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【2021年版最新情報】イギリスのワーキングホリデービザ

2021.07.01

留学くらべーる編集部

【2021年版最新情報】イギリスのワーキングホリデービザ

限られた人数にだけ発行されるイギリスのワーキングホリデービザ(YMSビザ:Youth Mobility Scheme)は、最大2年間滞在できることや就労・就学の期間に制限がないことなど、他の国にはない魅力がたくさん!
こちらでは、そんなイギリスのワーホリビザに関する最新情報や申請方法などご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね!

イギリスワーホリ最新情報!2021年はYMSビザの抽選を実施

2021年はYMSビザの抽選を実施
例年2回に分けて抽選が行われるイギリスのYMSビザですが、2021年も1月および7月に実施されました。ただし2021年は1,000名だった抽選枠が1,500名に拡大され、1月に800名、7月に700名が選ばれています。
今年の申請期間はすでに終了していますが、最新の情報を知りたい方は留学エージェントなどにもお問い合わせください。
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イギリスのワーキングホリデービザについて

ビザ取得のしやすさ 概要
ビザは抽選制!
発給人数も限られているので、申請はお早めに

イギリスのワーキングホリデービザは、正確に言うとYouth Mobility Scheme visa(T5)というビザです。
たとえば就労が前提とされていたり最大2年間滞在できたりなど、他の国のワーホリビザと異なる点があるので、しっかり理解しておきましょう。

また、イギリスのワーキングホリデービザは、抽選制で発給人数も限られています。
手続きはビザ申請センターで行うので、ビザに関する準備は計画的に行ってくださいね。

イギリスのワーキングホリデービザ概要

条件 内容
対象年齢 18~30歳
※申請時
申請可能時期 当選時期によって異なる
年間発給人数 1,500人
※2021年度の場合
抽選 or 先着 抽選
滞在可能時間 最大2年間
就学できる期間 制限なし
就労できる期間 制限なし
ビザ申請方法 抽選に当選
⇒イギリス大使館HPからオンライン申請
⇒ビザ申請センターにて手続き
ビザ申請料 244ポンド(約3.7万円)

イギリスのワーキングホリデービザで可能な滞在期間

イギリスのワーキングホリデーは、2年間の長期滞在が可能!

ほとんどの協定国が滞在期間を1年間としている中、イギリスのワーキングホリデーでは2年間の滞在が認められています。
ビザの延長自体はできませんが、最初から2年間もの滞在期間が与えられていることは嬉しいですよね!

さらに、イギリスのワーキングホリデーでは就学や就労の期間にも制限がないので、自由なプランを立てられます。
英語をみっちり学ぶのも、現地の仕事をたくさん体験するのもあなた次第♪

自分だけのイギリスワーキングホリデーを叶えていきましょう!

イギリスの学生ビザとワーキングホリデービザの違い

「語学を学びながら、働く時間もたくさんほしい」という場合には、ワーキングホリデービザがおすすめ!
2つのビザではできることに微妙な違いがあるので、こちらでチェックしてみましょう♪

  学生ビザ ワーホリビザ
語学学校
大学などに進学 ×
就労
※ビザの種類によって異なる
申請費用 348ポンド
(約5.3万円)
※イギリス国外で申請する場合
244ポンド
(約3.7万円)
滞在可能期間 コースによって異なる 2年

イギリスのワーキングホリデービザ申請方法

ワーキングホリデービザ申請条件

こちらでは、イギリスワーキングホリデービザを申請する際の条件や必要書類、流れなどをご紹介します。
ただしビザの情報は情勢などによって変更となる可能性があるため、最新情報は留学エージェントなどにご確認ください。

ワーホリのエージェントについて詳しく知る

ワーキングホリデービザ申請条件

  • 日本国籍を有すること
  • 申請時の年齢が18~30歳であること
  • 過去にワーキングホリデーでイギリスに滞在していないこと
  • 申請時に2,530ポンド(約38.4万円)の資金を証明できること
  • 申請時に申請料244ポンド(約3.7万円)と保険料940ポンド(約14.3万円)を支払えること
  • イギリス国外で申請すること
  • 子どもを同伴しないこと

