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ドイツのワーキングホリデー費用はいくら?

2023.08.28

留学くらべーる編集部

ドイツのワーホリ(ワーキングホリデー)費用がわかる!出発前後の費用や収入の目安も

ドイツでのワーキングホリデーをお考えの方、必見!
こちらでは、ドイツのワーホリに向けて貯金すべき費用やトータルでかかる費用の目安、ドイツでもらえる収入の目安など、ワーホリ費用に関するさまざまな情報をまとめています。

「ドイツにいくらくらい持っていこう…」とお悩みの方も、自分なりの予算を決めるきっかけになるかもしれませんので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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ドイツワーキングホリデーの初期費用

出発前の費用
56万円

ドイツでワーキングホリデーをするために必要な費用は、約56万円です。

費用は現地での過ごし方や渡航時期によっても変わってきますが、

  • 出発前に必要な費用:約20万円
    (パスポート申請料・渡航費・海外保険料など)
  • 渡航後3ヶ月分の生活費:約36万円
    (食費・滞在費・おこづかいなど)

の計56万円ほどの準備があれば、今からワーホリビザの申請を行ってもスムーズに準備を進められるでしょう。

ただし、渡航後すぐに仕事が見つからなかったり、語学学校に通ったりする場合は、さらに準備が必要です!
現地で焦らなくても済むように、予算は多めに考えておくことをおすすめします。

出発前に必要な費用(約20万円)の内訳

項目 費用の目安
パスポート申請料 約1.6万円
ビザ申請料 不要
渡航費(片道) 約8万円
海外保険料 約10万円

パスポート申請料

年齢 有効期限 手数料
12歳以上 5年間 11,000円
20歳以上 10年間 16,000円

パスポートは有効期限や作成時の年齢によって費用が変わります。
10年間有効なパスポートのほうが割安なので、20歳以上であればそちらを作成するのもおすすめです。

また、ドイツのワーホリビザを申請する際にはビザの期限+3ヶ月以上の有効期限が残っているパスポートが必要なので、すでにお持ちの方も必ず確認するようにしてくださいね。

参照:外務省

ビザ申請料

ドイツはワーキングホリデービザの申請料がかかりません。
ですが、遠方にお住まいの場合は、郵送費として下記が必要となります。

  • 大使館で申請する方:520円のレターパック
  • 総領事館で申請する方:宅急便の着払い運賃

特にレターパックは申請時に持参する必要があるため、大使館で申請する方は忘れずに購入しておくようにしてくださいね。

参照:ワーキングホリデー・ビザ | ドイツ連邦共和国大使館・総領事館

ドイツへの渡航費(片道)

片道の渡航費
5~10万円

東京からフランクフルトまでの渡航費は片道で約5~10万円ほどです。
ワーキングホリデーの場合は帰国時期が決まっていないことも多いので、片道分だけの用意でも問題ありません。

ただし、復路の航空券がないときには通常の倍の資金証明が必要となるため、復路便の日時を変更できるオープンチケットをあらかじめ購入しておくのもよいでしょう。

また、渡航先の都市や日本での出発地によっても渡航費は大きく変わってきます。
より具体的な目安を知りたい方は、航空会社のWebサイトや比較サイトなどで実際の価格を確認してみてくださいね!

海外保険料

ドイツのワーキングホリデーで必要な海外保険料の目安は、1年間で5~20万円です。

ドイツの場合、ビザの申請時に全期間(1年間)をカバーする海外保険に加入することを証明できる書類の提出が求められます。

この保険の条件が他の国よりも厳密に定められていることもドイツワーホリの特徴で、医療保険は下記のポイントを満たす必要があります。

  • 歯科の治療にも適用されるもの
  • 女性は妊娠時にも適用されるもの

また、ドイツのワーホリは合わせて旅行賠償責任保険にも加入する必要があるため、しっかり情報を収集して適切な保険を選びましょう。

海外保険について詳しく知りたい方はこちら

渡航後3ヶ月分の生活費(約36万円)の内訳

項目 費用の目安
滞在費 約18万円(月6万円×3ヶ月)
食費 約9万円(月3万円×3ヶ月)
おこづかい
(交通費・交際費など)
約9万円(月3万円×3ヶ月)

渡航後3ヶ月の生活費の目安は約36万円です。

ドイツはワーキングホリデービザの申請条件として、「最低2,000ユーロ(約24.4万円)の資金証明を提出すること」を挙げています。
また、帰国用の航空券がない場合には、その倍の資金が必要です。

現地では思いがけない出費が発生することもあるので、ビザの条件はあくまでも目安として、十分に資金を用意するようにしてくださいね!

語学学校に通う場合は1ヶ月あたりプラス3万円~が必要

項目 費用の目安
入学金 約1,200~7,000円
学費
※1ヶ月あたり
2.5~14万円
1ヶ月の合計 約3~15万円

※別途、冊数や期間に応じた教材費や手数料が必要です。

ドイツのワーホリビザには就学期間の制限がないため、語学学習のプランも自分の語学力に合わせて自由に組むことができます。

ドイツはどの教育機関を選択するかによって費用差が大きいのが特徴。
たとえば私立の語学学校は1週間あたり120~300ユーロ(約1.4~3.6万円)ほどですが、VHS(Volkshochschule:市民大学)という市民のための教育機関がは1ヶ月200ユーロ(約2.5万円)と格安で利用できます。

できるだけ費用を抑えたい方はVHSがおすすめですが、それぞれにメリット・デメリットがあるのでぜひ自分にぴったりの学校を選んでくださいね!

