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ノルウェーのワーキングホリデー費用はいくら?

2020.06.23

留学くらべーる編集部

ノルウェーのワーキングホリデー費用はいくら?最低賃金や物価などお金の情報がわかる

自然豊かなノルウェーで、のんびりとしたワーホリ生活を送りたい方はきっと多いことでしょう。
ただ、ノルウェー含め北欧諸国は物価が高く「1年間でどのくらい費用がかかるんだろう?」と不安に感じている方もいるはずです。

こちらでは、ノルウェーワーホリで用意すべき初期費用や1年間に必要な費用の目安、アルバイトの収入目安などをまとめているので、興味がある方は参考にしてくださいね!

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ノルウェーワーキングホリデーの初期費用

出発前の費用
79万円

ノルウェーでワーキングホリデーをするために必要な費用は、約79万円です。

費用は現地での過ごし方や渡航時期によっても変わってきますが、

  • 出発前に必要な費用:約37万円
    (パスポート申請料・ビザ申請料・渡航費・海外保険料など)
  • 渡航後3ヶ月分の生活費:約42万円
    (食費・滞在費・おこづかいなど)

の計79万円ほどの準備があれば、今からワーホリビザの申請を行ってもスムーズに準備を進められるでしょう。

ただし、渡航後すぐに仕事が見つからなかったり、語学学校に通ったりする場合は、さらに準備が必要です!
現地で焦らなくても済むように、予算は多めに考えておくことをおすすめします。

出発前に必要な費用(約37万円)の内訳

項目 費用の目安
パスポート申請料 約1.6万円
ビザ申請料 6,300クローネ(約7万円)
渡航費(片道) 約8万円
海外保険料 約20万円

パスポート申請料

年齢 有効期限 手数料
12歳以上 5年間 11,000円
20歳以上 10年間 16,000円

パスポートは有効期限や作成時の年齢によって費用が変わります。
10年間有効なパスポートのほうが割安なので、20歳以上であればそちらを作成するのもおすすめです。

ノルウェーワーホリのビザ申請には、パスポートの原本と使用済みページのコピーが必要です。
すでにパスポートをお持ちの方も、有効期間が迫っている場合は早めに更新手続きを済ませるようにしましょう。

参照:外務省

ビザ申請料

ノルウェーのワーホリビザを取得するためには、6,300クローネ(約7万円)の申請料を支払わなければいけません。

申請は、VFS GLOBALビザセンターへ訪れる前に「Application portal」というWebサイトを確認しながら進めていきます。
支払いの際にはクレジットカードの番号が必要となるため、手元に準備してから手続きを開始しましょう。

また、VFS GLOBALに訪問した際には、別途手数料や書類の郵送料などが必要となります。
ノルウェーワーホリのビザ情報は更新される可能性が高いので、常に最新の情報をチェックするようにしてくださいね。

参照:VFS Global

ノルウェーへの渡航費(片道)

片道の渡航費
6~10万円

ノルウェーへの渡航費は、片道6~10万円ほどです。
ノルウェーのワーホリビザは往路の航空券のみで取得できるので、帰国日が決定してからあらためて復路の航空券を購入するとよいでしょう。

ノルウェーと日本の間には直行便がなく、ロシアやポーランドなどほかの国を経由することになります。
出発都市や出発日、経由国を変えるだけで値段が大きく下がることがあるので、比較サイトを使いながらいろいろなパターンで検索してみてくださいね。

またノルウェーでは、「ノルウェー・エアシャトル」という格安航空会社が人気を集めています。
ノルウェー・エアシャトルは、デンマークやフィンランドなど北欧各都市に発着するので、北欧の国を経由する方は調べてみるとよいですよ!

海外保険料

海外保険料の目安は、1年間で15~25万円です。

ノルウェーワーホリでは、ノルウェー滞在中の全期間を対象とする海外保険への加入が義務づけられ、ビザ申請の際に保険証書の原本とコピーを提出しなければいけません。

世界のなかでもノルウェーの治安や衛生環境はよいほうですが、慣れない海外生活で思わぬトラブルに巻き込まれる可能性はもちろんあります。
事故に遭ったり病気になったりしたときに安心して病院を利用できるよう、保障内容の充実した保険に加入しておきましょう!

海外保険について詳しく知りたい方はこちら

渡航後3ヶ月分の生活費(約42万円)の内訳

項目 費用の目安
滞在費 約24万円(月8万円×3ヶ月)
食費 約9万円(月3万円×3ヶ月)
おこづかい
(交通費・交際費など)
約9万円(月3万円×3ヶ月)

渡航後3ヶ月の生活費の目安は約42万円です。

ノルウェーはワーホリビザの申請条件として、最低33,687クローネ(約37.5万円)の資金があることを挙げています。
ただしこの金額だけを用意した場合、物価が高いノルウェーでは予定よりも早く資金が尽きてしまう可能性も。
仕事もすぐに見つかるとは限らないので、多めに資金を準備しておくと安心ですよ!