ワーキングホリデービザ申請に必要なもの

イギリスのワーキングホリデービザを申請するときには、以下の書類がそろっているかをチェック!
そろえるものが多い分、提出不足がないように確認をしっかり行いましょう。

必要なもの 概要
パスポート 有効期限が6ヶ月以上、2ページ以上の空白があるもの
※古いパスポートも必要
パスポートのコピー 顔写真ページのA4カラーコピー
資金証明 本人名義の
・預金通帳
・英文残高証明
・英文取引明細書(バンクステートメント)
のいずれかに、最低2,530ポンド(約38.4万円)の資金
写真 パスポートサイズの証明写真
※申請する国によっては不要
メールのコピー 抽選当選の際に届いたメール
ビザ申請書 オンラインで作成した申請書(VFS9)
予約票 ビザ申請予約確認書
クレジットカード Visa / MasterCardもしくはPayPal
申請料 244ポンド(約3.7万円)
※クレジットカード支払い。オンライン作業時に必要
チェックリスト 必要書類確認のためにチェックするリスト
※署名欄への記入は担当者の目の前で行う

イギリスのワーキングホリデービザ申請の流れ

イギリスのワーキングホリデービザ申請の流れ

STEP1:期限内に応募用のメールアドレスへメールを送信

応募できる期間は48時間だけですが、応募方法はメールを送るだけなので、例年多くの方がイギリスのワーホリビザに挑戦します。

抽選に受かり申請可能になる人の選別基準はランダムですが、メールに明記すべき必要事項が書かれていないと応募の段階で抽選から外れてしまうことになりかねません。

記入漏れがないように一つひとつ丁寧に確認しながら応募に臨みましょう!

①メールの件名に記載すべき情報
イギリスのワーホリビザの応募は、送信するメールの件名も指定されています。
以下の3つを必ず明記するようにしましょう。

  • 申請者の氏名(パスポートと同じ表記のもの)
  • 生年月日
  • パスポートの番号

応募方法はメールを送るだけですが、メールの本文にはパスポートの番号も必要です。
いざメールを送るというときに焦らなくてもよいよう、パスポートを早めに用意しておくようにしましょう!

【記載例】
SUZUKI Miyu - 31/03/2000 - Passport123456789

②メールの本文に記載すべき情報
メールの本文には、以下の4つの情報を記載します。
件名と同じ情報も含まれていますが、漏らさずに書くようにしましょう!

  • Name(名前)
  • Date of birth(生年月日)
  • Passport Number(パスポートの番号)
  • Mobile phone number(携帯電話番号)

イギリス政府の募集要項にもありますが、メールは1通のみしか送れません
下記はあくまでも記載例なので、自分でメールを送る際にはコピーミスなどがないか、必ず確認するようにしてください。

【記載例】
Name: SUZUKI Miyu
Date of birth: 31/01/1995
Passport Number: TH123456789
Mobile phone number: 090-1234-5678

③件名・本文を作成したら、メールを送りましょう
件名・本文の作成が完了したら、あて先を入力しましょう。
誤って途中送信しないためにも、件名・本文を記載してからEメールアドレスを入れることをおすすめします!

【メールアドレス例】
Japan.YMS2021★fcdo.gov.uk

※メール送信時には、★を@に変換します

④メールの送信が完了したら…
期間内にメールを送信したら、確認のための自動返信メールが届きます。

ですが、携帯電話のキャリアメールアドレスの場合は迷惑メール設定によって自動返信メールが届かない可能性もあります。
携帯電話のメールアドレスを利用してメールを送るよりも、PCメールアドレス(yahooやGmailなど)を利用したほうが安心です。

また、自動返信メールが【迷惑メールフォルダ】に振り分けられることもあるので、もし通常フォルダに届いてない場合は、そちらも確認するようにしましょう。

メールの送信が完了後

STEP2:当選メールが届いたら、オンラインビザ申請書(VFS9)を作成

イギリスワーキングホリデービザの当選メールが届いたら、指定された期限までにオンラインでの申請とオンラインでの申請料金の支払い(クレジットカードのみ)をしなければなりません