ドイツワーキングホリデーの費用

ドイツワーキングホリデーで必要な費用の目安(1年間)

1年の費用
172万円

ワーキングホリデーの場合、現地での過ごし方によって費用が大きく変わってきます。
観光メインであればそれだけ出費も増えますし、現地ですぐに働くのであれば貯金にほとんど手をつけずに帰国することもできるでしょう。

ドイツは生活に必要な日用品や雑貨、食料品の値段があまり高くなく、たとえ首都のベルリンであっても、家賃や食費、交通費などを含めて10万円以内で済ませられることも多いです。

下記ではワーホリ費用の細かな内訳をご紹介しているので、「これならできそう!」という節約ポイントをぜひ見つけてみてくださいね!

ワーホリ中に必要となる費用の内訳

項目 費用の目安
出発前に必要な費用
(渡航費・諸手続き・海外保険料)
約20万円
滞在費
(12ヶ月分)
約72万円
(月6万円×12ヶ月)
食費
(12ヶ月分)
約36万円
(月3万円×12ヶ月)
おこづかい
(12ヶ月分)
約36万円
(月3万円×12ヶ月)
航空券(片道) 約8万円
合計の支出 20+72+36+36+8
=172万円
アルバイト代
(8ヶ月分)
約154万円
※時給1,200円/月160時間勤務の場合
最終的な合計 (20+72+36+36+8)-154
=18万円

ドイツでワーキングホリデーをした場合、1年間の出費目安は約172万円です。

ですが、現地で時給1,200円の仕事を月に160時間×8ヶ月することができれば、最終的な出費は20万円弱に抑えることもできるでしょう。

ただし、上記は語学学校に通わないときの費用目安なので、「現地でドイツ語を学びたい!」ということであればさらに出費が増えることをお忘れなく!
ワーホリの予算を組み立てるときには、まず自分なりのスケジュールを考えてみてくださいね。

ドイツでの滞在費

1年間の滞在費
48~120万円

ドイツワーキングホリデーの滞在費は、1ヶ月あたり約4~10万円、1年間で48~120万円が目安です。

ドイツでの代表的な滞在方法に、WG(Wohngemeinschaft:ルームシェア)がありますが、WGであれば、ホームステイや1人暮らしより比較的家賃を抑えることができます。

また、ドイツで住まいを見つけるのはかなり大変なので、早いうちからインターネットなどで情報を集めておくことをおすすめします!
ドイツは魅力的な都市が多いので、予算と相談しながら素敵な滞在先を見つけてくださいね。

ドイツでの食費

1年間の食費
24~48万円

ドイツワーキングホリデーでかかる食費は、1ヶ月あたり2~4万円、1年で24~48万円が目安です。

ドイツは食料品が安い傾向にあるため、自炊中心の生活を心がければ食費は十分に節約することができます。
ですが、外食は1食あたり1,000円以上かかるところも多いため、外食と自炊のバランスを考えながら食費を抑えていくようにしましょう。

また、ドイツはリサイクルの考えが根付いており、飲み終えた瓶・缶・ペットボトルを返却すると8~25セント(約11~34円)ほどの返金が受けられるという仕組みもあります。
たとえばペットボトルを10本ほどまとめて返却するだけで300円ほど戻ってくるので、ぜひ活用してくださいね!

おこづかい(交際費・交通費など)

ワーキングホリデー中にかかるそのほかの費用として、交際費や交通費が挙げられます。
これらは滞在先から語学学校・職場までの距離や現地で何をするかによっても変わってきますが、1ヶ月あたり2~4万円、1年で24~48万円くらいが目安です。

また、せっかくドイツに来たのならドイツの文化も楽しみたいですよね!
ドイツには美術館や世界遺産、ビールなどの楽しみが豊富にあります。
交際費をしっかり確保するためにも、上手にやりくりしながらドイツ生活を送っていきましょう!

ドイツワーキングホリデーの費用

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ドイツワーホリでの収入の目安

出費だけ見ると「今から貯金するのは難しそう…」と思うかもしれませんが、ワーキングホリデーでは収入を得ながら現地に滞在することが可能です。

こちらでは、ドイツの最低賃金や求人例をご紹介しているので、実際にどのくらいもらえるのかぜひチェックしてみてくださいね!

ドイツの最低賃金

 1時間あたり9.19ユーロ(約1,117円)

2019年12月時点でのドイツの最低賃金は、1時間あたり9.19ユーロ(約1,117円)です。

ドイツの最低賃金は年々上昇しており、2020年には9.35ユーロ(約1,136円)にアップすることが発表されています。

また、介護や建築、清掃業など業種によっても最低賃金が変わるため、ドイツでどんな仕事に就きたいか決まっている方は、その仕事の最低賃金を調べてみるのもおすすめですよ!