語学学校に通う場合は1ヶ月あたりプラス6~13万円が必要

ノルウェーの語学学校の学費は、1ヶ月あたり6~13万円が目安です。

ワーホリでノルウェーに滞在する場合、最長で3ヶ月間の就学が認められています。
ノルウェー語ができると現地で仕事が見つけやすいので、資金に余裕がある方は3ヶ月間みっちりと語学学校で勉強するのがおすすめです!

また費用に余裕がない方は、留学期間や授業数を調整することで学費を抑えられるので、ぜひ複数の学校を調べてみてくださいね。

ノルウェーワーキングホリデーの費用

ノルウェーワーキングホリデーで必要な費用の目安(1年間)

1年の費用
213万円

ワーキングホリデーの場合、現地での過ごし方によって費用が大きく変わってきます。
観光メインであればそれだけ出費も増えますし、現地ですぐに働くのであれば貯金にほとんど手をつけずに帰国することもできるでしょう。

またノルウェーでは、農園での収穫作業の手伝いや、住み込みで出費を抑えつつ収入を得られるオペアなど、さまざまな仕事に挑戦できます。
せっかく海外で就労経験を積むなら、給与の高さだけで決めるのではなく、その国ならではの仕事に挑戦してみるのもよさそうですね!

ワーホリ中に必要となる費用の内訳

項目 費用の目安
出発前に必要な費用
(渡航費・諸手続き・海外保険料)
約37万円
滞在費
(12ヶ月分)
約96万円
(月8万円×12ヶ月)
食費
(12ヶ月分)
約36万円
(月3万円×12ヶ月)
おこづかい
(12ヶ月分)
約36万円
(月3万円×12ヶ月)
航空券(片道) 約8万円
合計の支出 37+96+36+36+8
=213‬万円
アルバイト代
(8ヶ月分)
約192万円
※時給1,500円/月160時間勤務の場合
最終的な合計 (37+96+36+36+8)-192
=21万円

ノルウェーでワーキングホリデーをした場合、1年間の出費目安は約213万円です。
現地で語学学校に通う方は、これに学費を足して計算してみてください。

ノルウェーの給与水準は北欧のなかでも高く、ヨーロッパ各国から出稼ぎ労働者が訪れるほど。
最低賃金である時給1,500円のアルバイトを月に160時間×8ヶ月すれば、約192万円稼げることになります。

ただし、ノルウェーは物価も高いので生活費を上手くやりくりすることが重要!
渡航前に「どのくらい生活費が必要か」を計算し、現地で無駄な出費を増やさないようシミュレーションしておきましょう。

ノルウェーでの滞在費

1年間の滞在費
48~156万円

ノルウェーワーキングホリデーの滞在費は、1ヶ月あたり約4~13万円1年間で48~156万円が目安です。

ノルウェーは家賃の相場が高く、特に首都オスロは東京と同じかそれ以上です。
そのため都市部で生活するなら、アパートに一人暮らしするのではなく、シェアハウスを活用するのが現実的でしょう。
シェアハウスであれば、月4万円~と低価格帯の情報も見つけられます。

また、ノルウェーには季節労働者を募集する農家が多いため、収穫シーズンは農家で仕事をするのもおすすめです。
農家の仕事は住み込みがほとんどで、家賃を支払わなくてよいのが魅力!
生活費を抑えつつ自然に触れあいながら暮らしたい方は、農家の求人をぜひ探してみてくださいね。

ノルウェーでの食費

1年間の食費
24~48万円

ノルウェーの食費は、1ヶ月あたり2~4万円1年間で24~48万円が目安です。

全体的に物価の高いノルウェーですが、食料品には軽減税率が適用されているため、そこまで値段は高くありません。
ですが一方で外食費が高く、レストランで食事すると2,000円程度かかるので、食費を節約するなら外食を控えて自炊メインの生活を心がけるのがおすすめ。

特にビールやワインなどは高級品にあたるので、お酒好きな方もノルウェー生活中は少し控えるとよいですね。

また、ノルウェーでは自炊がおすすめですが、どうしても苦手な方はレストランやカフェで働くのも検討してみましょう。
飲食店の仕事はまかないをもらえることが多く、食費を抑えつつおいしい食事をいただけますよ。

おこづかい(交際費・交通費など)

ノルウェーのワーキングホリデー中にかかる費用としてそのほかに挙げられるのが、交際費や交通費などです。

これらは滞在先から語学学校・職場までの距離や現地で何をするかなどによっても変わってきますが、1ヶ月で2~4万円1年間で24~48万円くらいが目安です。

バス・トラム・地下鉄の定期券の値段は、1ヶ月で1万円ほどです。
ノルウェーといえば壮大な自然が見どころですが、オスロやベルゲンからは公共交通機関を使えば安価に郊外の自然スポットまで行けますよ。

