戦できます。
せっかく海外で就労経験を積むなら、給与の高さだけで決めるのではなく、その国ならではの仕事に挑戦してみるのもよさそうですね!

ノルウェーのワーホリ中に必要な費用の内訳

項目 費用の目安
出発前に必要な費用
(渡航費・諸手続き・海外保険料)
約40万円
滞在費
(12ヶ月分)
約186万円
(月15.5万円×12ヶ月)
食費
(12ヶ月分)
約48万円
(月4万円×12ヶ月)
おこづかい
(12ヶ月分)
約36万円
(月3万円×12ヶ月)
航空券(片道) 約10万円
合計の支出 40+186+48+36+10
=320万円
アルバイト代
(8ヶ月分)
約263万円
※時給2,054円/月160時間勤務の場合
最終的な合計 (40+186+48+36+10)-263
=57万円

ノルウェーでワーホリ(ワーキングホリデー)をした場合、1年間の出費目安は約320万円です。
現地で語学学校に通う方は、これに学費を足して計算してみてください。

ノルウェーの給与水準は北欧のなかでも高く、ヨーロッパ各国から出稼ぎ労働者が訪れるほど。
レストランなどの最低賃金である時給2,054円のアルバイトを月に160時間×8ヶ月すれば、約263万円稼げることになります。

ただし、ノルウェーは物価も高いので生活費を上手くやりくりすることが重要!
渡航前に「どのくらい生活費が必要か」を計算し、現地で無駄な出費を増やさないようシミュレーションしておきましょう。

ノルウェーのワーホリでの滞在費

1年間の滞在費
72~240万円

ノルウェーワーキングホリデーの滞在費は、1ヶ月あたり約6~20万円1年間で72~240万円が目安です。

ノルウェーは家賃の相場が高く、特に首都オスロは東京の倍近くすることも。
そのため都市部で生活するなら、アパートに一人暮らしするのではなく、シェアハウスを活用するのが現実的でしょう。
シェアハウスであれば、月6万円~と低価格帯の情報も見つけられます。

また、ノルウェーには季節労働者を募集する農家が多いため、収穫シーズンは農家で仕事をするのもおすすめです。
農家の仕事は住み込みがほとんどで、家賃を支払わなくてよいのが魅力!
生活費を抑えつつ自然に触れあいながら暮らしたい方は、農家の求人をぜひ探してみてくださいね。

ノルウェーのワーホリでの食費

1年間の食費
24~48万円

ノルウェーのワーホリ(ワーキングホリデー)での食費は、1ヶ月あたり3~5万円1年間で36~60万円が目安です。

全体的に物価の高いノルウェーですが、食料品には軽減税率が適用されているため、そこまで値段は高くありません。
ですが一方で外食費が高く、レストランで食事すると3,000円近くかかるので、食費を節約するなら外食を控えて自炊メインの生活を心がけるのがおすすめ。

特にビールやワインなどは高級品にあたるので、お酒好きな方もノルウェー生活中は少し控えるとよいですね。

また、ノルウェーでは自炊がおすすめですが、どうしても苦手な方はレストランやカフェで働くのも検討してみましょう。
飲食店の仕事はまかないをもらえることが多く、食費を抑えつつおいしい食事をいただけますよ。

ノルウェーのワーホリでのおこづかい(交際費・交通費など)

ノルウェーのワーホリ(ワーキングホリデー)中にかかる費用としてそのほかに挙げられるのが、交際費や交通費などです。

これらは滞在先から語学学校・職場までの距離や現地で何をするかなどによっても変わってきますが、1ヶ月で2~4万円1年間で24~48万円くらいが目安です。

バス・トラム・地下鉄の定期券の値段は、1ヶ月で1万円ほどです。
ノルウェーといえば壮大な自然が見どころですが、オスロやベルゲンからは公共交通機関を使えば安価に郊外の自然スポットまで行けますよ。