参照:Mindestlohn | ドイツ連邦労働社会省

最低賃金で働いた場合の収入例

時給9.19ユーロ(約1,117円)の職場で1日8時間×週に5日働いた場合、1ヶ月(4週間)あたりの総支給額は1470.4ユーロ(約17.9万円)となります。

ここから税金が引かれていくため、そのまま収入になるわけではありませんが、それでもかなりの金額ですよね!

また、レストランやカフェでアルバイトをすればチップをもらえることもありますし、専門的な知識が求められる職業だと時給が15ユーロ(約1,820円)ほどとさらに高いところも!

働き方によってはある程度の収入を見込めるので、食費や滞在費分であれば十分にまかなうことができますね!

ドイツの求人例

職種 給料
レストランのスタッフ 時給9.19ユーロ(約1,117円)
ワイン造りのスタッフ 時給9.35ユーロ(約1,136円)
ラーメン屋スタッフ 月給450ユーロ以内(約5.5万円)
※ミニジョブの場合
IT技術者 月給2,300ユーロ(約27.9万円)

ワーキングホリデーで働けるお仕事は飲食店や土産店のほかに、日系企業の事務や美容師アシスタントなどがあります。

ドイツ語に慣れるまでは日本食レストランで働く人も多いですが、どのような職場でも英語力がないと意思疎通が難しいです。
ドイツではドイツ語か英語ができないと仕事の幅が減るので、まずは語学学校などで言語をしっかり学べる期間を設けておくと安心ですね!

また、ドイツのワーキングホリデーは、1つの職場で働ける最長期間が6ヶ月と定められているため、求人によっては「ワーキングホリデーは不可」と書かれているものもあります。
カナダやオーストラリアで人気のオーペアもドイツのワーホリビザでは行うことができないので、注意してくださいね。

ドイツでの仕事の探し方について詳しく

収入から引かれる税金について

日本と同様、ドイツでも収入に応じて所得税が引かれます。

所得税の税率は収入額によって異なりますが、年収が9,169ユーロ(約111.5万円)までであれば所得税は引かれません。
ただそれ以上になると所得税率は14~45%と給与額によって変動していきます。

また、所得税以外にも健康保険や介護保険などが引かれますし、キリスト教の方だけが引かれる教会税というドイツらしさを感じられる税金もあります。

ドイツは収入に対して引かれる税額が大きく、予想以上に収入が少なくなってしまうケースもあるため、税制についてはしっかり理解したうえで渡航するようにしたいですね。

ミニジョブについて

ドイツの求人を見ると、雇用形態が「ミニジョブ」と書かれているものもありますが、このミニジョブとは月収450ユーロ(約5.5万円)を超えない範囲で働く雇用形態を指す言葉です。

ミニジョブであれば給与から所得税や保険料が引かれないというメリットがあり、ワーホリメーカーの中にはこちらの働き方を選択する方もいます。

ドイツでは引かれる税金の額が大きいため、中途半端に収入を得てしまうと結果的に負担が増え、450ユーロ以下の収入になることも。
ミニジョブをお考えの方は、面接の時点で勤務日数や時間を必ず確認するようにしてくださいね。

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ドイツワーキングホリデーの費用

ドイツの物価

ドイツはヨーロッパの中でも比較的物価の安い国です。

消費税は19%と日本よりも高いですが、食料品や本など軽減税率が適用されるものもあり、これらは7%の消費税で購入することができます。

また、「ドイツと言えばビール!」という方も多いですが、ドイツはビールがかなり安く、瓶ビールでも1本あたり1ユーロ以下(約121円)で買うことができるんです!

食料品も安く、自炊中心であればかなり費用を節約できるので、ぜひおうちパーティーなどを楽しんでみてくださいね!

ドイツの物価目安

項目 費用
ペットボトルの水(1.5L) 0.39ユーロ(約47円)
マクドナルドのセット 8.00ユーロ(約972円)

※2019年12月時点

参考:NUMBEO

地域別の物価目安

項目 ベルリン フランクフルト ミュンヘン
ワンルームのアパート
※市内中心部
901.74ユーロ
(約10.9万円)
997.58ユーロ
(約12.1万円)
1,195.48ユーロ
(約14.5万円)
安めのレストランでの食事 8.00ユーロ
(約971円)
10.00ユーロ
(約1,214円)
12.00ユーロ
(約1,458円)

※2019年12月時点

参考:NUMBEO

首都というと物価の高いイメージがありますが、ドイツの場合はベルリンのほうが意外と物価が低い傾向にあります。
ベルリンは交通の便も整っており、仕事も他の都市より探しやすいので、ワーキングホリデーの渡航先にお悩みの方は、まずベルリンに滞在するのもおすすめです。

ただし、ベルリンは滞在先を見つけるのが難しく、なかなかスムーズにいかない方も多いです。
住むところを確実に決めておきたい方は、まず語学学校に入って学生寮やホームステイを利用するのもよいでしょう。

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ドイツのワーキングホリデープログラム

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