ただ、ノルウェーでは自転車を使う人が多いので、めったに遠出しないのであれば現地で自転車を購入してもよいかもしれませんね。

ノルウェーワーキングホリデーの費用

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ノルウェーワーホリでの収入の目安

出費だけ見ると今から貯金するのは難しそう…と思うかもしれませんが、ワーキングホリデーは現地での就労が認められているのが特徴です。

こちらではノルウェーのワーホリでどのくらいの収入が見込めるのかまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ノルウェーの最低賃金

1時間あたり134.09クローネ(約1,492円)

ノルウェーでは法的な最低賃金が定められていませんが、労働協約を見るとワーホリで人気のホテルやレストランの仕事は、1時間あたり134.09クローネ(約1,492円)以上支払うことが義務付けられています。

職種によって最低賃金が異なるので、そのほかの職種について知りたい方は労働監督局のサイトを確認してみてください。

ノルウェーの給与水準は世界トップレベルの高さで、接客業などの特別な資格が必要ない職種であっても月20万円ほど稼ぐことが可能です。
また土・日・祝日や夜勤は時給が上がる職場が多いため、たくさん稼ぎたい方はシフトの曜日や時間帯を調整することをおすすめします。

ただしノルウェーの職場は、日本のように交通費が補助されることが少ないのが特徴。
そのため仕事探しの際は、あまり遠方の職場を選ばないよう注意してくださいね!

参照:ノルウェー労働監督局

時給135クローネ(約1,502円)で働いた場合の収入例

時給135クローネ(約1,502円)の職場で1日8時間×週に5日働いた場合、1ヶ月(4週間)あたりの総支給額は21,600クローネ(約24万円)です。
ここから税金が差し引かれるため、実際に手元に残る金額はこれよりも少ないことを想定しておきましょう。

またノルウェーにはチップ文化があり、レストランのウェイターやホテルのバトラーなど、職種によってはチップをもらえることがあります。
あまり大きな金額ではないですが、少しでも収入を増やしたい方は接客業にチャレンジしてみるのもよさそうです!

ノルウェーの求人例

職種 給料
牧場の作業員 時給15ユーロ(約1,812円)
施設の清掃員 月給31,000クローネ(約34.5万円)
ホテルのウェイター・ウェイトレス 月給31,500クローネ(約35万円)

ノルウェーワーホリで人気の仕事は、レストランやカフェのスタッフです。 ノルウェー語が話せなくても応募できる職場もあるので、まずはいろいろな求人条件を調べるところから始めてみましょう。

ノルウェーワーホリでは1つの職場で働ける期間が最長6ヶ月と決められているので、複数の仕事に挑戦してみてもよいかもしれませんね。
特に農家の手伝いやツアーガイドなどは、収穫シーズンやバカンスシーズンなど特定の季節に求人数が増える傾向にあります。
1~3ヶ月程度の短期の仕事もあるので、新しい求人がでていないか定期的に求人サイトをチェックしてみてくださいね!

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ノルウェーの物価

ノルウェーの物価

ノルウェーの物価は世界的に見ても高く、特に外食費は日本の倍以上することも。
ノルウェーで生活費を抑えるには、外食やタクシーの利用を控えるなど日々の小さな積み重ねが大切です。

また外食費や交通費のほかに家賃も高いので、予算内で物件を探そうとすると少し苦労するかもしれません。
そのためまずはホームステイを利用しつつ、生活が落ち着いてから、現地の友達に物件を紹介してもらうとよいかもしれませんね。
ノルウェーでは友人を通すとお得に物件を借りられることもあるので、周囲の人に相談してみるのもおすすめですよ!

ノルウェーの物価目安

項目 費用
ペットボトルの水(1.5L) 21.02クローネ(約234円)
マクドナルドのセット 115クローネ(約1,280円)

※2020年6月時点

参考:NUMBEO

地域別の物価目安

項目 オスロ ベルゲン トロンハイム
ワンルームのアパート
※市内中心部
13,104.48クローネ
(約14.6万円)
9,590.86クローネ
(約10.7万円)
10,847.83クローネ
(約12.1万円)
安めのレストランでの食事 180クローネ
(約2,003円)
180クローネ
(約2,003円)
182.50クローネ
(約2,031円)

※2020年6月時点

参考:NUMBEO

首都オスロはノルウェーのなかでも外国人向けの求人数が最も多く、仕事を見つけやすいです。
ですが、物価も高く、出費を抑えながら生活するのは少し難しい傾向にあります。

そこで費用を抑えながらワーホリ生活を送るなら、ノルウェー第2の都市ベルゲンがおすすめ!
ベルゲンは発展した大都市でありながら自然豊かで、「フィヨルドの玄関」とも呼ばれています。

家賃はオスロより4~5万円ほど安いですが、観光都市で外国人向けの求人もあるので、ぜひ滞在先の候補として検討してみてくださいね。

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