この期日を過ぎると、自動的に当選が取り消されてしまいます。

オンライン申請にはアカウント登録が必要なので、氏名や連絡先、パスワードなどを入力してアカウント作成をしましょう。

オンラインでの作業は、

  • ビザ申請書の作成
  • ビザセンターへの来館予約
  • 英国健康保険料(NHS)の支払い
  • ビザ申請料の支払い
  • ビザ申請書と予約票の印刷

です。

また、申請書の修正を行う場合はオンライン上でのやり直しが原則です。
ただし、申請料金支払い期限以降に申請書の修正が発生した場合は、印刷した申請書に二重線を引く手書き修正を行ってください。

印刷後の修正時には、修正箇所の横に来館予約日パスポートと同じサインの記載が必要です。

STEP3:必要書類を準備してイギリスビザ申請センターへ

オンラインで作成したビザ申請書などの必要書類を準備して、予約日にイギリスビザ申請センター(東京または大阪)で申請手続きをします。

ビザ申請センターでは指紋採取や顔写真撮影をして生体認証情報を登録し、準備した必要書類を提出。
申請者本人の来館が必要で、入館時には氏名と当選したメールアドレスのチェックがあります。

また、2018年度から新しい申請システムにてビザ申請を行った場合、チェックリストの持参が必要になります。
チェックリストは申請センターにて署名が必要な書類なので、無記名のままで準備しましょう。

なお、申請書類の提出は申請料金を支払ってから90日以内にを行う必要があります。
申請書類には資金証明も必須なので、早めに費用を用意しておくと良いですね!

ビザの申請に必要な書類に関しては、ビザ申請方法 項目の「ワーキングホリデービザ申請に必要なもの」をご参照ください。

STEP4:パスポートの受け取り

イギリスビザ申請センターでの手続き後、イギリス大使館から審査完了のお知らせメール(英語)が届くので、パスポートを取りに行きましょう。
ビザ申請から1~2週間、長くても1ヶ月くらいで発行されているようです。

パスポートの受け取りには、申請時にもらうイギリスビザ申請センターのスタンプが押されたパスポート顔写真ページのコピーを持参します。
申請者本人が受け取ることが基本ですが、親族や友人、旅行会社、ツアーオペレーターが受け取ることもできます。

代理人が受け取る場合には、委任状と代理人の写真付身分証明書のコピーが追加で必要です。

ビザ申請センターでの受け取りが難しい場合には、有料ですが郵送してもらうこともできます。
郵送希望の場合には、ビザ申請時に窓口で申込みします。

STEP5:イギリス国内で在留許可証(ビザ)を受け取る

ワーホリビザを申請して無事に取得できたとしても、日本国内ではビザの発行がされません。

その代わりにVignette(ヴィネット)という30日間の滞在許可証が貼られるので、ワーホリであっても、まずはVignetteを利用して入国することになります。
滞在許可は、渡航予定日から30日間です。

そして、入国後にイギリス国内の郵便局で在留許可証を受け取るという形になります。
この在留許可証は生体認証付きで、「バイオメトリック・レジデンス・パーミット(BRPs)」と言われています。

在留許可証は、入国後10日以内に取得しなければならないので、早めに確認しておくようにしてくださいね!

●30日を過ぎる場合は再申請(=Vignette Transfer)ができる
入国期限の30日以内にイギリスに入国できなければ、再申請を行う必要があります。
※189ポンド(約27,400円)必要

この再申請のことをVignette Transferと言い、ワーホリビザの渡航予定を延期したい場合には利用することができます。

ただし、ビザの有効期限が延長されるわけではないので、渡航予定が遅くなっただけ滞在期間が短くなるということに気をつけましょう!

イギリスのワーキングホリデービザ申請の注意点

イギリスのワーキングホリデービザ申請の注意点

最後に、イギリスワーキングホリデービザ申請の注意点を紹介します。
競争率が高いイギリスのワーキングホリデーならではの注意点もあるので、要チェックです!

詐欺に気をつけよう!