ただ、ノルウェーでは自転車を使う人が多いので、めったに遠出しないのであれば現地で自転車を購入してもよいかもしれませんね。

ノルウェーワーキングホリデーの費用

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ノルウェーのワーホリ(ワーキングホリデー)は稼げる?気になる収入の目安

出費だけ見ると今から貯金するのは難しそう…と思うかもしれませんが、ワーキングホリデーは現地での就労が認められているのが特徴です。

こちらではノルウェーのワーホリでどのくらいの収入が見込めるのかまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ノルウェーの最低賃金

1時間あたり152.34クローネ(約2,054円)

ノルウェーでは法的な最低賃金が定められていませんが、労働協約を見るとワーホリ(ワーキングホリデー)で人気のホテルやレストランの仕事は、1時間あたり152.34クローネ(約2,054円)以上支払うことが義務付けられています。

職種によって最低賃金が異なるので、そのほかの職種について知りたい方は労働監督局のサイトを確認してみてください。

ノルウェーの給与水準は世界トップレベルの高さで、接客業などの特別な資格が必要ない職種であっても月20~30万円ほど稼ぐことが可能です。
また土・日・祝日や夜勤は時給が上がる職場が多いため、たくさん稼ぎたい方はシフトの曜日や時間帯を調整することをおすすめします。

ただしノルウェーの職場は、日本のように交通費が補助されることが少ないのが特徴。
そのため仕事探しの際は、あまり遠方の職場を選ばないよう注意してくださいね!

参照:ノルウェー労働監督局

時給152クローネ(約2,049円)で働いた場合の収入例

時給152クローネ(約2,049円)の職場で1日8時間×週に5日働いた場合、1ヶ月(4週間)あたりの総支給額は24,320クローネ(約33万円)です。
ここから税金が差し引かれるため、実際に手元に残る金額はこれよりも少ないことを想定しておきましょう。

またノルウェーにはチップ文化があり、レストランのウェイターやホテルのバトラーなど、職種によってはチップをもらえることがあります。
あまり大きな金額ではないですが、少しでも収入を増やしたい方は接客業にチャレンジしてみるのもよさそうです!

ノルウェーのワーホリでできる仕事や求人例

職種 給料
農家の作業員 時給144.90ユーロ(約1,953円)
施設の清掃員 時給216.04クローネ(約2,912円)
ホテルのウェイター・ウェイトレス 時給152.34クローネ(約2,054円)

ノルウェーワーホリで人気の仕事は、レストランやカフェのスタッフです。 ノルウェー語が話せなくても応募できる職場もあるので、まずはいろいろな求人条件を調べるところから始めてみましょう。

ノルウェーワーホリでは1つの職場で働ける期間が最長6ヶ月と決められているので、複数の仕事に挑戦してみてもよいかもしれませんね。
特に農家の手伝いやツアーガイドなどは、収穫シーズンやバカンスシーズンなど特定の季節に求人数が増える傾向にあります。
1~3ヶ月程度の短期の仕事もあるので、新しい求人がでていないか定期的に求人サイトをチェックしてみてくださいね!

ノルウェーワーホリの仕事についての詳細はこちら

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ノルウェーのワーホリ(ワーキングホリデー)費用を左右する!物価情報も要チェック

ノルウェーの物価

パスポートやビザ、渡航費など初期費用も大事ですが、ノルウェーのワーホリ(ワーキングホリデー)費用は現地の物価によっても大きく変わります。
こちらでは、ノルウェーでのワーホリを成功させるために知っておきたい物価情報を日本との比較や都市別の比較に分けてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ノルウェーの物価目安~日本との比較~