「イギリスワーキングホリデービザの取得を代行します」
「イギリスワーキングホリデービザが取得しやすい方法を教えます」
「キャンセルが出たので、再募集します」

などのメールや広告には要注意です!

まず、イギリスのワーキングホリデービザの応募や申請ができるのは本人のみです。
抽選もランダムなので、意図的に操作はできません。
また、キャンセル待ちに関する情報は一切公開されていません。

当選メールを装った詐欺メールもあるので、送信元のアドレスはしっかり確認するようにしましょう。

オンライン申請前には「入国予定日」と「滞在先」を決めておこう

オンラインでのイギリスのワーキングホリデービザ申請書(VFS9)の作成時には、必ずイギリスへの入国予定日滞在先を決めておく必要があります。

ビザの申請は、入国希望日の6か月前からしか受け付けしてもらえないので、ワーキングホリデーでイギリスに行きたい日から遡って計算するようにしましょう。
ただし、この6か月前というのはビザ申請料の支払い日からになるので注意してください。

また、滞在先は1泊のホテルでもOKです。
存在しない住所や虚偽報告をすると、ビザ申請を却下されてしまうので気をつけてくださいね!

確実なビザ取得のためには、エージェントを利用するのもアリ!

イギリスのワーキングホリデービザは、抽選への参加からビザの受け取りまで、いくつかの段階を踏む必要があります。
手続きの途中でミスをしてしまうと、ビザの申請がおりずに「せっかく抽選に通ったのに…」と残念な思いをする可能性も!

ビザの発給数が少ないイギリスのワーキングホリデーは、とっても貴重なチャンス!
最初のステップから失敗しないためにも、自分だけでの申請が不安なときはエージェントへ手続きをお願いするのもおすすめです。

「何から行動をはじめればいいか分からない…」という方は、まずは無料の資料請求で情報を集めていきましょう♪

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イギリスのワーキングホリデービザのよくある質問

Q.イギリスのワーホリのビザって申請にどれくらい時間がかかりますか?

イギリスのワーキングホリデービザは、抽選への参加から申請書の作成、申請センターでの手続きなどすべきことがいくつかあります。

抽選からビザの審査完了までにかかる期間は、平均して1ヶ月前後。
途中で手続きのトラブルが起きることも予想されるので、余裕をもって2~3ヶ月ほどを見込んでおきましょう。

イギリスのワーキングホリデーは、申請料金の支払いや書類提出などの期限が細かく定められているので、きちんと把握しながら手続きを行っていきましょう!

Q.ビザを申請するのに英語力(語学力)は必要ですか?

イギリスのワーキングホリデービザは難しい手続きがあるわけではなく、申請の段階で特別な英語力を求められることもありません。

必要な書類やパスポートをしっかりそろえておけば申請もスムーズに進むので、提出書類の漏れがないことをきちんと確認しておきましょう!

ただし、イギリスのワーホリビザは他の国よりも仕事メインのビザであることも忘れてはいけません!
英語力があることで仕事の幅がぐっと広がるので、日本にいるうちから勉強しておくことをおすすめします♪

Q.ビザ申請の審査は厳しいですか?

イギリスだけでなく、ワーキングホリデー協定国ではビザ申請をするにあたっていくつかの条件が定められています。
所持資金や航空チケット代に関しても、ほとんどの国で条件が明示されています。

条件に不適当な部分があれば、「ワーキングホリデーにふさわしくない」と見なされ、ビザが発給されない可能性も…!

ワーキングホリデーの最初のステップでもあるビザ申請。
イギリスのワーホリビザは当選することがまず難しいので、当選した後の申請でつまずくことのないように、申請条件をしっかりとクリアできるようにしておきましょう。

Q.滞在期間の延長はできますか?

イギリスでのワーキングホリデー滞在期間は2年間と決められており、2年以上の延長はできません。

2年を越えての滞在を続けたいときは他の種類のビザへ切り替える必要がありますが、切り替えられるビザとしては就労ビザ(Tier 2)が挙げられます。

ただし、Tier 2ビザへの切り替えの条件は年々厳しくなっています。
切り替えを希望するときは、自分が条件を満たしているかということをきちんと確認するようにしてくださいね。

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