項目 ノルウェー 日本
外食(安めのレストラン) 200クローネ
(約2,696円)
約1,000円
マクドナルドのセット 129クローネ
(約1,739円)
約750円
牛乳(1L) 21.11クローネ
(約285円)
約202円
ペットボトルの水(1.5L) 22.08クローネ
(約298円)
約123円
白米(1kg) 29.73クローネ
(約401円)
約484円
卵(12個入りパック) 40.14クローネ
(約541円)
約203円
玉ねぎ(1kg) 23.32クローネ
(約314円)
約330円
公共交通機関のマンスリーパス 780クローネ
(約10,514円)
約6,800円
タクシー(1km) 15クローネ
(約202円)
約405円
ワンルームのアパートの家賃(1ヶ月)
※市内中心部
11,464.24クローネ
(約154,5438円)
約90,572円

※2023年10月時点

参考:NUMBEO

ノルウェーの物価は世界的に見ても高く、特に外食費は日本の倍以上することも。
ノルウェーで生活費を抑えるには、外食やタクシーの利用を控えるなど日々の小さな積み重ねが大切です。

また外食費や交通費のほかに家賃も高いので、予算内で物件を探そうとすると少し苦労するかもしれません。
そのためまずはホームステイを利用しつつ、生活が落ち着いてから、現地の友達に物件を紹介してもらうとよいかもしれませんね。
ノルウェーでは友人を通すとお得に物件を借りられることもあるので、周囲の人に相談してみるのもおすすめですよ!

ノルウェーの物価目安~地域別の比較~

項目 オスロ ベルゲン トロンハイム
外食(安めのレストラン) 200クローネ
(約2,696円)
200クローネ
(約2,696円)
250クローネ
(約3,370円)
マクドナルドのセット 128.18クローネ
(約1,728円)
149.5クローネ
(約2,015円)
120クローネ
(約1,618円)
牛乳(1L) 22.08クローネ
(約298円)
21.64クローネ
(約292円)
23.68クローネ
(約319円)
ペットボトルの水(1.5L) 22.02クローネ
(約297円)
22.11クローネ
(約298円)
28.32クローネ
(約382円)
白米(1kg) 32クローネ
(約431円)
32.25クローネ
(約435円)
38.49クローネ
(約519円)
卵(12個入りパック) 43.18クローネ
(約582円)
38.73クローネ
(約522円)
41.96クローネ
(約566円)
玉ねぎ(1kg) 23.89クローネ
(約322円)
22.63クローネ
(約305円)
32.25クローネ
(約435円)
公共交通機関のマンスリーパス 853クローネ
(約11,497円)
755クローネ
(約10,172円)
920クローネ
(約12,402円)
タクシー(1km) 15クローネ
(約202円)
10.5クローネ
(約142円)
29クローネ
(約391円)
ワンルームのアパートの家賃(1ヶ月)
※市内中心部
14,665.79クローネ
(約197,680円)
11,353.12クローネ
(約153,050円)
11,750クローネ
(約158,390円)

※2023年10月時点

参考:NUMBEO

首都オスロはノルウェーのなかでも外国人向けの求人数が最も多く、仕事を見つけやすいのでワーホリ(ワーキングホリデー)先として最適です。
ですが、物価も高く、出費を抑えながら生活するのは少し難しい傾向にあります。

そこで費用を抑えながらワーホリ生活を送るなら、ノルウェー第2の都市ベルゲンがおすすめ!
ベルゲンは発展した大都市でありながら自然豊かで、「フィヨルドの玄関」とも呼ばれています。

家賃はオスロより4~5万円ほど安いですが、観光都市で外国人向けの求人もあるので、ぜひ滞在先の候補として検討してみてくださいね。

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​費用の計画もしっかり立てて、ノルウェーワーホリを充実させよう!

美しい自然と開放的な文化が融合しているノルウェーでのワーホリ(ワーキングホリデー)は、あなたにとって今までにない冒険や新しい発見の連続になること間違いなし!

ですが、事前にしっかり費用の計画を立てることがより充実したワーホリ生活を送るためには欠かせません。今回ご紹介した初期費用や期間別の費用目安、収入の目安、物価情報を参考に、予定外の出費も考慮したうえで準備を進めてみてくださいね。
しっかり準備を整えて、ノルウェーでのワーホリをエンジョイしてください♪

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